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研究紹介

人間文化学科:文化解釈学コース

森岡 卓司 MORIOKA Takashi

専門領域:日本近代文学

研究テーマ:20世紀日本近代文学における〈主体/他者〉表象

日本近代文学を「掘り返す」

 最初は、谷崎潤一郎という作家の研究から出発しました。でも、途中から、完全に「何でも屋」になってしまいました。「何でも屋」ですから、すっかり埋もれて誰も知らないようなテクストも、逆に偉大過ぎて皆が遠ざけたがるテクストも、等しく分析の対象にします。そのことで、「文学」のイメージを、少しでもいきいきとしたものに変えていきたいと思っています。現在取り組んでいる課題は、東北の近代文学、戦後文芸批評、日本近代文学と異文化接触、の3種です。
 その全てに共通しているのは、文学は、他者をどのように考えてきたのか、というテーマです。違う国や地方、違うことば、そして眼の前にいる自分とは違う人。人は結局、どれほどがんばったところで、それらを完全に理解し尽くすことも、都合良く作り替えることもできません。単なる気ままな空想でも思い込みでもない、私たちの社会の根底を支える想像力が生まれるのは、そうした文学的な場においてなのです。

注目の著書・論文

  • 「文学を引き裂く-吉本隆明の芥川論」、『季刊iichiko』、2013
  • 『東北近代文学事典』(共編著)、勉誠出版、2013
研究必須アイテム

付箋を手にしたら、普段の読書が研究モードに早変わり。「なんでこんなところに?」と思い出すことで、煮詰まった原稿もすっきりと進む(といいな)。大小各種を常備。

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