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研究・地域連携

第42回山形大学模擬裁判公演について

2015年1月26日

42代委員長 鈴木利規

 模擬裁判実行委員会とは42年もの歴史を誇る人文学部の研究機関です。かつて、本学に法律系を学ぶコースがなく、「法律を学びたい」という思いを抱いた経済系の学生たちは、法律系コースを作る布石として模擬裁判実行委員会を組織しました。これが現在まで続く模擬裁判実行委員会の始まりです。
 以来、主に人文学部の生徒が中心となって、毎年時代が抱える社会問題をテーマとした模擬裁判演劇をしています。現在は学部の垣根を越え82名が所属し、公演に向けた「すべて」活動を組織の学生のみで行っています。
 今回の裁判劇のテーマは「いじめ」でした。近年では平成23年に起きた大津市の中学生自殺事件をきっかけに社会問題として大きく取り上げられました。この事件では学校が組織として対応していない、調査がずさんだなどの様々な批判が教育委員会と学校に集中しました。こうした事態を受けて、平成25年にはいじめの防止、早期発見、対処のために教育委員会と学校が取り組むべき施策や措置を網羅的にとらえたいじめ防止対策推進法が施行されるなど社会的にも注目が集まっています。
 こうした状況のなかで、実際に教育現場の最前線で活躍する教員の方や、スクールカウンセラーの方、市や県の教育委員会、ジャーナリスト、教育学の専門家などに取材を行い、また何度も勉強会を重ねいじめの現状や背景、本質に迫りました。
 そして迎えた12月の公演では、県内4万部に及ぶビラ配布や街頭演説や大学や外部の関係各機関を巻き込んだ広報活動の甲斐もあり、歴代最多の513名もの皆様にご来場頂きました。また観客の皆様に行ったアンケートや各報道機関からの反響の声の大きさにうれしく思っている所です。

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