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お知らせ

退職された先生方の挨拶をアップしました。

2014年4月1日

退職のことば

磯野 暢祐

 昭和57年は東北新幹線の大宮・盛岡間が開業した年でした。その年の4月に、新関岳雄先生の後任として山形大学教養部に赴任してきました。それから今日まで、フランス語関係と言語学関係の授業を担当して三十二年がたったことになります。その間、大学組織の大幅な改編が行われて、教養部から人文学部へと所属が変わりました。
 また、全国の国立大学の法人化という大きな出来事も経験してまいりました。振り返ってみれば、本当にあっという間ということになりますが、それぞれの年のことを思い出しますと、充実した楽しい一年一年であったように思います。
 退職の日を目前にして、図書館に本を返して、研究室の整理をしていますと、何年も前に授業で使った教科書や配布物などが出てきたり、学内のいろんな委員会の資料などが次々と出てきて、ここで過ごしてきた年月の長さを実感しています。同時に、私のようなものが、何とか大過なく仕事をすることができましたことは、ともに仕事をしてきた同僚の教職員の方々や、つたない授業に出てきてくれた学生諸君など、周囲の方々のおかげであるということも実感しています。
 ありがとうございました。

研究室にて

退任のご挨拶

嶋田 珠巳

 4年6か月という間ではございましたが、携わった仕事を通して、また出会う学生さんたちを通して、この仕事のよろこびを感じることが多くありました。充実した時間だったといま振り返り、ご指導、ご支援に感謝しております。
 4月から私は、明海大学外国語学部と大学院応用言語学研究科に、研究・教育の拠点を置くことになります。山形大学人文学部での経験を大事に、これからまた歩んでゆきたく思っています。
 授業で出会った学生のみなさま、楽しい時間を、知性と感性の弾ける瞬間を、ありがとうございました。ますます伸びていってね、そして広がってね。人文学部の先生方、事務職員、図書館員、管理作業員のみなさま、お世話になり、ありがとうございました。

山形での日々

伏見 和史

 山形での日々は、あっという間の6年間でした。
 民間企業の会社員として30数年間各地を転々としたあと、縁あって山形大学に採用いただきました。山形に住むことはもちろん、教壇に立つのも初めての経験です。学生との触合いや教職員の皆さんとの交流など、毎日毎日が常に目新しく刺激的で退屈を感じる暇はまったくありませんでした。
 山紫水明、豊かな自然も忘れるわけにはいきません。春夏秋冬すべてよし。出羽三山、蔵王連峰、最上川船下りには何度も訪れました。源泉掛流しの共同浴場体験は30箇所を超えます。温泉入浴回数は延べ1000回以上でしょう。山形に来てから蕎麦がすっかり好物となりました。さらに日本酒がとても美味い。
 人が生きて生活しているかぎり、定年退職の日は必ず訪れます。大切なことは、どのようにその日を迎えるかということです。私の場合には、幸いなことに、 その日までの6年間を山形で、山形大学で充実して過ごすことができたのです。残された人生にとって大いなる糧となることは間違いありません。教職員の皆さん、学生の皆さん、そして山形に心から感謝しています。

研究室にて

山形の温泉

思い起こせば恥ずかしきことの数々

三上 喜孝

 お笑いになるかも知れませんが、私は、映画「男はつらいよ」フリークです。私が大好きなセリフは、主人公の車寅次郎(渥美清)が、数々の失敗をして旅に出たあと、迷惑をかけた人びとに対して出すハガキの一節です。
「思い起こせば恥ずかしきことの数々。今はただ後悔と反省の日々を過ごしております」
山形で暮らして14年。山形大学に職を得て11年と7カ月。思い起こせば恥ずかしきことの数々…。最初は身より頼りのない土地でしたが、かけがえのない友人や仲間、そして愛すべき学生たちと出会いました。ちょっとやそっとでは揺らぐことのない、強い絆が生まれました。私が、友人や仲間や学生たちに、どれほど救われ、励まされたことか。それはたぶん、「ほかの人にはわからない」(荒井由実「ひこうき雲」)でしょう。ただひとつ、学生のみなさんに言えることが あるとすれば、学生時代の友人もいいけれど、大人になってからできた友人も悪くないものだよ、だからこれから先の人生も捨てたもんじゃないぜ、ということ です。
 そうそう、もうひとつ、私の大好きなセリフがあります。やはり山田洋次監督の映画「遙かなる山の呼び声」で、北海道で酪農を営む民子(倍賞千恵子)のもとに転がり込んだ男(高倉健)が、苦楽をともにした民子と別れるとき、深々と頭を下げて言ったセリフです。
「お世話になりました。この家で過ごした日のことは、一生忘れません」

…お世話になりました。山形で過ごした日のことは、一生忘れません…。

追コンにて

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