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教員紹介

山﨑 彰

YAMAZAKI Akira

学科:人間文化学科
メールアドレス:yamazaki@
ホームページ:
オフィスアワー:火曜日10:30-12:10
専門領域:西洋史
大学院担当:文化システム専攻 ドイツ史
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/297_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1)17,18世紀のブランデンブルク史(ベルリン周辺)。特に農村に力を持った土地貴族の歴史。 (2)18世紀後半から19世紀前半の近代化過程へのブランデンブルク貴族家の対応の検討。マルヴィッツ家とその領地フリーデルスドルフ領と、ロッホウ家とその領地レカーン領が農村社会の近代化にどのように対応したか、文書館所蔵史料にもとづいて検討している。特に領主=農民関係の再編、農業経営、治安、学校教育などが中心的テーマである。

論文

  • Japanische Forschungen zu den Preussischen Reformen in Vergangenheit und Gegenwart,European Studies,(9) 165-174,2010年03月
    単著
  • ブランデンブルク近世史の諸論点をめぐって,西洋史学,(228) 65-70,2007年03月
    単著
  • 近世東部ドイツ村落史論覚書-ブランデンブルクの場合に即して,山形大学歴史・地理・人類学論集,(7) 19-32,2006年03月
    単著
  • 近世ブランデンブルクにおける「官職=領主貴族」の成立(1), 山形大学歴史・地理・人類学論集2, ,2001年03月
    単著
  • 近世ブランデンブルクにおける「領主=官職貴族」の成立(2),山形大学歴史・地理・人類学論集3, ,2002年03月
    単著
  • 近世ブランデンブルクにおける「領主=官職貴族」の成立(3),山形大学歴史・地理・人類学論集4, ,2003年03月
    単著
  • 三十年戦争後ブランデンブルク=プロイセンにおける御領地財政再編とグーツヘルシャフトの確立, 西洋史研究、27, ,1998年11月
    単著
  • 絶対主義期プロイセンの農村税制-クールマルクのコントリブチオンにそくして,土地制度史学,136 , ,1992年07月
    単著

著書

  • ドイツ近世的権力と土地貴族,未来社,2005年01月
  • メーザー「郷土愛の夢」,京都大学学術出版会,2009年04月
  • 比較連邦制史研究,多賀出版,2010年02月
  • 新考 西洋の歴史,南窓社,1997年03月
  • 西洋近代における国家と社会,東北大学文学部西洋史研究室,1994年03月

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 大学で歴史学を学ぶこと(大学出張講義・秋田県立湯沢高等学校),2009年09月
  • 大学で歴史学を学ぶこと(大学出張講義・山形県立南陽高等学校),2009年07月

相談に応じられる分野

  • ドイツ史・ヨーロッパの農村史

インタビュー

扶美恵: 先生はヨーロッパ史を研究していらっしゃいますが、どういう研究をなされているのでしょうか?
山 﨑: 主にブランデンブルクの歴史について調べています。ブランデンブルクはドイツの首都ベルリンの隣の州ですが、都会的ではなく、むしろ森や湿原が多い土地です。
扶美恵: どうしてその土地を研究しようと思われたのでしょうか?
山 﨑: もともとは西部ドイツの都会的な地方の歴史を研究していましたが、農村が好きだったこともあり、十数年前からブランデンブルクについて研究するようになりました。
扶美恵: ブランデンブルクは歴史的に何があったところなのでしょうか?
山 﨑: 薩摩や長州が明治維新をリードしたように、1871年のドイツ統一の中心となった国ですが、しかし概してドイツの中心とはいえない地方ですし、特に何か大きな事件もありません。
扶美恵: それでは何を研究しているのでしょうか?
山 﨑: 最近は、貴族同士の領地争いや村人同士の小さなもめごとについて、研究をしています。
扶美恵: そんなことが研究対象になるのでしょうか?
山 﨑: 20~30年前くらいから偉大なる人の偉業と同様に、庶民が文明や文化を作ってきたのだという認識が歴史学界に広がってきました。子育て、家庭生活、隣人関係など、従来は歴史学の対象ではなかった題材が立派な研究対象になっているのです。
扶美恵: そういうアプローチの仕方もあるのですね。面白いです。
山 﨑: 庶民の生活を研究することで、近代社会ができあがるプロセスが分かります。個人の利益や関心など、現在の生活の小さな縮図の始まりになっており、現在でも役立つ分野です。ドイツの友人からもなぜ外国人である日本人が、そんなに細かいことにこだわるのかと聞かれますが、小さなことの本質を知るためにはヨーロッパのほかの社会のことも調べなければならず、小さなことを調査することはヨーロッパ社会の理解を深めるのに大いに役立ちます。
扶美恵: 先生にとって歴史学とは何でしょうか?
山 﨑: 長い年月を経たなかで残った資料などは、人類にとって財産であり、宝物です。その宝物を整理する作業というのが歴史学です。研究対象が広がった今、宝物の整理法を自分なりにアレンジする楽しみも広がっています。歴史学を勉強する人はその楽しさを十分に味わうことができます。
扶美恵: 高校生に一言お願いします。
山 﨑: ずっしりとした経験を自分から求めてほしいですね。部活動や海外旅行、ボランティアなどは自分を大きくしてくれます。また長い文章を読み書きして、骨太な考え方のできる人になってほしいですね。

研究紹介

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