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山形大学
地上絵は、畑、水路、道の建設といった開発によって破壊が進んでいます。我々は詳細な「ナスカの地上絵」の分布図を作成しています。開発の計画段階で我々の分布図を利用してもらえれば、地上絵の保護と開発を両立させることが可能になると考えています。
ユネスコの世界文化遺産「ナスカの地上絵」が分布する、ペルー南海岸のナスカ台地およびその周辺部を調査することによって、アンデス文明の盛衰と環境の関係を明らかにすることを目指しています。
人工衛星画像の解析および現地調査により、地上絵・考古遺物の分布図を作成しています。
人工衛星画像および地形図等の分析により、地上絵がこれまで消えずに残ったのは、消えにくい場所を選択して描いたためだということが分かりました。
人工衛星画像の解析および現地調査により、これまでペルー文化省に登録されていなかった地上絵を多数発見しました。
地上絵付近で採取した土器を分析することによって、それぞれの地上絵が利用された年代を明らかにしました。
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