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教員紹介

亀井 慶太

KAMEI Keita

学科:法経政策学科
メールアドレス:kamei@
ホームページ:https://sites.google.com/site/keitakamei/ri-ben-yu
オフィスアワー:火曜日13:00-16:10
専門領域:国際貿易論
大学院担当:
山形大学研究者情報:http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/200000121_ja.html

※メールアドレスの@以降は「human.kj.yamagata-u.ac.jp」になります。

論文

  • Agricultural Productivity, Infrastructures, and the Optimal Timing of Opening Trade,Manchester School, ,2015年00月
    共著
  • Pro-Competitive Effect, Division of Labor, and Firm Productivity,Economics Letters, ,2014年00月
    単著
  • Dynamic Voluntary Advertising and Vertical Product Quality,Economics Bulletin, ,2013年00月
    共著
  • Note on a Continuum Multicountry and International Trade, Theoretical Economics Letters, ,2012年00月
    単著

インタビュー

―先生の専門領域を教えてください。
亀 井: 国際経済論は国際間で行き交うモノ・サービス・カネの流れを分析する学問です。私はその中でも、国際間の財・サービス(実物的)取引に焦点を当てた国際貿易論という領域を研究しています。

―具体的にどのような研究なのでしょうか?
亀 井: 主にメディアなどで、貿易自由化は、海外からの輸入を増加させるために国内企業を倒産に追い込むという負の側面に注目が集まる傾向があります。これはもちろん重要な側面ではあるのですが、その一方で生産性の高い国内企業の海外進出を促進したり、国内では鳴かず飛ばずの商品が海外では売れるようになるかもしれません。これらは生産者への影響ですが、貿易はさらに消費者にも影響を与えます。例えば、国内企業の独占力低下・淘汰が加速することでより安い価格で商品を購入できるようになる、さらには、たくさんの種類の商品を購入できるようになります。国際貿易論では、これらの側面を総合的に評価して、国際貿易が個々の主体や経済全体に与える影響を分析しています。
 現在私は、各国の寡占企業(産業内で独占力を有している少数企業)間で繰り広げられる国際間競争が労働市場に与える影響に注目しています。最近の実証研究から、国内輸出総額の大部分が少数の輸出企業によって占められていることが明らかになりました。私はこの点に注目し、国際貿易を通じた寡占企業間競争が各国の貿易構造と国内・国際間賃金格差、失業率などに及ぼしうる影響について理論的に研究を行っています。

―この研究に興味を持ったきっかけはなんですか?
亀 井: 国際貿易理論に初めて出会ったのは、高校時代に政治経済の授業を受講していたのがきっかけです。高校では国際貿易理論の基本理論の一つである「比較生産費説」について学び、論理の美しさと鋭い結論に感動したことを鮮明に覚えています。比較生産費説は、高校時代に札付きの劣等生だった自分をずいぶんと勇気づけてくれました。そのあたりから経済学への興味が湧いてきました。

―最後に高校生に一言お願いします。
亀 井: 月並みですが、色々な本を(可能であればたくさん)読むことをおすすめします。読書の効用は色々とあると思いますが、ここでは私の経験についてお話したいと思います。
 最近になって気がついたことなのですが、高校生の頃に大変感動して何度も読み返した本を、今頃になって改めて読み直しても不思議と何も感じないことがあります。その一方で、高校生の頃に理解できなかった本の内容を大学生になったら理解できるようになった、ということも少なくありません。言うまでもなく、本の内容は全く変わっていないわけですから、自分自身が大きく変わっているわけです。そのときに、「なぜ感動していたのか」「なぜあの本を理解できなかったのか」「今と昔の自分は何が違うのか」などと自分のことを見つめなおしたりします。まさに「過去の自分探し」というわけですが、これが過去の自分の写真を見るよりも様々なことを思い出させてくれます。センチメンタリズムにすぎないのかもしれませんが、これは非常に楽しい作業で、学生の頃に本を読んでいてよかったなと思う瞬間です。それと同時に、もっと本を読んでいればよかったな、と後悔もしています。

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