GIS利活用研究所

 GIS利活用研究所は,GIS(地理情報システム,Geographic Information System)の普及のために,平成16年7月より活動を開始致しました。GISは,多種多様な空間情報を地図上で管理し,目的に応じた地図を容易に作成できるシステムです。その機能の一部は,カーナビゲーションや携帯電話機能に組み込まれており,すでに一般化されています。当研究所は,GISの有効性を広く一般に伝え,その普及を促進する地域のコアとなるべく活動しております。
 近年では,GISの普及も進み,本研究所の活動も各自治体との共同調査やGISの実践的な講習の開催にシフトしてきており,GIS操作に関する問い合わせ相談の数も増加してきております。

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ワークショップのような堅苦しいものではなく,こんな地図を作ってみたというようなカフェ感覚の活動です。一般市民,学生の参加を広くお待ちしています。

GIS Café
NEW
主な活動実績
2004年
(平成16年)
国土地理院院長による講演会の開催
(演者:渡邉茂樹院長)
電子地図&地籍図フォーラムの開催
(山形県測量設計業協会との共催)
2005年
(平成17年)
小学校区単位での防犯マップの作成 山形県のメダカ生態地図の作成
(城北高校辻教諭の研究補助)
2005年
(平成18年)
草木塔分布図の作成 草木塔シンポジウムの開催
(環境保全センターとの共催)
2007年
(平成19年)
大学周辺の学生アパート物件マップの作成 山形大学理学部教員の研究補助
東北芸術工科大学教員の研究補助
2008年
(平成20年)
地域データベースの作成
(民間企業との連携事業)
研究報告会の開催
(民間企業との連携事業)
2009年
(平成21年)
長井市からの依頼に基づく観光マップの作成
(県内自治体との連携事業)
民間調査機関との共同研究
(民間企業との連携事業)
2010年
(平成22年)
上山市からの依頼に基づく観光マップの作成
(県内自治体との連携事業)
民間調査機関との共同研究
(民間企業との連携事業)
2011年
(平成23年)
長井市からの依頼に基づく空店舗マップの作成
(県内自治体との連携事業)
民間調査機関との共同研究
(民間との連携事業)
2012年
(平成24年)
県内自治体職員を対象にしたGIS講習の開催
(ESRI Japanとの連携事業)
民間調査機関との共同研究
   (東日本大震災後の土地利用調査)
2013年
(平成25年)
県内小中学校教諭を対象にしたGIS講習の開催
(山形県教育センターとの連携事業)
山形県土地改良事業連合会との共同研究
   (美土里ネットの利活用)
2014年
(平成26年)
GISカフェの開設
(ESRI Japan協力)
民間調査機関との共同研究
(民間との連携事業)

平成27年4月1日時点

所員一覧

氏名 所属 役職 専門 備考
所長 山田 浩久 人文学部 教授 都市地理学
柴田 洋雄 人文学部 名誉教授 地域経済
阿子島 功 人文学部 名誉教授 環境地理学
是川 晴彦 人文学部 教授 公共経済学
下平 裕之 人文学部 教授 経済思想
本多 薫 人文学部 教授 人間情報科学
伊藤 晶文 人文学部 准教授 自然地理学
山本 匡毅 人文学部 准教授 地域政策
八木 浩司 地域教育文化学部 教授 地理教育(自然)
村山 良之 地域教育文化学部 教授 地理教育(人文)
大隅半島北部のシラス台地を刻む谷の形態の分類(山形大学歴史・地理・人類学論集 Vol.13,2012年)
GIS利活用研究所設立の詳細(山形大学歴史・地理・人類学論集 Vol.6,2005年)
統合型GISに関する提言(山形大学歴史・地理・人類学論集 Vol.4,2003年)
草木塔(環境保全 Vol.9,2006年)
参考文献