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研究紹介

法経政策学科:経済・経営系

安田 均 YASUDA Hitoshi

専門領域:経済学原理論/担当ゼミ:経済学原論

研究テーマ:生産的労働概念の再検討

忘れ去られた概念、論議を掘り起こして

 私が生産的労働概念に着目したのは能力主義が適用される労働を経済原論の中に位置づけようとしてのことです。かつてサービス労働が生産的労働か否か議論になったのは価値形成の基準としてでした。
 私はあるものの生産に必要な、と一定の量的基準が認められる生産的労働と、一切のムダを省き生産量との間に技術的確定性のある価値形成労働を区別し、その間に定量性は認められても投下量にバラツキがあり技術的確定性はない価値非形成労働を位置づけました。具体的には企画・調整などの間接労働であり、勤続によって技能が増す場合には査定が課されます(能力主義)。
 定量性が乏しい不生産的労働とは具体的には消費に係わって家庭に残る労働です。消費は、購入した財・サービスを享受するに止まらず、消費者やその家族による独自の加工・調整を伴うことがあります。生活関連サービスが発達した今日でも家庭内に残るための生産的労働とのバランスが課題になるのです。

注目の著書・論文

  • 安田「能力主義の理論的可能性」、経済理論学会『季刊経済理論』44-4
  • 「生産的労働概念再考」同48-2
  • 「消費における労働・・・家庭に残る労働」同49-4
研究必須アイテム

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