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研究紹介

人間文化学科:言語コース

アーウィン マーク Mark IRWIN

専門領域:歴史言語学、社会言語学、日本語史、日本語音韻学

研究テーマ:言語と社会の接点について 〜現在と過去の研究〜

音韻変化や語彙使用を通して日本語を探検する

 世界中で約6000の言語が現存していると言われています。研究分野の歴史言語学とは、まだ存在している言語の歴史を探検し、絶滅した言語の歴史を再現することにあります。言語の歴史といえば、言語学理論的な歴史と社会と言語の関わりについて研究する社会言語学的な歴史もあります。説明するまでもなく、この研究分野は極めて膨大で、 研究者一人では上っ面を一通り撫でるのが関の山です。英語母語話者の私としては、16世紀半ばからの「南蛮船」外来語、江戸時代とほぼ平行する「蘭学」外来語、明治維新以降の「西洋」外来語、戦後の英語外来語や和製英語の氾濫という日本語史の一つの局面は、アンバリーバブルにエキサイティングなテーマなのです。外来語の歴史だけでなく、その音韻的、形態的、表記的及び社会的な局面も含めて、初めての英語版『Loanwords in Japanese』の書籍に現在取り組んでおり、2010年頃に出版される予定です。

注目の著書・論文

  • 「Rosen's Rule」、『A Rendaku Encylopedia』, ed. Vance, Timothy & Irwin, Mark, Berlin: Mouton de Gruyter, 2016年予定
  • 「The Rendaku Database」、『A Rendaku Encylopedia』, ed. Vance, Timothy & Irwin, Mark, Berlin: Mouton de Gruyter, 2016年予定
  • 「No English Spoken Here: The Prohibition on English in Japan 1940-45」, 『Japanese Sociohistorical Linguistics』, ed. Mark Irwin & Matthew Zisk, Berlin: Mouton de Gruyter, 2016年予定
  • 「English Loanwords」、『The Handbook of Japanese Lexicon and Word Formation』, ed. Tarō Kageyama & Hideki Kishimoto, Berlin: Mouton de Gruyter、2015年予定
  • 「Rendaku Lovers, Rendaku Haters and the Logistic Curve」、『Japanese/Korean Linguistics 22』, ed Giriko, Mikio; Kanzaki, Kyoko; Nagaya, Naonori & Takemura, Akiko. Stanford: CSLI Publications, 2014年予定
  • 「Rendaku Across Duplicate Moras」、国立国語研究所論集 7:93、2014年
  • 「Late Middle Japanese」(共著、Nic Tranter編『The Languages of Japan and Korea』,Routledge出版社、ロンドン、2012年)
  • 「Rendaku Dampening and Prefixes」、国立国語研究所論集 4:27-36, 2012年
  • 「Loanwords in Japanese」(単著、Brill出版社、ライデン、2011年
  • 「Rendaku-Based Lexical Hierarchies in Japanese」(単著、『Journal of East Asian Linguistics』第14号、2005年)
研究必須アイテム

パソコン、電子辞書、ブラック珈琲(珈琲はアラビカに限ります)

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