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教員紹介

清塚 邦彦

KIYOZUKA Kunihiko

学科:人間文化学科
メールアドレス:kiyozuka@
ホームページ:
オフィスアワー:火曜日12:45-14:15
専門領域:哲学
大学院担当:文化システム専攻 英米哲学
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/422_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1)絵の記号作用に関する哲学的分析。 (2)コミュニケーションに介在する各種の伝達意図の分析。 (3)クワインに代表される現代の行動主義的な言語観についての批判的な検討。

論文

  • フィクションの言語行為をめぐって:G・カリーの分析への批判的論評,山形大学紀要(人文科学),18(2) 1-28,2015年02月
    単著
    http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyouh/kiyouh-18-2/image/kiyouh-18-2-001to028.pdf
  • ネルソン・グッドマンの贋作論:『芸術の言語』第3章の分析,山形大学紀要(人文科学),18(1) 1-39,2014年02月
    単著
    http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyouh/kiyouh-18-1/image/kiyouh-18-1-001to039.pdf
  • 意味と含み,澤田治美編『ひつじ意味論講座』,6 63-79,2012年12月
    単著
  • 実在しない事柄をよろこび、かなしむこと,思索,45(1) 85-108,2012年10月
    単著
  • 芸術作品とはどのような対象なのか?,戸田山和久ほか編『これが応用哲学だ!』大隅書店, 187-197,2012年05月
    単著
  • フィクションの統語論をめぐって,哲学の探究(哲学若手研究者フォーラム),(37) 5-17,2010年06月
    単著
  • 絵を見る経験について:R・ウォルハイムとK・L・ウォルトンの論争を手がかりに,メディアの哲学の構築:画像の役割の検討を中心として(平成19年度~21年度科学研究費補助金 基盤研究C 研究成果報告書 研究代表者:小熊正久), 12-21,2010年03月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/6923/1/kaken-19520007-00120021.pdf
  • 虚構論,飯田隆ほか編『岩波講座哲学03 言語/思考の哲学』に所収,3 171-188,2009年02月
    単著
  • ウォルトンの写真論をめぐって ii 演じることと見ること,新記号論叢書5(日本記号学会) 写真、その語りにくさを超えて,5 61-67,2008年05月
    単著
  • 写真のリアリティと演技的な態度,視覚表象における「リアル」の研究:平成16年度~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 研究代表者:阿部宏慈, 7-19,2008年01月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/6912/1/kaken-16602001-00070019.pdf
  • 写真とメディア:K・L・ウォルトンの写真論を手がかりに,東北哲学会年報,23 81-92,2007年05月
    単著
  • 外部主義と反還元主義:デイヴィドソン解説,D・デイヴィドソン『主観的、間主観的、客観的』(春秋社)に所収, 340-369,2007年04月
    単著
  • 絵画における感情の表現について,山形大学人文学部研究年報,4 1-32,2007年02月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/6502/1/lsar_4_00010032.pdf
  • 虚構概念の哲学的分析:予備的な考察,山形大学紀要(人文科学),15(4) 135-166,2005年02月
    単著
    http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyouh/kiyouh-15-4/image/kiyouh-15-4-w135to166.pdf
  • ネルソン・グッドマンの記号論(2):Pictorial Representationの分析を中心に,山形大学人文学部研究年報,1 37-64,2004年02月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/6476/1/lsar_1_00370064.pdf
  • 「観察文」の定義をめぐって:クワインの言語論と認識論,山形大学紀要(人文科学),15(3) 23-52,2004年02月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/2883/3/kiyouh-15-3-w023to053.pdf
  • 写真を通して物を見ること:K・L・ウォルトンの透明性テーゼをめぐって,山形大学紀要(人文科学),15(2) 19-50,2003年02月
    単著
    http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyouh/kiyouh-15-2/image/kiyouh-15-2-w019to050.pdf
  • 近位説と遠位説:クワインの観察文理論に対するデイヴィドソンの批判について,科学哲学(日本科学哲学会),35(2) 15-28,2002年11月
    単著
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpssj1968/35/2/35_2_15/_pdf
  • 絵画的な描写について:哲学的分析,山形大学紀要(人文科学),15(1) 41-74,2002年02月
    単著
    http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/bitstream/123456789/2855/3/kiyouh-15-1-w041to074.pdf
  • クワインの経験主義,山形大学紀要(人文科学),14(3) 17-48,2000年02月
    単著
  • 像と摸像:絵画的描写の概念をめぐって,東北哲学会年報(東北哲学会),15 28-44,1999年05月
    単著
    http://ci.nii.ac.jp/els/110003739406.pdf?id=ART0004914874&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1428293570&cp=
  • ネルソン・グッドマンの記号論:例示の概念を中心に,山形大学紀要(人文科学),14(2) 37-66,1999年01月
    単著
  • 生命の質をめぐって:生命倫理学における人格の概念,モラリア(東北大学倫理学研究会),3 40-54,1996年03月
    単著
  • 信念内容と社会慣習:T・バージの思考実験への批判的コメント,理想(理想社),654 60-69,1994年12月
    単著
  • 言語活動と主体性:É・バンヴェニストの所論の哲学的意義,哲学(日本哲学会),44 244-253,1994年04月
    単著
  • 自己意識の概念について:言語論的な観点から,倫理学年報(日本倫理学会),42 223-238,1993年03月
    単著
  • 指示詞の本性と〈自己関係性〉,科学哲学(日本科学哲学会),25 85-98,1992年11月
    単著
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpssj1968/25/0/25_0_85/_pdf
  • 存在文の解釈について,文化(東北文学会),55(3/4) 46-64,1992年03月
    単著
  • 確定記述による直接指示:ドネランの区別について,科学基礎論研究(科学基礎論学会),77 27-34,1991年12月
    単著
  • 〈個体の述語〉としての存在,科学哲学(日本科学哲学会),24 75-88,1991年11月
    単著
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpssj1968/24/0/24_0_75/_pdf
  • 固有名の意味,文化(東北文学会),54(1/2) ,1990年09月
    単著

著書

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 哲学若手研究者フォーラム2009年度テーマレクチャー「分析美学の現在」,2009年07月
  • 早稲田大学現代文学会2008年度講演会,2009年02月
  • 出張講義(楯岡高校):機械と心―心の哲学への招待,2014年02月
  • 出張講義(青森高校),2011年11月
  • 第8回 新潟哲学思想セミナー(シンポジウム提題「フィクションとリアリティ」),2011年03月
  • 出張講義「言葉と画像の意味論」(山形西高校),2009年11月
  • 模擬講義「コンピュータの心を哲学する」(オープンキャンパス),2009年08月
  • 研究室訪問(北村山高校),2009年02月
  • 出張講義(楯岡高校),2009年02月
  • 出張講義(南陽高校),2007年05月
  • 模擬授業「記号としての絵画」(オープンキャンパス),2003年09月
  • 伝えあいの仕組み(公開講座),2000年06月

相談に応じられる分野

  • 現代の哲学,記号学,美学

インタビュー

 ― : 先生の専攻は哲学と人間情報科学と2つの分野にまたがっていますが、どういうことでしょうか?
清 塚: 私の研究している言語哲学では記号論理学の知識が必須なのですが、論理学は人文科学系の分野とコンピュータの接点にあたります。論理学はもともと哲学の一分野でしたが、そこで重要視されてきたのは、記号の形やその変形に関わる規則でした。ですが、記号の形を認識したり、それを規則にしたがって変形することは、コンピュータの基本性能でもあるわけです。
 ― : 言語哲学とはどんなことを研究しているのでしょうか?
清 塚: 20世紀以前はデカルトなどの認識論が主流だったのですが、20世紀になってからは、言語の問題に哲学者の関心が集まるようになりました。20世紀の代表的な哲学者ヴィトゲンシュタインは「思考にではなく、思考の表現に限界を定めようとする。なぜなら、思考に限界を定めるためには、その限界の両側を(したがって、思考されえぬものを)思考できないからだ。」と『論理哲学論考』に書いています。つまり思考の限界を言語の限界が定めているのです。言語を考えることで人間の知的な能力の本性を明らかにしようとしたのが20世紀の言語哲学です。
 ― : 「楽しい」や「悲しい」という感情は言語によって表すことがなかなか難しいと思いますが。
清 塚: 感情をそのまま言語に表せなくても、「友人と遊んだから楽しい」など言語によって理由をつけることができますよね。いろんな動物が感情を持っていますが、言語によって感情を繊細に「分節化」できるのは人間だけです。
 ― : 先生はどうして言語哲学の道に進んだのでしょうか?
清 塚: 大学時代、言語哲学が流行っていました。そこで私も興味が出てきて言語哲学の道に進んだのです。しかし最近の言語哲学は限界が見えてきました。もっと包括的に心や認知の問題を考える心の哲学が流行してきました。しかし私は、もともと絵が好きだったこともあり、言語からそれ以外の記号系のほうに興味が移ってきました。言語にしても、フィクションの言語のような従来は変則事例のように見なされがちだった領域に興味があります。今後は絵画やフィクションについての哲学的分析をもう少し深めてみたいと思っています。
 ― : では高校生に一言お願いします。
清 塚: 高校時代は短いようですが、貴重な時間です。悔いのないように過ごしてください。

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