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教員紹介

北川 忠明

KITAGAWA Tadaaki

学科:法経政策学科
メールアドレス:kitagawa@
ホームページ:
オフィスアワー:火曜日10:30-13:00
専門領域:政治理論
大学院担当:社会システム専攻 現代政治論
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/683_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

研究テーマ

  • (1)フランス共和国モデルの歴史的・多角的研究

論文

  • レオン・ブルジョワにおける連帯・共和国・国際連盟構想(一),山形大学法政論叢,(60・61合併) ,2015年03月
    単著
  • 災害に強いコミュニティづくり,清水修二・松岡尚敏・下平裕之編著『災害復興学入門』, ,2013年09月
    単著
  • 多様性に開かれた共和国ーアラン・ルノーの応用政治哲学,彦根論叢,(383) ,2010年03月
    単著
  • フランス「共和国モデル」の現在,思想, ,2009年04月
    単著
  • ヴォルテールと共和主義,法政論叢,(43) ,2008年10月
    単著
  • 共和主義の再審:共和主義と自由主義の統合,フランス哲学・思想研究,(11) ,2006年08月
    単著
  • フランス「共和国理念」と「共和国モデル」に関する覚え書き,山形大学大学院社会文化システム研究科紀要,創刊号 133-153,2005年04月
    共著
  • エミール・デュルケームと共和主義的「国民」統合,日仏社会学叢書第一巻『デュルケーム社会学への挑戦』、恒星社厚生閣, 71-98,2005年03月
    単著
  • A・ルノーの政治的リベラリズムと文化権,三浦信孝編『来るべき民主主義』、藤原書店, 127-142,2003年12月
    単著
  • 社会学的思考と政治的なもの,山形大学『法政論叢』,(27) 47-72,2003年04月
    単著
  • フランス植民地帝国の解体と知識人,思想,(945) 67-85,2003年01月
    単著
  • フランス共和派のナシォンの政治社会学,『政策科学』(立命館大学政策科学会), ,2001年02月
    共著
  • P・ビルンボーム-「国家」の再審のために,法律文化社刊『現代の政治理論家たち』, ,1997年05月
    共著
  • R・アロン-古典的政治理論の復権 ,法律文化社刊『現代の政治理論家たち』, ,1997年05月
    共著
  • 政治社会学におけるデュルケムとウェーバー,日仏社会学会年報 5号, ,1996年05月
    共著
  • デュルケムとロマン主義的近代批判,恒星社厚生閣刊『デュルケーム再考』, ,1996年04月
    共著
  • フランス政治社会学の動向,月刊フォーラム 1995年8月号, ,1995年08月
    共著
  • デュルケムからフーコーへ,青木書店刊『講座現代の政治学 第三巻 現代政治の理論と思想』, ,1994年03月
    共著
  • トクヴィル派政治社会学の現代的展開(二)-レイモン・アロンとピエール・ビルンボーム,山形大学紀要「社会科学」,24(1) 52,1993年04月
    共著
  • トクヴィル派政治社会学の現代的展開(一)-レイモン・アロンとP・ビルンボーム,山形大学紀要「社会科学」,23(1) ,1992年04月
    共著
  • デュルケムにおける政治の世界(一)-自由主義政治学とデュルケム,山形大学紀要「社会科学」,21(2) ,1991年04月
    共著
  • デュルケムにおける政治の世界(二)-自由主義政治学とデュルケム,山形大学紀要「社会科学」,22(1) ,1991年04月
    共著
  • デュルケムにおける政治の世界(三)-自由主義政治学とデュルケム,名古屋大学「法政論集」,138 ,1991年04月
    共著
  • ゴーリズムの国家像,田中浩編『現代世界と国民国家の将来』, ,1990年04月
    共著
  • デュルケムにおける宗教・所有権・社会改革,山形大学紀要「社会科学」,16(1) ,1985年04月
    共著
  • デュルケムとルソー,山形大学紀要「社会科学」,15(1) ,1984年04月
    共著
  • デュルケムの政治理論,横越英一編『政治学と現代世界』, ,1983年04月
    共著
  • デュルケムのサン・シモン論について,名古屋大学「法政論集」,90 ,1982年04月
    共著
  • エミール・デュルケムの思想形成についての一視点,名古屋大学「法政論集」,87 ,1981年04月
    共著

著書

  • 地方都市の持続可能な発展を目指して,山形大学出版会,2013年01月
  • 現代フランス国家の変容と共和主義・市民社会論争,山形大学,2001年06月
  • レイモン・アロンの政治思想,,1995年12月
  • フランス政治社会学研究-デュルケムと現代,,1994年12月

学外での活動(高大・地域連携等)

  • 衆議院議員総選挙・公開討論会コーディネーター,2009年08月
  • 講演「女性議員のためのローカルマニフェスト」,2009年07月
  • 斎藤知事マニフェスト検証大会,2007年05月

相談に応じられる分野

  • 選挙・政策評価・市町村合併

インタビュー

扶美恵: 先生のご専門は政治理論ですが、具体的にどんなことを研究してらっしゃるのでしょうか?
北 川: これまでの人間社会の歴史や現代社会の変化を検討しながら善き社会、つまり自由で公正な社会のあり方を考察する学問です。そのなかでも主に共和主義について研究しています。
扶美恵: 共和主義とは何でしょうか?
北 川: 現代は市場経済主義や代表制民主主義が行われ、一人一人が生き方を選択できますが、一方で環境問題や格差問題などが起こりました。いわば、世界が壊れている状態です。そこでみんながエゴイスティックな考え方を捨てて、みんなで協力して「共通善」を実現していくやり方が共和主義です。もともとこの共和主義は古代ギリシャで生まれました。
扶美恵: 古代ギリシャは民衆が直接政治をする直接民主主義ですよね?
北 川: そうです。その後、一部の人間が政治をする君主制が出てきましたが、それとは反するやり方です。
扶美恵: 民主主義とはどのように異なるのでしょうか?
北 川: 民主主義と共和主義はよく似ていますが、同じではありません。民主主義は民衆が民衆を支配している点ではいいのですが、一方で多数者の専制や衆愚政治を生み出します。共和主義は「共通善」を目指している点で異なるのです。
扶美恵: 世界のどの国が共和制をとっているのでしょうか?
北 川: フランス革命以後のフランスはそれまでの王政を反省して新たな共和国を作り出しました。だから私は主にフランスについて研究しています。日本は天皇という君主がいるので厳密な意味では共和主義とは言えませんが、戦後象徴天皇になりましたから共和主義に近い民主主義といえます。しかし世界に環境問題や格差問題などが起こり、新たに持続可能な福祉社会に作り直すことが必要になりました。国単位で考えることはないのです。小さくは地方分権を進めたり、大きくはEUなどに分割して自治を進めることが重要です。国家が権力を独り占めしている時代は終わったのです。
扶美恵: 先生はどうして政治理論という分野を選んだのでしょうか?
北 川: 私が大学生になったころ日本は高度成長が終わり、環境問題や農村の過疎や都市の過密など新たな問題が起こり始めました。そんな時代、自由で公正な社会のあり方を自分で考えたいと思い、そのためには政治学が面白そうだと思ったのです。
扶美恵: 最後に高校生に向けて一言お願いします。
北 川: 今自分の生きている世界をどうしてこのような世界になっているかを考えてみることが大切です。そのために歴史小説を読んだり、世界遺産や自然を映し出したテレビを見ることを薦めます。違う世界に触れることは視野を広げるため、とても重要なことです。勉強などで忙しいと思いますが、ぜひ今自分が生きている世界について考えてみてください。

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