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研究紹介

法経政策学科:法律・政治系

高橋 和 TAKAHASHI Kazu

専門領域:国際関係論/担当ゼミ:国際関係論

研究テーマ:普通の人々の視点から考える国際関係の研究

国境を越えて繋がる地域協力の研究

 ヨーロッパには国境線をはさんで位置する自治体や民間団体が、国境線を越えて協力を行う「ユーロリージョン」という制度があります。これは、国境を越えて繋がろうとするミクロレベルの地域協力です。第二次世界大戦後に国家間の講和条約によって国境線が変更された結果、町や村が分断されたり、長年住んでいた土地を去ることを余儀なくされた人々が何百万人も出て、人々の生活は国家間関係に翻弄されました。ユーロリージョンは、こうした状況を克服しようとする生活者レベルからの動きです。冷戦が終結した1989年以降、ユーロリージョンの数は急速に増えて、現在200を越えるユーロリージョンが結成されています。これをヨーロッパ地図に書き込むと国境線が見えなくなるほどです。このような越境地域協力は国家間関係を変えることはできるのでしょうか。国家に論理に翻弄されない平和構築のひとつの可能性として、この研究に取り組んでいます。

注目の著書・論文

  • 『変貌する権力政治と抵抗:国際関係学における地域』(共著)彩流社、2012年
  • 『EU統合の流れの中で東欧はどう変わったか』(共著)弘前大学出版会、2010年
  • Migaration,Regional Integration and Human Security: The Formation and Maintenance of Transnational Spaces (共著), Ashgate, 2006.
研究必須アイテム

パソコン、資料、歴史地図(国家に囚われない新しい枠組みで国際関係を考える。)

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