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研究紹介

人間文化学科:言語コース

池田 光則 IKEDA Mitsunori

専門領域:言語学

研究テーマ:語順の歴史的変化とその要因

語順は変わる

 日本語は、文献が残っている最古の時代から「語順」に関してほとんど変化が見られません。しかし、ヨーロッパの言語を歴史的に遡ると、主語(S)、動詞(V)、目的請(O)の語順に関して、現代の語順と異なる語順であった言語があります。英語やドイツ語も語順が変化した言語の一つです。たとえば、現代英語はSVOが基本語順ですが、昔の英語には従属節などで日本語と同じSOVの語順も見られました。
 私は、様々な時代のドイツ語で書かれた文献からデータを集めて分析し、ドイツ語と系統的に関係がある古い時代の他のヨーロッパ諸言語とも比較しながら、実際に語順がどのように変化していったのかを調べ、語順が変化する要因を探っています。その際に、「SVO語順の言語は前置詞を持ち、SOV語順の言語は後置詞(日本語の格助詞は後置詞に相当)を持つ」等という他要素の語順との相関関係も視野に入れ、考察の手がかリとしています。

注目の著書・論文

  • 様々な時代のドイツ語やヨーロッパ諸言語のテキスト、文献を読み解くための文法書・辞書
研究必須アイテム

『ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク リヴァリーンとブランシェフルール』(大学書林、1992年、共著)[中世ドイツ文学の叙事詩の文法的分析と注釈を主な内容とします]

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