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研究紹介

人間文化学科:言語コース

鈴木 亨 SUZUKI Tōru

専門領域:英語学

研究テーマ:英語の構文における文法制約と創造的言語使用の研究

制約と自由がせめぎあう「ことば」の現場へ

 ことばは、私たちが意識しないところで、様々な制約により文法という型にはめられています。一方、ことばを使う私たちは、日常経験するさまざまな出来事や思いを、ほとんど制限なく自由に表現しているような気がしています。ところが、言語事実を詳しく調べてみると、文法制約と自由な表現欲求がせめぎあうような、創造的表現が見つかることがあります。たとえば "He kissed these questions from her lips" という文は、「相手にいきなりキスすることで、相手の質問を封じてしまった」という意味ですが、辞書にはこのようなkissの意味・用法は載っていません。にもかかわらず、英語話者は、文脈さえあれば、これを難なく英語らしい表現として解釈してしまいます。実は英文法にはこのような表現を許容するしくみが備わっているらしいのです。私の研究は、このように微妙な英語表現の文法分析を通じて、人間の心の創造的なはたらきの一端を解明することです。

注目の著書・論文

  • "Between Conventionality and Compositionality: The Resultative Construction Deconstructed?" English Linguistics 23(2006年)
  • 『結果構文研究の新視点』(共著)(ひつじ書房、2007年)、『言語研究の現在』(共著)(開拓社、2008年)
研究必須アイテム

ペイパーバックの小説と音楽のCD(研究の素材は、趣味と実益を兼ねて身近なところから。)

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