第9回 GISカフェ 28 Nov 2014
 ArcScene を使って3D地図を描いてみました。
 ここに上げた図は単に立体的に見せてるだけのものですが,ArcSceneの表示タブから「ビューの設定」をすると,ステレオ表示の地図を描くことができます(赤と青のセロファンを使った眼鏡で見ると地図が浮き上がって見えるというアレです)。
EsriJapanの御助言を受け,Gis Online でストーリーマップを描いてみることにしました。
 地図の範囲を奥羽山脈を挟んだ宮城県と山形県です。北から国道48号線(関山街道),JR仙山線,山形自動車道が両県をまたぐ交通として描かれますが,急峻な奥羽山脈を越えることがいかに困難か分かると思います。奥羽山脈という地形的な障害を克服し,両県を結ぶ東西交通の重要性を指摘したのは山形県の初代県令に就いた三島通庸でした。土木県令と批判されることもあったようですが,三島の先見には驚かされます。
 2014年の1月から始めたGISカフェですが,冬季休業やその後の入試業務等を考え,しばらくお休みすることにします。春には再開します。