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研究・地域連携

中山町民講座「地域文化遺産 柏倉家に学ぶ」 (全8回)と黒塀の町並みの保存活用の取り組み

2017年3月13日

 人文学部の岩田浩太郎教授は、2016年6月~2017年2月に中山町民講座「地域文化遺産 柏倉家に学ぶ-その歴史と現在-」をおこないました(中山町教育委員会とNPO法人柏倉家文化村が主催、中山町郷土研究会と中山紅花保存会が後援。「やまがた学」講座)。岩田教授は企画と講座講師を務めました。
 この講座は、山形県中山町大字岡にある柏倉家(本家・分家)の屋敷群からなる「黒塀の町並み」を保存し地域の活性化につなげたいという中山町の方針とも連携するもので、人文学部日本経済史ゼミナール(指導教員岩田教授)による長年の柏倉家調査の成果をふまえて、柏倉家の歴史と保存・活用の取り組みについて学ぶものでした。全8回の概要は別紙チラシの通り(月1回ペース・第3土曜日)。『柏倉家ものがたり』(NPO法人柏倉家文化村発行、2016年3月)をテキストとし、毎回講師より補助資料が配付されました。中山町中央公民館における講義形式と柏倉九左衛門家における実地見学形式を取り入れ、紅花栽培・工芸美術・建築・行政・NPOの各分野の方を協力講師としてお招きする回も設け、歴史文化を活かした地域活性化事業につき幅広く学ぶ内容となりました。
 定員30名を越える応募があり、また10名前後のスタッフも常時聴講するなど、多数の参加者を得て活発な議論をおこないました。最終回では講座修了後、交流会をおこない、参加者がお一人お一人、これまでの取り組みと今後の保存活用にかける意気込みについて語り合いました。
 柏倉九左衛門家(本家)・柏倉惣右衛門家(分家)は中山町へ寄贈されることとなり、2017年4月から中山町の所有と運営のもと保存活用がはかられる予定です。また、地元の方々により「黒塀のまちなみ保存協議会」が立ち上がり、中山町岡地区の黒塀の町並みは「最上川が運んだ文化と黒塀の豪農屋敷群」として2016年度に「未来に伝える山形の宝」(山形県)に登録されました。柏倉家住宅については今後国指定をめざしてさらに調査を進めていく予定であり、岩田教授はこれらの活動に協力していく予定です。

講座の様子(中山町中央公民館)

実地見学(九左衛門家紅花畑)

講座の様子(九左衛門家北蔵)

実地見学(九左衛門家仏蔵)

交流会の様子

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