エカテリーナ宮殿の屋根
エカテリーナ宮殿は,女帝エカテリーナ2世の夏の離宮。
サンクト=ペテルブルグの南のプーシキン市にある。
贅を尽くした55の部屋から成り,端から端まで300メートル以上ある。
きらびやかなこの宮殿の内外装には,純度の高い金が100kg以上も使われたと言われる。
写真は,光輝く礼拝堂の上部。

 


エカテリーナ宮殿(向かって右手アップ)
ロシアを代表する豪華絢爛たるバロック様式のこの建物は,
18世紀にイタリア人建築家ラストレッリによって増改築されたもの。
壁面や内装の青は,彼のお気に入り。
また1791年に日本人の漂流民大黒屋光太夫が
この宮殿の「絵画の間」においてエカテリーナ2世との謁見を許されたことでも知られる。

 


エカテリーナ宮殿の池
エカテリーナ宮殿のあるプーシキン市は,
帝政時代は「ツァールスコエ・セロー」(皇帝の村)と呼ばれた。
男子貴族学校リツェイがあり,幼いプーシキンもそこで学んだ。

 


民族音楽の演奏
三角形の胴の楽器は,ロシアの民族楽器バラライカのお化けか。

 


ピョートル宮殿
ピョートル宮殿は,趣向を凝らした147もの噴水で有名。
ペテルブルグの南西,フィンランド湾を見下ろす地にある。
ペテルブルグから水中翼船またはバスで向かう。

 


バルコニーよりの眺望
遠くフィンランド湾を望む。中央にあるのはサムソンの噴水。
ピョートル宮殿(ペトロドヴォレツ)は,はじめドイツ語でペーターホーフ,
後にはそれをロシア語化してペテルゴフと呼ばれていた。

 


ライオンの口を引き裂くサムソン
サムソンは旧約聖書に出てくる怪力の持ち主。
これは彼がライオンの口を引き裂いているところ。

 


噴水