雪のトレチャコフ美術館
雪の中を大勢の人たちが入館を待つ長い列が続いていた。

 


民警の雪かき
民警(ミリツィヤ)というのは,日本の「おまわりさん」のようなものと言えるでしょうか。
市内を見回ったり,外国人のパスポートを調べたり,こんな風に雪かきもします。
モスクワ芸術座(別館)の前でのひとコマ。
※注:
これはよく知られたトヴェリ通り近くの「チェーホフ記念 モスクワ芸術座」ではなく,
もう少し北にある「ゴーリキイ記念 モスクワ芸術座」です。
「МХАТ」(ムハット)という略称で呼ばれるモスクワ芸術座は,
ペレストロイカ時代に二つに分裂しました。

 


路上アイスリンク
路面が凍ってツルツル滑ると危ないですが,
この二人はむしろそれを楽しんでスケートごっこに興じていました。
さすがにロシア人は雪道に慣れているのか,転ぶ人をあまり見かけません。
それどころか,滑り出した瞬間無理に踏ん張らずに,その片足に重心を乗せて
スケートのように軽く滑走してからまた歩き出す人たちを何度か目にして感嘆しました。

 


橇(ソリ)を引く犬
冬,小さな子どもを連れて外に出るときには,よくソリが使われます。
中にはこの写真のように,犬に引かれたソリを目にすることも珍しくありません。

 


ロシアの雪だるま
雪だるまが胴体と頭から出来ていて目や口などがある点では,ロシアも日本も大差ありません。
一番の違いは,ロシアの雪だるまには木の枝などの「手」が付けられている点です。

 


夕方の公園
公園の坂で板などに乗って滑り降りる遊びに興じる子どもたち。
日中小さな子どもの面倒を見るのは「バーブシュカ」(おばあちゃん)の仕事です。

 


アイスホッケーをする子どもたち
もう少し大きな子どもたちは,アイスホッケーをして遊びます。

 


冬の並木道
鈴の音高らかにどこからかトロイカが走って来そうです。

 


冬の朝
「孤独な犬の散歩」を狙った訳ではありません。
たぶんダイヤモンド・ダストを撮ろうとしたのだと思うのですが...。

 


凍てつく道
「マロース」と呼ばれる厳寒期には,道はこんなふうになってしまいます。
表面は雪に覆われていますが,その下の方は固く凍っており,
ゴツゴツ凸凹してとても歩きにくいです。

 


窓からの風景
冬の滞在中,僕の部屋の窓の外にはこんな風景が広がっていた。

 


冬の道