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研究紹介

人間文化学科:グローバル文化学コース

相沢 直樹 AIZAWA Naoki

専門領域:ロシア文学、比較文学

研究テーマ:『その前夜』の研究─ツルゲーネフの原作から『ゴンドラの唄』まで

19世紀ロシア文化と現代との接点をさぐる

 私は主に19世紀のロシアの作家ツルゲーネフの長篇小説『その前夜』を中心に、その作品世界の謎解き(どういう仕掛けがあるか)と影響関係(ヨーロッパの先行作家から受けた影響や同時代の文化の反映、また逆に後世の外国文学への影響)、受容(日本や世界でどう受け止められてきたか)などを研究しています。『その前夜』自体はそれほど有名な作品ではないかも知れませんが、大正時代のわが国で島村抱月率いる芸術座が、松井須磨子という当時の人気女優の主演で舞台化したことがあります。「いのち短し、恋せよおとめ」と歌う『ゴンドラの唄』は、実はこのお芝居の劇中歌として生まれました。この歌について調べていると、外国文化受容に伴う様々な問題や当時のわが国の文化状況などが見えてくるので、比較文学的見地からも大変興味深いです。

注目の著書・論文

  • 「三つの『その前夜』 ──明治期におけるツルゲーネフの翻訳と受容をめぐって ── 」(『図説翻訳文学総合事典』第5巻,大空社,2009年)
  • 「『ゴンドラの唄』考」(山形大学紀要(人文科学)第16巻第3号,2008年)
  • 「スキアヴォーニに死す ─ ツルゲーネフの『その前夜』と「魔法の街」ヴェネツィアについて ─」(『ロシア文化の森へ ─ 比較文化の総合研究 (第二集)』ナダ出版センター,2006年)
研究必須アイテム

翻訳などでスタイルやニュアンスの微妙に異なる日本語の表現を考える時に類語辞典は威力を発揮します。USBメモリは研究室と自宅のパソコンのデータをシンクロさせるのに使います。

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