山形大学公開講座『世界遺産ナスカの地上絵』第5回を開催しました。
2015年6月26日
山形大学公開講座『世界遺産ナスカの地上絵 学際的アプローチの成果と展開』は、全5回にわたり、様々な分野の専門家からナスカ研究について紹介してきました。
最終回の第5回(6/15)は、松本雄一准教授が「地上絵を作ったのはどんな人々だったのか~遺跡の分布から見るナスカ社会」をテーマに講義を行いました。ナスカ台地の北側にあるインヘニオ谷には、2000年に渡る生活の痕跡が密集しています。講座では、地道な考古学調査によって明らかになってきた地上絵を作った人々の実態を紹介しました。
また、閉講式では修了証書が授与されました。受講者代表の内和憲一さんは「これからもますます、色々なことを勉強していきたい」と思いを述べられました。
次回の公開講座は、『地域を学び、地域を考える』(9月~10月に開講予定)です。法経政策学科の教員陣が、地域が課題を克服し活力を取り戻す道を探ります。
▲講師の松本雄一准教授
▲考古学の視点からナスカ社会の実態に迫る
▲修了証書の授与。代表は内和憲一さん。
▲受講いただきありがとうございました。
▲『ナスカ地上絵の新展開』(編:坂井正人)。山形大学生協書籍部で販売中です。
【山形大学大学院社会文化システム研究科からのお知らせ】
大学院説明会を開催します。
日時:7/8(水)16:30~ 詳細はこちら