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研究紹介

人間文化学科:グローバル文化学コース

伊藤 豊 ITŌ Yutaka

専門領域:比較文化論

研究テーマ:日米関係における文化「論」の諸相

反米主義を比較文化の視点で考える

 私の研究テーマの一つに、「反米主義」があります。反米主義を短く説明すれば、「アメリカに対する漠然とした嫌悪や怒りの感情が、組織的なイデオロギーの次元にまで格上げされたもの」となるでしょうか。大国は己の力を頼んで我が物顔に振る舞い、しばしば他の国々によって憎まれ妬まれます。アメリカ合衆国も例外ではなく、彼らの行動は国際社会の各方面から、様々な批判を受けてきました。こうした批判の中には、たしかに耳を傾けるべき主張がいちおう存在するものの、一方でそこには、言論や学問の名を騙った単なる反感の表明、暴論、妄言、さらには党派的な詭弁に類するものも、多々含まれています。
 反米主義には国や地域や人々ごとに色々な発現の形がありますし、またそれを研究する際には、正当な批判とそうでない議論とを厳格に区別していく必要があります。個々の文化圏の独自の特徴、あるいはそれを超えた共通の本質を、反米主義の中に探して分析するのが、目下の私の課題です。

注目の著書・論文

  • Jesper Gulddal, Anti-Americanism in European Literature (Palgrave Macmillan, 2011)
    (まだ日本語訳がありませんが、反米主義を論じるうえで今後は落とせない本になるでしょう)。
研究必須アイテム

(1)電子ブックリーダー。最近はこれを使って読むことが多いです。 
(2)ノートパソコン。Windowsから換装したUbuntuと、現在格闘中です。

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