ホーム > Agoraトピックス > 研究・地域連携一覧 > 山形県高校日本史教員の研修会講師を務めました。

研究・地域連携

山形県高校日本史教員の研修会講師を務めました。

2015年12月25日

 人文学部の岩田浩太郎教授(日本経済史・日本近世史)は、山形県高等学校教育研究会社会部会(社会科教育研究会)村山支部日本史部会の研修会講師を務めました。2015年11月12日(木)に、人文学部1号館208教室で開催されました。
 同日本史部会は、山形県村山地方の公私立の高校で日本史を担当する教員が参加し、日本史授業の内容改善について検討しています。部会長である山形南高校の中里秀樹教諭(大学院社会文化システム研究科修了)から岩田教授に依頼があり、実施されました。
 岩田教授は、「地域史を学ぶ-山形を事例に-」と題する講演をおこないました。あらかじめ、日本一の紅花商人であった長谷川家など山形商人の商業活動を扱った研究論文を参加者に配布し、事前の読了を宿題とした上で、そうした歴史研究の成果を高校生に向けてどのような内容構成で話すのかについて講演しました。江戸時代の村山地方が紅花生産地帯として発展したことや明治以降の変化について、生産力・特産物・交通関係・商業情報網・政治政策・外国貿易・人材育成の諸点から説明し、長期的な考察から地域の活性化と衰退の各諸条件を把握していくという、地域史の視点と方法について話しました。また、岩田教授が同テーマで出張講義をした県内高校での生徒の感想文をもとに、こうした内容に対する高校生の反応ぶりや彼らの現在の視点からする関心の所在についても紹介されました。さらに、山形城下町の繁栄ぶりや北前船及び最上川など交通、紅花商業に関する歴史資料の教材化案についてもいくつかの内容が紹介されました。
 当日は、同部会の研修会が久し振りの開催であったこともあり、参加人数は少なかったのですが、山形南・山形北・山形中央・寒河江・天童・谷地・左沢・上山明新館・山本学園の各高校から計11名の先生方が参加され、講演後には、活発に質問が出され議論がおこなわれました。

日本史部会研修会の様子

ページトップへ

ページトップへ

サイトマップを閉じる ▲