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法経政策学科

中山町で日本経済史ゼミナールの研究発表会を開催しました。

2016年3月17日

 2016年3月13日(日)に山形県東村山郡中山町大字岡の柏倉九左衛門家で、人文学部日本経済史ゼミナール(指導:岩田浩太郎教授)の研究発表会が開催されました。
 柏倉家での同ゼミの研究発表会は2007年度から毎年公開で実施しており、2003年度から始めた柏倉家の調査成果を地域の方々へ報告するものです。ゼミ生は、3月のひな祭りボランティア、5~6月の古文書資料調査(本家・分家)、8月の合宿、10月頃の補充調査などに参加し、年度末に共同研究論文をまとめ柏倉家で発表する活動を毎年おこなっています。
 2015年度はゼミの内部に九左衛門(本家)班と惣右衛門(分家)班を設け、それぞれの成果を研究を進めた4年生が「江戸前期の柏倉家の経営」(九左衛門班)・「柏倉家一族の相互救済講」(惣右衛門班)と題して発表しました。前者は1680年代からの店卸(棚卸)帳の分析をおこなったもので、成長期の九左衛門家が商業と金融を活発におこなっていたことなどをあきらかにしました。後者は1813年から最近まで続いた一類貯金講(同族集団の相互金融組織)の分析から、柏倉家一族がほぼ揃って豪農に発展した要因の一つとなった相互救済の実態について研究をしたものです。今日、柏倉家一族の屋敷がある岡地区は黒塀に囲まれた豪農屋敷群が残る観光スポットとして注目されつつありますが、そうした景観が形成された歴史的背景に関わる研究発表となりました。
 会場となった九左衛門家長屋門上座敷には、柏倉家、町民や郷土研究会の方々、ひな祭りの観覧者(町外を含む)など計23名の方が参加され、活発に質問と議論がおこなわれました。

報告の様子

質問の様子

議論の様子

九左衛門家長屋門
(2016年1月)

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