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研究紹介

人間文化学科:文化解釈学コース

清塚 邦彦 KIYOZUKA Kunihiko

専門領域:哲学

研究テーマ:言葉と画像の意味論に関する哲学的研究

意味理解、その原理を追及する

 私たちはふだん、言葉に意味があるのは当然と考えていながら、言葉の意味とは何かと問われると答えにつまります。それはちょうど、人に心があることを当然と考えていながら、心とは何かという問いには口ごもるのと、似た事情です。脳の内部をていねいに調べても、「これが心だ」と言えるような事物は見あたらないのと同様、人々が発する音声や書き記した文字をていねいに観察しても、そこに「これが意味だ」と指し示せるような事物が見出されることはありません。
 では、私たちが言葉を聞いて「わかった」と思うときに起こっているのは、どんなことなのでしょうか。言葉にかぎらず、踊りや音楽を見聴きして分かったり分からなかったりするというのは、どういうことなのでしょうか。心や言葉と関わるこうした初歩的な疑問から出発して、意味理解とは何かについて原理的な考察を行なうことが、私が取り組んでいる言語哲学や哲学的記号論と呼ばれる分野の基本課題です。

注目の著書・論文

  • 著書:『フィクションの哲学』勁草書房、2009年
  • 翻訳書:D・デイヴィドソン『主観的、間主観的、客観的』春秋社、2007年
  • 論文「意味と含み」『ひつじ意味論講座6』、2012年
研究必須アイテム

英国Blackwell社刊行Blackwell Philosophy Anthologies
テーマ別に編まれた重要論文の手頃なアンソロジー叢書

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