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教員紹介

新宮 学

ARAMIYA Manabu

学科:人間文化学科
メールアドレス:aramiya@
ホームページ:http://www-h.yamagata-u.ac.jp/~natsushi/toyo/toyo.htm
オフィスアワー:月曜日・木曜日12:30-13:30
専門領域:アジア史
大学院担当:文化システム専攻 東アジア近世史
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/385_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • 15~18世紀の中国近世社会史が主たる研究領域。最初に,当該時期の同業組織など中間団体の歴史的性格について研究した。近年は,首都北京の形成過程と都市構造の解明を進めている。同時に,都城制や日明交渉を手がかりに北京を中心とした近世東アジア世界の歴史的展開をも研究課題としている。

論文

  • 近世中国における首都北京の成立,シリーズ都市・建築・歴史5『近世都市の成立』東京大学出版会, 375-409,2005年09月
    共著
  • 明初の燕王府をめぐる諸問題,東洋史研究,60(1) 69-103,2001年06月
    単著
  • 初期明朝政権の遷都問題について-洪武24年皇太子の陝西派遣をめぐって-,東方学,94 12-29,1997年07月
    共著
  • 明末清初期一地方都市における同業組織と公権力―蘇州府常熟県「當官」碑刻を素材に―,史学雑誌,96(9) 60-79,1987年09月
    単著
  • 明初北京への富民層強制移住について―所謂「富戸」の軌跡を中心に―,東洋学報,64(1-2) 69-98,1983年01月
    単著
  • 明清社会経済史研究の新しい視点-顧誠教授の衛所研究をめぐって-,中国-社会と文化,13 371-389,1998年06月
    単著
  • 明代前期北京の官店(]J2414[)房と商税,東洋史研究,49(1) 55-86,1990年06月
    単著
  • 1995年の歴史学界―回顧と展望―東アジア(中国ー明・清),史学雑誌,105(5) 220-231,1996年05月
    単著
  • 洪煕から宣徳へ-北京定都への道-,中国史学,3 119-154,1993年10月
    単著
  • 終戦直後、西川町間沢に滞在した橋田壽賀子のこと,西村山地域史の研究,(31) 77-93,2013年09月
    単著
  • 近世中国おける皇城の成立,古代東アジア交流の総合的研究 (国際日本文化センター共同研究報告書), 139-178,2008年12月
    単著
  • 明代中都皇城考,集刊東洋学,(100) 206-228,2008年11月
    単著
  • 陳建『皇明資治通紀』の禁書とその続編出版(二),山形大学歴史・地理・人類学論集,(7) 111-138,2006年03月
    単著
  • 陳建『皇明資治通紀』の禁書とその続編出版(一),山形大学歴史・地理・人類学論集,(6) 65-77,2005年03月
    単著
  • 永楽十三年乙未科について―行在北京で最初に行われた会試と殿試―,明代史研究会創立三十五年記念論集(汲古書院), 73-86,2003年07月
    単著
  • 永楽北京遷都プロジェクトの諸段階―南北両京体制の施行―,東北大学東洋史論集,9 425-450,2003年01月
    単著
  • 明末清初期の諸史料にみえる燕王府=西苑所在説の再検討,山形大学歴史・地理・人類学論集,3 63-76,2001年04月
    共著
  • 十六世紀末の日本と中国・朝鮮との講和交渉-米沢上杉神社所蔵の明朝冠服を手がかりに-,西村山地域史の研究 第18号, ,2000年10月
    共著
  • 通州・北京間の物流と在地社会―嘉靖年間の通恵河改修問題をてがかりに―,伝統中国の地域像, 11-49,2000年06月
    単著
  • 『15-18世紀における中国の首都北京の社会史的研究』(平成9年度-平成11年度 科学研究費補助金研究成果報告書),, ,2000年04月
    共著
  • 北京遷都研究序説(一),山形大学史学論集 第19号, ,1999年02月
    共著
  • 中華帝国の光と影,中国史概説, 185-221,1998年05月
    単著
  • 顧誠著「明代の衛籍について―人物理解のために―」(翻訳),東北大学東洋史論集,7 239-265,1998年04月
    共著
  • 明末清初蘇州常熟県的同業組織与徽州商人,黄山書社(中国) 『首届国際徽学学術討論会文集』所収 , ,1996年12月
    共著
  • 北京巡狩与南京監国-永楽遷都的歴史軌跡-,北京師範大学学報(社会科学版1995年増刊), ,1996年01月
    共著
  • 北京巡狩と南京監国-『太宗実録』編纂にみる北京遷都の影-,東北大学東洋史論集 第6輯, ,1995年01月
    共著
  • 南京還都-永楽19年4月北京三殿焼失の波紋-,『明清時代の法と社会』所収 汲古書院, ,1993年03月
    共著
  • 明代の首都北京の都市人口について,山形大学史学論集,11 23-46,1991年04月
    共著
  • 明代後半期江南諸都市の商税改革と門攤銀,集刊東洋学,60 93-113,1988年04月
    共著
  • 明代南京における鋪戸の役とその改革―「行」をめぐる諸問題―,国士館大学人文学会紀要,17 69-85,1985年04月
    共著
  • 明代「義民」旌表制度考―創行期正統年間を中心に―,明代史研究,13 7-25,1985年04月
    共著
  • 明代北京における鋪戸の役とその銀納化 ―商工業者の実態と把握をめぐって―,歴史,62 49-79,1984年04月
    共著
  • 明代京師の商役優免問題について,集刊東洋学,44 64-78,1980年04月
    共著

著書

  • 北京遷都の研究―近世中国の首都移転―,汲古書院,2004年01月
  • 近世東アジア比較都城史の諸相,白帝社,2014年02月
  • 東アジア都城の比較研究(共著),京都大学学術出版会,2011年02月
  • シリーズ都市・建築・歴史5 近世都市の成立(共著),東京大学出版会,2005年09月
  • 北京遷都研究―近世中国の首都移転―(韓国語訳),書景文化社(韓国 ソウル),2016年02月
  • 伝統中国の地域像(共著),慶應義塾大学出版会,2000年06月
  • 中国史概説(共著),白帝社,1998年05月
  • 山根幸夫教授退休記念明代史論叢,汲古書院,1990年04月

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 国士館大学文学部東洋史研究会 での公開講演,2011年11月
  • 山形県日中友好協会女性委員会主催公開講座,2006年11月-2006年12月
  • 免許状更新講習講師(山形大学),2009年08月-2012年08月
  • 西村山地域史研究会第18回談話会講師,2000年03月
  • 山形県立米沢興譲館高校での模擬講義,2012年07月
  • 山形大学オープンキャンパス 模擬講義,2011年07月
  • 福島県立原町高等学校での模擬授業,2010年09月
  • 宮城県仙台東高等学校での大学模擬講義,2010年02月
  • 山形県立山形南高等学校での出張講義,2008年09月
  • 山形県立新庄南高等学校での出張講義,2007年10月
  • 2007年歴教協山形県大会、講演,2007年01月
  • 山形大学研究室訪問プロジェクトの生徒受け入れ,2006年11月
  • 山形県立新庄高等学校での特別講義,2006年11月
  • 学部説明会での模擬授業,2004年08月
  • 吉川区民大学(西川町)公開講座の企画コーディネイト,1998年06月-1998年11月
  • 静岡県高等学校社会科教育研究協議会西部支部世界史部会講師,1996年11月
  • 国士館大学文学部東洋史講演会講師,1995年11月

相談に応じられる分野

  • 中国都市史・中国古典籍・北京

インタビュー

―先生の専門領域を教えてください
新 宮: 専門は東洋史学で、中国史を研究しています。とくに、14世紀から18世紀までの「中国近世」の時代について研究しています。

―中国近世とは、具体的にどのような時代なのでしょうか?
新 宮: 「中華五千年の歴史」といわれる中国ですが、中国近世、王朝でいえば明・清時代は中華文明の発展が一つの頂点までのぼりつめた時代です。しかし同時に、新たにアジアに進出してきたヨーロッパ勢力の挑戦を受けた始めた時代でした。この時代以降、近代にむかってアジアとヨーロッパとの交渉や交流が飛躍的に増大していきます。
この時代を研究するためには、中国に蓄積されてきた膨大な古典の学問とヨーロッパの近代的学問体系との双方を学ぶことが必要です。イタリア生まれのイエズス会士のマテオ・リッチが15世紀末に明代中国の北京に訪れて初めてそうしたように。

―中国史研究に興味を持ったきっかけは?
新 宮: 高校生の時から、大学に入ったら世界史の勉強をしたいと決めていましたが、入学当初、中国史を選ぶかヨーロッパ史を選ぶかで、少し迷ったことがありました。
結局、中国史にしたのは、今から振り返ると、中華人民共和国の国連代表権獲得、天安門事件(第一次)、毛沢東の死去と続く出来事を多感な学生時代に同時代史として見聞きするなかで、中国史研究の重要性に気づいたからだと思います。

―最後に高校生に一言お願いします。
新 宮: 歴史の勉強とは、ただ人名や年号を暗記するだけではありません。「時」を軸に史料をもとに歴史的展開を考える学問です
先が見えなく「内向き」の時代といわれる今こそ、世界、とりわけ東アジアとの関わりの中で、自らの生き方や日本のありようを考えることをお勧めしたいですね。

研究紹介

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