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(最終更新時:2004年9月27日


「調査・個人情報・倫理」資料館

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<あ行>

 相澤孝・2002「親企業」

相澤 孝(郵便局職員。埼玉県岩槻市。65歳)
 「声/どこへ行った親企業の倫理」
 ※「メーカーが金型業者に技術データを提出させて人件費の安い海外で生産するため、金型業界が危機だという記事を、音響メーカーに定年まで三十数年勤務した私は興味を持って呼んだ。」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/18
 合庭惇・1997「マルチメディア」
合庭 惇( あいば・あつし/静岡大学情報学部教授)
「(インターネット、マルチメディア、ネットワーク)マルチメディアの社会的機能」
 ※「四 電子的監視社会」あり。
『ジュリスト増刊/メディア』037-041頁。 1997/06/25
 青沼陽一郎・2003「食料植民地」
青沼陽一郎(あおぬま・よういちろう/ジャーナリスト)
「(特集:「安全大国」日本の不安)「食料植民地」ニッポンの危険な食物:ホルモン剤使用、農薬基準も米国の言いなりだ」
『文芸春秋』81巻7号286-293頁 2003/06/01
 青山繁晴・2004「世界標準」
青山繁晴(独立総合研究所社長。作家)
 「政々流転! (18)/世界標準で考えねば、原因究明の障害に」
 ※今回の美浜原発事故は「世界では原発事故とは認定されない。労災事故である。」(031頁) 「わたしの属する独立総研は、原子力施設の安全をめぐって欧米各国の政府機関と毎年、議論を重ねている。」(031頁)
『ヨミウリ ウィークリー』2004年9月12日号(63巻39号・通巻2936号)031頁 2004/09/12
 青山&森山・2003「新カード」
青山祐輔(あおやま・ゆうすけ/フリー・ライター。1974年生まれ)、
森山和道(サイエンス・ライター。1970年生まれ)
「(特集:ICカード/世界とサイバースペースが融合する日)新カード型社会へのちぐはぐな進行:発行前から時代に取り残される住基カード」
 ※キーワード:住基ネット、経済産業省「ICカードの普及等によるIT装備都市研究事業」、長野県駒ヶ根市「つれてってカード」、札幌市「S.M.A.P.カード」、国土交通省「東アジア共通・交通系ICカードに関するプロジェクト」。
『中央公論』118年1号(1424号)199-209頁 2003/01/01
 赤岡功・1995「エレガント」
赤岡 功(あかおか・いさお/京都大学経済学部教授)
「エレガント・カンパニーにむけて:企業倫理のためのナイス・フレームワーク」
 ※キーワード:経営学、企業の社会的責任論、企業の人間性。
『書斎の窓』449号063-068頁 1995/11/01
 明石昇二郎・2004「浜岡原発」
明石昇二郎(あかし・しょうじろう/ルポライター)
「スクープ/これが浜岡原発のコンクリート骨材を偽造した証拠書類だ!」
 ※「公的試験機関((財)機械電子検査検定協会、現・(財)日本品質保証機構)の出した試験成績書を切り張りして偽造した「ニセ成績書」である。」(028頁)
『週刊金曜日』2004年9月10日号(12巻35号通巻534号)028-029頁 2004/09/10
 浅倉むつ子・2002「人事管理」
浅倉むつ子(あさくら・むつこ /東京都立大学法学部教授)
「(連載:労働法の魅力と無力 その6)ボトムアップの人事管理」
 ※キーワード:一般職の女性、ポジティブ・アクション(積極的格差是正措置)。
『書斎の窓』516号032-035頁 2002/08/01
 浅見輝男・2001「企業擁護行政」 ← 「医療」から移動
浅見輝男(元茨城大学農学部・土壌学)
「(読者のひろば 爽論騒論/政府の安全無視−企業擁護行政は「狂牛病」だけではない−Natureの評論紹介」
 ※「著者が永年手懸けているカドミウムによる環境汚染問題に対する政府の行政措置もその例外ではない.」(045頁)
『日本の科学者』36巻12号045頁 2001/12/01
・東 浩紀(あずま・ひろき/1971年生まれ)

 東浩紀・2002「情報自由論・06」

東 浩紀(慶應義塾大学非常勤講師)
「情報自由論 データの権力、暗号の倫理 第6回:フィルタリングされる自由」
 ※「プライバシーが丸裸にされる、というのであれば、ユビキタスやバイオメトリクスの精密さは、住基ネットの比ではない。」(266頁)
『中央公論』117年12号(1423号)264-273頁 2002/12/01
※筆者のウェブサイト(http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/)に本連載のための特設ページ ↓あり。
情報自由論 on the web
http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/cyberliberty/cyberliberty.html
 東浩紀・2003「情報自由論・07」
東 浩紀(慶應義塾大学非常勤講師)
「情報自由論 データの権力、暗号の倫理 第7回:自由と交換される匿名性」
 ※キーワード:ポストモダン化、規律訓練型権力、セキュア、フィルタリング、資格付与カード、住基ネット、ジョン・ロールズ「無知のヴェール」
『中央公論』118年1号(1424号)310-319頁 2003/01/01
 天野一哉・2003「児童労働」
天野一哉(あまの・かずや/ジャーナリスト)
「世界から児童労働をなくしたい/18歳の挑戦」
 ※キーワード:NGO「フリー・ザ・チルドレン」(FTC)、タイ・子ども人権保護センター。
『週刊金曜日』11巻32号(通巻483号)054-056頁 2003/08/29
 天野祐吉・2002「迷惑メール」
天野祐吉(コラムニスト)
「CM天気図/もうひとつの迷惑メール」
 ※「… 一億総探偵みたいになってヒミツのあばきっこをするようになるよりは、キスを送ったり送られたりしているほうが、ずっと平和でいいんじゃないだろうか。」
『朝日新聞』朝刊 2002/01/19
 荒木正尚・2000「国際結婚」
荒木正尚(あらき・まさたか/1967年生まれ)
「(特集 人生の落とし穴)54歳、国際結婚、破局:彼は騙されたか/誌上対決!国際結婚斡旋業者 VS 「被害者」代理人」
 ※ 同誌2000年3月号掲載記事への反論がきっかけ。国際結婚斡旋業者の菊池 章氏と「被害者」男性の相談相手の小菅清氏との討論。
『プレジデント』38(10)084-089頁 2000/06/12
 有永真人・2002「ライフスタイル」
有永真人(ありなが・まさと/東北大学大学院法学研究科博士後期課程)
「アメリカ労働仲裁における労働者のライフスタイル保護の試み」
 ※ここでの「ライフスタイル」という表現には、「プライバシーないし私生活」だけでなく「私事ないし個人的自由」の領域も含まれるとのこと(044頁)。
※「<付記> 本稿は、筆者が二〇〇〇年一月に山形大学大学院社会文化システム研究科に提出した修士論文から、その一部を再構成し、補筆したものである。」(107頁)
『東北法学』(東北大学大学院法学研究科院生会)20号041-107頁 2002/03/31
 有馬頼底・2003「景観論争」
有馬頼底(ありま・らいてい/京都仏教会理事長)
「私の履歴書(23)/景観論争/ビルの高層化に反対/町並み保存、京都が手本を」
 ※キーワード:京都市の総合設計制度、京都ホテル、京都駅ビル。
『日本経済新聞』朝刊 2003/03/24
 有堂出人・2003「人種差別」
有堂出人(あるどう・でびと/北海道情報大学教員(国際化論))《顔Ph有》
「私の視点/「外国人お断り」/人種差別撤廃へ法整備を」
 ※「私は名古屋市内のビジネスホテルで、SARS予防を理由に予約を拒否された。」「私は日本人である。米国出身の白人で、初来日は86年。10年以上在住し、2000年に帰化したのだ。」
『朝日新聞』朝刊 2003/06/02
 アレキサンダー・2002「ヒミツ」
ロニー・アレキサンダー(神戸大教授)
「eメール時評/「ヒミツ」の選択肢を」
 ※「セクシュアル・マイノリティ運動の中で、性について語り合い、そこで考えた。自分のことは自分で決めたい。性別欄に丸をつけるのをやめることにした。」「性別、年齢、結婚などを記す欄に、答えたくない人のために、「ノーコメント」「ヒミツ」という選択肢を加えていただきたい。」
『朝日新聞』朝刊 2002/04/17 ○△ 【ビジネス】
・粟野仁雄(あわの・まさお)

 粟野仁雄・2002「雪印告発」

粟野仁雄(ジャーナリスト)
 「国に葬られてたまるかと雪印を告発した社長が大阪補選に出馬」
 ※2002年10月27日投開票の衆院大阪10区の補欠選挙に西宮冷蔵(兵庫県)の水谷洋一社長が内部告発者保護法制定を訴えて出馬予定。
『週刊金曜日』10巻39号(通巻440号)029頁 2002/10/11
 粟野仁雄・2003「あの日」
粟野仁雄(ジャーナリスト。兵庫県)
「読者のおすすめ本/主婦が生活の中で実感した臨界事故の恐怖/『あの日に戻れたら』葛西文子著 那珂書房 1600円+税」
 ※「犠牲者2人を出した東海村の臨界事故(99年9月)を現場近くに住む若い主婦が綴った。」(201頁)
『通販生活』(カタログハウス)215号(2003年秋号)201頁 2003/08/
 粟野仁雄・2004「西宮冷蔵」
粟野仁雄(ジャーナリスト)
「「雪印牛肉偽装事件」告発の西宮冷蔵/廃業、見せしめ処分を乗り越え 再開へ/「まけへんで!」」
『週刊金曜日』2004年5月14日号(12巻18号通巻517号)030-032頁 2004/05/14
<い>

 飯田哲也・2002「内部告発」

飯田哲也(いいだ・てつなり/日本総合研究所主任研究員。43歳)
「私の視点 特集・原発損傷隠しの波紋/産官学の「ムラ」に切り込め」
 ※「今回の事態を一部の組織のモラルや一部の人間の違法行為の次元に矮小化してはならない。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/22
・飯田亮(いいだ・まこと)

 飯田亮・2002「警備市場」

飯田 亮(セコム取締役最高顧問。68歳)
「〔インタビュー記事〕経済観測/「不安」時代のビジネス/警備市場 不況下でも成長/政府の政策運営に問題あり」
 ※「塾通いの子供、徘徊(はいかい)老人、盗難に遭った自動車などの所在を衛星を使って検索する新事業も急速に伸び、契約者は約十二万人に達した。」
『日本経済新聞』朝刊 2002/03/04
 飯田亮・2002「構造改革」 ←※「飯田亮・2002「銃口」」としていたのはミス。陳謝(2002年4月25日訂正)。
飯田 亮(1997年よりセコム(株)最高顧問。1933年生まれ。学習院大学政経学部1956年卒)
 「インタビュー/強引にでも構造改革を:セコム飯田最高顧問に聞く」
 ※聞き手:時事通信産業部・藤原秀行。
 ※位置検索サービス「ココセコム」について、「ホームセキュリティーとシナジー(相乗効果)を発揮している。今年度は本格的な販売に向けたプレセールの段階で、来年度以降、さらに力を入れる。… 契約の目標は一〇〇万件だ。」(055頁)
『世界週報』83巻15号(通巻4044号)054-055頁 2002/04/16
 飯田&海渡・2003「もんじゅ」
飯田哲也(いいだ・てつなり/環境エネルギー政策研究者)、
海渡雄一(かいど・ゆういち/弁護士。もんじゅ訴訟弁護団)
「対談/原発から自然エネルギーへ:「もんじゅ」判決で考える」
 ※司会:編集長・岡田幹治、まとめ:編集部・小長光哲郎。
 ※海渡氏いわく「原子力安全・保安院の人たちと会っていて違和感を持つのは、彼らが東電の不正に「怒ってない」こと。福島県の佐藤栄佐久知事は怒りましたよね。」(036頁)
『週刊金曜日』11巻6号(通巻457号)034-037頁 2003/02/14
 飯沼健雄・2003「新衛星」
飯沼健雄(新衛星ビジネス社長)
「〔インタビュー記事〕居眠り運転の感知も可能に」
 ※同社は2002年11月発足。準天頂衛星によるGPSの利用を目指す。「新システムで移動体に特化したサービスをすれば、競争力は十分ある。」
 ※記事「自前の衛星加え「日本版GPS」と一緒に。
『朝日新聞』朝刊 2003/01/20
 井内龍二・2003「特許法改正」
井内龍二(いうち・りゅうじ/弁理士)
「私の視点/特許法改正/知的財産権の保護に逆行」
 ※「特許庁は、特許権取得に伴う審査請求料を現行の平均10万円から約20万円に引き上げようとしている。」
『朝日新聞』朝刊 2003/02/26
 猪飼隆明・2002「水俣病」
猪飼隆明(大阪大学)
「〔書評〕本/水俣病被害者・弁護団全国連絡会議編『水俣病裁判全史』全5巻(日本評論社刊)」
  ※筆者は元熊本大学。
 『日本の科学者』37巻12号(通巻419号)046頁 2002/12/01
 池添徳明・2003「解雇ルール」
池添徳明(いけぞえ・のりあき/フリージャーナリスト)
「(特集:社員は「商品」じゃない)企業の身勝手がまかり通る」
 ※キーワード:解雇ルール、整理解雇、労働基準法、裁量労働制。
『週刊金曜日』11巻3号(通巻454号)010-012頁 2003/01/24
 池田真里・1997「ワースト企業」
池田真里(いけだ・まり/翻訳業)
「米誌に“ワースト企業”のお墨つきもらった三菱、大和、大昭和製紙」
『週刊金曜日』5巻8号(通巻164号)018-019頁 1997/02/28
 池田守久・1998「品質管理」  石井恒男・2003「ヤミ金」
石井恒男(全国貸金業協会連合会副会長)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第1弾/10000%の借金地獄)〔インタビュー記事〕金利を上げればヤミ金は減る」
 ※三宅勝久・2003「利息制限法」と同時掲載。
 ※キーワード:消費者金融業、出資法、利息制限法、多重債務者。
『週刊金曜日』11巻7号(通巻458号)017頁 2003/02/21
 石川純治・2003「時価会計」
石川純治(いしかわ・じゅんじ/駒澤大学教授)
「私の視点/時価会計/政治圧力による凍結に反対」
 ※キーワード:有価証券、持ち合い株式、評価損、粉飾決算、会計アカデミズム、企業会計基準委員会。
『朝日新聞』朝刊 2003/05/21
 石原佳絵子・2003「本人確認」
石原佳絵子 (会社員)
 「声/なぜ出来ない 私の本人確認」
 ※「夫の姓の口座を旧姓名義に戻したいが、できない。銀行や郵便局は「ご本人様と確認できません」と声をそろえる。」
『朝日新聞』朝刊 2003/09/19
 石渡正佳・2003「産廃行政」
石渡正佳(いしわた・まさよし/千葉県庁職員)
「〔インタビュー記事〕国の産廃行政を批判する著書を出した千葉県庁職員/石渡正佳さん(44)/「不法投棄には理由がある。国は、そこから目をそらし続けている」」
 ※文:篠島真哉。 
 ※著書は『産廃コネクション』(WAVE出版)。
『朝日新聞』朝刊 2003/01/20
※→著書への書評:坂村健・2003「産廃」【ビジネス】
 磯部晶策・2002「農家」
磯部晶策(食品コンサルタント)
「〔インタビュー記事〕正直に「つくる」「情報公開」/「農家も消費者の一人」/互いに認め合う姿勢大切《顔Ph有》」
『山形新聞』朝刊 2002/09/10
 伊田浩之・2003「欠陥原発」
伊田浩之(いだ・ひろゆき/編集部)
「スクープ/まだ隠されていた欠陥原発:圧力容器が製造当初からひび割れ?」
 ※キーワード:アンダークラッド・クラッキング(UCC)、再熱割れ、原子炉圧力容器。
『週刊金曜日』11巻30号(通巻481号)052-055頁 2003/08/08
 ※→これへの天野牧男氏の反論に対する反論:田中三彦・2003「UCC問題」
 市川俊司・2003「解雇ルール」
市川俊司(いちかわ・しゅんじ/弁護士)《顔Ph有》
「私の視点/解雇ルール/政府は実務指針の策定を」
『朝日新聞』朝刊 2003/10/25
 一の宮美成・2003「仮装売買」
一の宮美成(いちのみや・よしなり/ジャーナリスト。1949年生まれ)
「(第2章 隠蔽の果実)大阪証券取引所「仮装売買」隠蔽疑惑/恐怖の「トクチョー」が北浜を震撼させた日」
 ※大阪証券労働組合「の築山委員長に、大証不正事件の真相と、目下、刑事事件化に向けて捜査が進んでいる疑惑をいかにして内部告発したか、語ってもらった。」(104-105頁)
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】104-114頁 2003/01/27
 出口治明・2003「英断条例」
出口治明(日本生命保険公務部長)
「「日本の国益委員会」リポート/英断を高く評価する2つの条例」
 ※キーワード:滋賀県の「琵琶湖ルール」、東京都千代田区「歩きたばこ禁止条例」。
『世界週報』84巻3号(通巻4082号)058-059頁 2003/01/28
・伊藤 歩(いとう・あゆみ)

 伊藤歩・2003「サラ金」

伊藤 歩(金融ジャーナリスト)
 「(ヤミ金¥サラ金連続特集第2弾)高金利のカラクリ:サラ金の真の客は「金主」」
 ※キーワード:金融業、融資、低利の個人向けローン。
『週刊金曜日』11巻8号(通巻459号)014-015頁 2003/02/28
 伊藤歩・2003「個人情報」
伊藤 歩(金融ジャーナリスト)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第3弾)あふれ出る個人情報:知らぬは利用者だけ」
 ※キーワード:債権の流動化、第三者対抗要件、債権譲渡特例法、個人信用情報機関、テラネット。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)024-025頁 2003/03/07
 伊藤慶子・2004「個人情報」
伊藤慶子(いとう・けいこ/岩手県消費者団体連絡協議会事務局長。1998年から現職。56歳)《顔Ph有》
 「〔インタビュー記事〕個人情報が危ない(34)/第6部実態をこう見る(02)/もうひとつのわたし/保護へ罰則強化必要」
 ※「本人の承諾を得ずに作成されたリストを使って、人をだます人間がいるということが気味悪い」。
『河北新報』朝刊 2004/04/22
 伊藤潤子・2002「偽装牛肉」
伊藤潤子( いとう・じゅんこ/生活協同組合コープこうべ理事)
「私の視点/偽装牛肉/食の安全は行政の責務」
 ※「消費者の自立と自主判断による自己責任が求められて久しい。しかし、この前提となる食品衛生法の改正を含めた環境を整備するのは、行政の責務であることを強く訴えたい。」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/17
 伊藤康江・2002「表示」
伊藤康江(いとう・やすえ/消費科学連合会事務局副会長を2001年辞任)
「(三方 -- 生産者・消費者・販売者 -- 一大損の雪印事件 日本の畜産をだめにした行政)事業者のための表示から消費者のための表示へ:地に墜ちた表示への信頼」
 ※「現在の食料・農業・農業基本法は、生産者と企業擁護の色あいが強い。」(029頁)
『週刊金曜日』10巻12号(通巻413号)027-029頁 2002/03/29
 稲毛ゆか・2003「無認可共済」
稲毛ゆか(いなげ・ゆか/フリーランス記者)
「トラブル増える「無認可共済」:掛け金が戻らない、代表者が夜逃げ、マルチ方法……」
『週刊金曜日』11巻34号(通巻485号)030-033頁 2003/09/12
 稲盛和夫・2002「企業不祥事」
稲盛和夫( いなもり・かずお/京セラ名誉会長)
「私の視点/企業不祥事/基本的な倫理観の確立を」
『朝日新聞』朝刊 2002/10/23
 犬塚直史・2002「ハローワーク」
犬塚直史(いぬづか・ただし/職業紹介業ビー・ザ・ワン日本代表)
「私の視点/ハローワーク/年齢でなく実績生かして」
『朝日新聞』朝刊 2002/07/17
・井上トシユキ(いのうえ・としゆき/1964年生まれ)

 井上トシユキ・2003「株主代表訴訟」

井上トシユキ(フリーライター)
「(第3章 暴露の法則)株主代表訴訟の傾向と対策」
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】158-159頁 2003/01/27
 井上トシユキ・2003「ネット告発」
井上トシユキ(フリーライター)
「(第3章 暴露の法則)苦い経験から何を学ぶ?/ネット告発の事件簿」
 ※東芝クレーマー事件、ホテルジャンキーズ事件、日本生命対「2ちゃんねる」訴訟等。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】160-168頁 2003/01/27
 井下顕・2002「水俣病」
井下 顕(弁護士。福岡)
「〔書評〕新刊旧刊/人権侵害に立ち向かう人々の必読書/『水俣病裁判全史』全5巻」
 ※日本評論社刊。
 ※筆者は熊本県天草育ち。
『青年法律家』376号014頁 2002/06/25
 井部正之・2003「不法投棄」
井部正之(いべ・まさゆき/ジャーナリスト。1972年生まれ)
「国内最悪の産廃不法投棄で揺れる農業の町:地元はなぜ溶融炉誘致に動くのか」
 ※キーワード:青森県三戸郡田子町、三栄化学工業、縣南衛生、「田子の声」一〇〇人委員会。
『週刊金曜日』11巻32号(通巻483号)050-052頁 2003/08/29
 今井一・1997「御嵩町」
今井 一(いまい・はじめ /ジャーナリスト)
「御嵩町町長盗聴・襲撃事件 解明に向けて新しい展開」
『週刊金曜日』5巻29号(通巻185号)075頁 1997/08/01
・岩井克人(いわい・かつひと)

 岩井克人・2002「会社統治制度」

岩井克人(東大教授)
「思潮21/米国の会社統治制度/もともと、倫理的たりえない経営者が前提」
 ※「所有と経営の分離」をなくした会社統治制度について。
『朝日新聞』朝刊 2002/08/06
 岩井克人・2003「小林秀雄賞」
岩井克人(東大経済学部長(理論経済学))《顔Ph有》
 〔インタビュー記事〕「ひと/日本の会社を論じた本で小林秀雄賞を受けた経済学者 岩井克人さん(56)/「長い視点で物を考えるのが学者に与えられた権利と義務です」」
 ※受賞作:『会社はこれからどうなるのか』(平凡社)。
『朝日新聞』朝刊 2003/09/24
 岩井義照・2003「個人保証」
岩井義照(いわい・よしてる/経営コンサルタント)
 「私の視点/中小経営者/自殺防止へ個人保証禁止を」
 ※「先進国でも多くが法律で禁じている。」「私の会社は中小企業専門の経営相談を扱っているが、来訪者の7割はこの問題に悩む人たちだ。」
『朝日新聞』朝刊 2003/03/19
 岩佐光啓・2002「ラリー」
岩佐光啓(いわさ・みつひろ/帯広畜産大教授(環境昆虫学))
「私の視点/ラリー/環境壊す暴走を許すな」
 ※「昨年9月に北海道十勝地方で行われた自動車ラリー「インターナショナルラリーイン北海道2001」(毎日新聞社など主催)」や「今年の9月6〜8日に行われた「アジア・パシフィックラリー選手権」(同主催)」について。
『朝日新聞』朝刊 2002/09/15
<う>

 植田蒼・1994「信用情報」

 上田昌文・2002「高圧線」
上田昌文( うえだ・まさふみ/科学と社会を考える土曜講座)
「(やっぱり怖い電磁波)高圧線周辺で小児白血病が倍増/日本でも確認!」
『週刊金曜日』10巻37号(通巻438号)012-013頁 2002/09/27
 植村振作・2002「毒性情報」
植村振作(うえむら・しんさく/元大阪大学大学院理学研究科助教授)
「直言/農薬の「毒性情報」公開を」
 ※「農薬会社は最大29種の毒性試験結果を農水省に提出、登録を受ける。」「私は今夏、共著で「農薬毒性の事典・改訂版」(三省堂)を出した。非公開の壁に阻まれ、情報収集に多くの経費と労力を費やした。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/18
 上村達男・2002「会計監査」
上村達男(早稲田大学教授。専門は商法・証券取引法。1948年生まれ)
「経済教室/会計・監査「慣行」から脱却/証券市場担う必要/直接金融化が再構築迫る」
 ※キーワード:アメリカの企業改革法、アメリカの郵便通信詐欺法、証券市場犯罪としての会計不正、公正な会計慣行。
『日本経済新聞』朝刊 2002/09/03
 内田イチロー・2003「コーポレート」
内田イチロー(年金コンサルタント会社IICP顧問)
「「日本の国益委員会」リポート/コーポレートガバナンスの効力はどこから」
 ※キーワード:企業統治、資本主義、粉飾決算、英国「ヒッグス・リポート」(2003年1月)。
『世界週報』84巻33号(通巻4112号)060-061頁 2003/09/09
 内田勝也・2002「情報安全」
内田勝也( うちだ・かつや/中央大学研究開発機構専任研究員。日本セキュリティ・マネジメント学会常任理事。日経デジタルコア・情報セキュリティー研究会主査。1945年生まれ)
「経済教室/「情報安全」は経営問題/リスクの認識必要/管理システムの構築急げ」
『日本経済新聞』朝刊 2002/10/02
 槍田松瑩・2002「三井物産」
槍田松瑩(うつだ・しょうえい/三井物産専務。東大工学部出身)
「〔インタビュー記事〕不祥事に揺れる三井物産の新社長に内定した 槍田松瑩さん(59)/社長直通メールの新設で「少しでも風通しがよくなれば」。」
 ※文:小山田研慈。
『朝日新聞』朝刊 2002/09/10
・宇都宮健児(うつのみや・けんじ)

 宇都宮健児・2003「ヤミ金融」

宇都宮健児(弁護士。東京弁護士会)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第1弾/10000%の借金地獄)〔インタビュー記事〕返さなくていいカネもある/消費者問題の先駆者 宇都宮健児弁護士インタビュー」
 ※聞き手:平井康嗣(編集部)。
 ※キーワード:ヤミ金融、高利貸し、多重債務者、利息制限法、自己破産者、弁護士の懲戒、サラ金。
『週刊金曜日』11巻7号(通巻458号)015頁 2003/02/21
 宇都宮健児・2003「借金地獄」
監修:宇都宮健児(弁護士)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第3弾)借金地獄から逃れる法」
 ※まとめ:編集部。
 ※「相談に乗ってくれる団体一覧:全国クレジット・サラ金問題対策協議会加盟団体」リスト(030頁)が続く。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)028-029頁 2003/03/07
 宇都宮健児・2003「元本返済」
宇都宮健児〔弁護士。全国ヤミ金融対策会議代表幹事。高金利引き下げ全国連絡会代表幹事)
「「元本返済不要」盛り込まれず効果半減:ヤミ金融対策法で与野党合意」
 ※キーワード:貸金業規制法および出資法の改正案。
『週刊金曜日』11巻26号(通巻477号)031頁 2003/07/11
 梅田徹・2003「外国での贈賄」
梅田 徹(うめだ・とおる/麗沢大学教授。企業倫理・国際法)
 「私の視点/外国での贈賄/法整備し摘発意思示せ」
 ※キーワード:外国公務員贈賄禁止規定、不正競争防止法、外国公務員贈賄防止条約(OECD)、属人主義。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/04
 梅津欣英・2003「仮面労働」
梅津欣英(うめづ・よしひで/失業者ユニオン運営委員長)
「私の視点/仮面労働/雇われたんじゃなかったの?」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/13
<え>

 江川雅子・2002「経営者」

江川雅子(ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長)
「綱渡り日本経済/コーポレートガバナンスを生かすのは経営者」
 ※キーワード:エンロン疑惑、ワールドコム。日本の商法改正による「委員会等設置会社」。
『世界週報』83巻31号(通巻4060号)042-043頁 2002/08/13
 江川雅子・2003「企業ガバナンス」
江川雅子(ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長)
「綱渡り日本経済/企業ガバナンス巡る議論の不毛」
 ※キーワード:エンロン不正会計、ワールドコム粉飾決算、コーポレート・ガバナンス。
『世界週報』84巻1号(通巻4080号)060-061頁 2003/01/14
 江畑謙介・2003「拳銃携行」
江畑謙介(軍事評論家)
 「今週の軍事情報/パイロットに拳銃携行許した米運輸保安局」
 ※キーワード:航空輸送保安体制、次世代コンピューター支援型乗客事前スクリーニング・システム(CAPPS-2)、航空保安スクリーニング記録(ASSR)、全米市民自由連合(ACLU)、米民間航空パイロット協会(ALPA)、インヴィジョン・テクノロジー社(米)、イクスロン社(独)、米連邦航空局(FAA)技術センター。
『世界週報』84巻14号(通巻4093号)044-045頁 2003/04/15
<お>

 大泉実成・2003「東京電力」

大泉実成(おおいずみ・みつなり/ノンフィクション・ライター。1961年生まれ)
「(第1章 重い十字架)内部告発者の肖像4/東京電力・原発トラブル隠蔽:レイ・オフされたからカードを切った。」
 ※東電事件を2000年7月に告発したアメリカ「ゼネラル・エレクトリック(GE)」社の技術者や、1986年に福島第一原発四号機の欠陥を告発した田中三彦氏などについて。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】059-074頁 2003/01/27
※→この田中三彦氏は田中三彦・2002「東電トラブル」の方?
※「GEがどうして不正の公開に踏み切ったか」との疑問(072頁)について、「より現実的な」推測として、中村政雄・2002「原子力発電」を挙げる(074頁)。
 大小原公隆・2003「野村證券」
大小原公隆(おおこはら・きみたか/サラリーマン。1985年から1994年まで野村證券勤務。1961年生まれ)
「(第1章 重い十字架)内部告発者の肖像2/野村證券・利益供与/「告発の波紋は私の予想の域をはるかに超えていた」/[手記]元同社社員・大小原公隆氏」
 ※筆者は『裏切り』(読売新聞社・1998年)著者。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】030-042頁 2003/01/27
 大賀公子・1997「電話番号表示」
大賀公子(おおが・きみこ/NTTネットワークサービス推進部担当部長)
「(通信メディア)「発信電話番号表示サービス」と社会的役割」
『ジュリスト増刊/メディア』157-162頁。 1997/06/25
 大賀典雄・2002「VHS」
大賀典雄( おおが・のりお/ソニー取締役会議長)
「私の履歴書(23)/VHS対ベータ/規格統一 思惑外れる/録音時間の短さもハンディ」
 ※「井深大さんと盛田昭夫さんは画期的な規格を広めようと、松下電器産業と子会社の日本ビクターに規格統一を働きかけた。その際、共同開発ということで技術は互いに特許料なしで使えるようにした。」「ビクターのビデオ事業部長に就いた高野鎮雄さんが「VHS(ビデオホームシステム)」という新方式を発表したのである。といってもその中には「U規格」の技術がふんだんに使われていた。」
『日本経済新聞』朝刊 2003/01/24
 大川豊・2003「返し渋り」
大川 豊(おおかわ・ゆたか/大川興業総裁)
「私の視点/借金苦/「返し渋り」で立ち向かえ」
『朝日新聞』朝刊 2003/07/05
 大芝亮・2004「コンパクト」
大芝 亮(おおしば・りょう/一橋大学教授)
「(焦点:国連改革の新動向)グローバル・ガバナンスと国連:グローバル・コンパクトの場合」
『国際問題』2004年9月号(534号)014-027頁 2004/09/01
 大島眞一・1994「電気通信」  大隅昇・2003「ネット調査」
大隅 昇(おおすみ・のぼる/文部科学省統計数理研究所教授)
「私の視点/ネット調査/科学的手法とは言えない」
 ※「こうした調査が、民意を探る世論調査などにやみくもに利用されては困るのである。いくつか問題点を指摘したい。」
『朝日新聞』朝刊 2003/04/05
 太田勉・1994「金融機関」  大野幸夫・1997「セキュリティ」
大野幸夫(おおの・ゆきお/新潟大学法学部教授)
「(メディアとセキュリティ)ネットワーク取引とセキュリティの法的保護」
『ジュリスト増刊/メディア』316-330頁。 1997/06/25
 大野和興・2003「マヨネーズ」
大野和興(おおの・かずおき/農業ジャーナリスト)
「JASからはじかれた「松田のマヨネーズ」」
 ※キーワード:日本農林規格(JAS)、独立行政法人農林水産消費技術センター、株式会社ななくさの郷、農林物資規格調査委員会、キユーピー、農水省総合食料局品質課。
『週刊金曜日』11巻15号(通巻466号)052-053頁 2003/04/18
 大村多聞・2004「内部告発者」
大村多聞(おおむら・たもん/三菱商事理事、日本経団連消費者法部会長代行)《顔Ph有》
「内部告発者どう守る/政府が法案提出 専門家の見方は/必要悪、運用見守る」
 ※聞き手:奥山俊宏。
『朝日新聞』朝刊 2004/04/06
※同時掲載:片山登志子・2004「内部告発者」高巌・2004「内部告発者」
 大山廣・1994「信用情報」  岡崎真紀子・2001「狂牛病」
岡崎真紀子(おかざき・まきこ/山形県学校給食栄養士会会長。全国学校栄養士協議会県支部長も兼ねる。河北町学校給食センターの主任栄養士))
「〔インタビュー記事〕狂牛病不安 まだ消えぬ/命預かる強い使命感 疑問感じる「一斉給食」」
 ※山形県と「おいしい山形推進機構」が県産高級牛肉を使ったメニューを学校給食に2001年12月中旬に提供することについて、「栄養士という立場だからそう感じるのかもしれないが、子どもがだしに使われるよな気がする。」
『山形新聞』朝刊 2001/12/03
 小笠毅・2003「障害者雇用」
小笠 毅(おがさ・たけし/遠山真学塾主宰、立命館大学非常勤講師)
「私の視点/障害者雇用/スウェーデンに学ぼう」
 ※キーワード:法定雇用率、厚生労働省、保護雇用企業、サムハル社、自立生活協同組合。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/09
・岡田幹治(おかだ・もとはる)

 岡田幹治・2001「狂牛病」

岡田幹治(ジャーナリスト)
「経済/無責任官僚が発生させた狂牛病 食と農を根本から見直す好機だ」
 ※「この事件は、危機が起こるまでは「問題ない」と言い張り、問題が発生すると泥縄的に対策を議論し始める日本の官僚たちが生んだ一種の犯罪である。その意味で薬害エイズや不良債権問題と同根といってよい。」(041頁)
『週刊金曜日』9巻41号(通巻393号)041頁 2001/10/26
 岡田幹治・2004「抗生物質」
岡田幹治(ライター。1940年新潟県生まれ)
「抗生物質を食品添加物にしてよいのか:国際化の中で揺れる食の安全」
 ※キーワード:耐性菌、ナタマイシン、カビ防止剤、日本輸入チーズ普及協会、食品安全委員会、無認可香料騒ぎ(2002年)、フェロシアン化物、食の安全・監視市民委員会、予防の原則。
『世界週報』2004年9月21日(85巻35号・通巻4163号)028-031頁 2004/09/21
 織方弘道・2002「ETC」
織方弘道(おがた・こうどう/有料道路研究センター代表。元日本道路公団常任参与)
「私の視点/ETC/普及には抜本改善が必要」
 ※欧米式の「一括買い上げ・レンタル方式」を主張している。
『朝日新聞』朝刊 2002/07/20
 岡本久吉・2004「ガバナンス」
岡本久吉(おかもと・ひさきち/芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授)
 「これからの日本のコーポレート・ガバナンス:『コーポレート・ガバナンス論』刊行によせて」
 ※同書は有斐閣刊行、定価5775円(税込)。
『書斎の窓』2004年4月号(533号)022-027頁 2004/04/01
 沖浦和光・2003「カースト制」
沖浦和光(おきうら・かずてる/桃山学院大学名誉教授(比較文化論・社会思想史)。1927年生まれ)
「市場自由化で揺らぐカースト制/変貌するインド」
 ※「マクドナルドなど外食産業の普及で、被差別カーストとの共食を禁じた食穢のタブーもしだいに空文化しつつある。」
『朝日新聞』朝刊 2003/03/01
 荻野晃也・2003「電磁波」
荻野晃也(おぎの・こうや/京都大学工学研究科講師)
「確認の研究継続させない文部科学省:電磁波で小児白血病が2倍増」
 ※「WHOの協力研究所である国立環境研究所で電磁波の生体影響を研究していた兜真徳・主席研究官が責任者となり、九九年から三年間」おこなわれた「第I期の疫学研究」をオールC評価して第II期研究をストップさせた文部科学省の評価について(070頁)。
『週刊金曜日』11巻5号(通巻456号)070-071頁 2003/02/07
※→同評価は「平成14年度科学技術振興調整費 中間・事後評価報告書 http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/hyoka030129.htm」→同省ウェブサイト http://www.mext.go.jp/中の「科学技術振興調整費ホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/」掲載。そのうち「生活環境中電磁界における小児の健康リスク評価に関する研究」についての評価の部分は、PDFファイル(http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/hyoka030129/2/25.pdf)。評価を実施した「文部科学省科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会研究評価部会」の名簿:http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/hyoka030129/3/4.htm。
・奥田 碩(おくだ・ひろし)

 奥田碩・2002「企業倫理」

奥田 碩(おくだ・ひろし/日本経団連会長、トヨタ自動車会長)
「私の視点/企業倫理/トップが志持ち徹底図れ」
 ※「私は9日に、日本経団連の全会員企業のトップに対して、企業倫理の徹底を要請した。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/21
 奥山章夫・2003「監査法人」
奥山章夫(日本公認会計士協会会長)
 「〔インタビュー記事〕りそなに公的資金/奥山公認会計士協会長に聞く/監査法人に責任集中/特別検査と同時実施を/銀行側の甘え許されぬ」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/21
 落合知美・2003「動物園」
落合知美(おちあい・ともみ/市民ZOOネットワーク代表。京大霊長類研を経て、東大研究員として動物福祉を研究中)
「直言/動物園に豊かな飼育環境を」
 ※キーワード:異常行動、環境エンリッチメント。
『朝日新聞』朝刊 2003/03/19
 小野五郎・2003「知的財産権」
小野五郎(おの・ごろう/埼玉大学教授(産業政策論))《顔Ph有》
 「私の視点/知的財産権/人類の公共財 囲い込むな」
『朝日新聞』朝刊 2003/09/20
 小野寺節・2003「BSE」
小野寺節(おのでら・たかし/東京大学教授。農水省家畜衛生試験場免疫研究室長を経て1991年から現職。専攻は応用免疫学。農水省のBSE技術検討会座長。厚生労働省の専門家会議、食品安全委員会の専門調査会の委員も務める)《顔Ph有》
 「〔インタビュー記事〕新型のBSE/東京大学教授小野寺節さんに聞く」
『朝日新聞』朝刊 2003/10/26
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目録目次へ

<か行>

<か>

 葛西栄二・2002「牛海綿状脳症」

葛西栄二(かさい・えいじ/農学者)
「2001年に日本に発生した牛海綿状脳症」
『日本の科学者』37巻3号(通巻410号)040-045頁 2002/03/01
 葛西隆則・2003「フード」
葛西隆則(かさい・たかのり/藤女子大学人間生活学部食物栄養学科。同大学院人間生活学研究科食物栄養学専攻。教授。農学博士。1967年から2002年まで北海道大学農学部(助手→助教授→教授))《顔Ph有》
 「巻頭言/フードファディズム Food Faddism」
 ※「フードファディズムとは食物や栄養が健康、疾病に及ぼす影響への過剰な期待、評価のことであ」る(592頁)。「遺伝子組み換え食品への完全で絶対的な安全性という非現実的で到達できない要求」(593頁)
『FFIジャーナル』(FFIジャーナル編集委員会〔豊中市〕発行)208巻8号591-593頁 2003/08/01
 樫田秀樹・2003「多重債務者」
樫田秀樹( かしだ・ひでき/フリーライター)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第3弾)多重債務者はこう救済する:自治体・警察・銀行が連携」
 ※キーワード:岩手県消費者信用生活協同組合、利息制限法、特定調停、スイッチローン、いわて生活者サポートセンター。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)026-027頁 2003/03/07
 勝俣恒久・2002「東京電力」
勝俣恒久( かつまた・つねひさ/東京電力社長)
「〔インタビュー記事〕ひと/強い逆風にさらされる東京電力を率いる/勝俣恒久さん(62)/好きな言葉は「明日があるさ」。「仕事も人生も楽しまないと」
『朝日新聞』朝刊 2002/10/16
 片山登志子・2004「内部告発者」
片山登志子(かたやま・としこ/弁護士、公益通報支援センター共同代表)《顔Ph有》
「内部告発者どう守る/政府が法案提出 専門家の見方は/早期通報阻む恐れ」
 ※聞き手:奥山俊宏。
『朝日新聞』朝刊 2004/04/06
※同時掲載:大村多聞・2004「内部告発者」高巌・2004「内部告発者」
 加藤出・2003「テロ先物」
加藤 出(かとう・いずる/東短リサーチ取締役チーフエコノミスト)
「加藤出の経済私考/暴走するブッシュイズムを象徴する米国防総省の「テロ先物市場」計画」
 ※キーワード:米国防総省国防高等研究計画庁(DARPA)、TIAシステム計画、ライフログ計画。
『週刊金曜日』11巻35号(通巻486号)026頁 2003/09/19
 加藤真代・2002「個人情報」
加藤真代(主婦連合会参与)
「〔インタビュー記事〕個人情報保護法案 高まる議論/危機感胸に逆提案/利用目的の通知 確実に」
 ※「かつて自宅に届くダイレクトメールの送付元がどこから情報を入手したか調査しました。」
『朝日新聞』朝刊 2002/05/31
 加藤やすこ・2002「電磁波」
加藤やすこ(かとう・やすこ/フリーライター。北海道電磁波問題を考える会会員)
「(やっぱり怖い電磁波)家の中にいられない電磁波過敏症/ケータイのほか家電製品でも」
『週刊金曜日』10巻37号(通巻438号)008-011頁 2002/09/27
 金瀬胖・2003「臨界事故」
金瀬 胖(かなせ・ゆたか/日本写真家協会会員)
「JCO臨界事故/東海村で桜に異変」
 ※写真も筆者。
『週刊金曜日』11巻19号(通巻470号)030-032頁 2003/05/23
 金子勝・2002「不良債権」
金子 勝(かねこ・まさる/慶応大教授(財政学))
「不良債権処理問題/まず失敗した政策の検証を/15兆円では足りない公的資金 経営者の責任、厳しく問う必要」
『朝日新聞』朝刊 2002/11/15
 金子学・2002「カード」
金子 学(レコード販売。東京都。41歳)
「〔投書欄〕声/カードの表に生年月日とは」
 ※新国立劇場(東京都渋谷区)の友の会会員の新しい会員証について。「劇場や信販会社の責任ある見解を聞きたいと思っている。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/03
 鎌江伊三夫・2001「狂牛病検査」
鎌江伊三夫(かまえ・いさお/神戸大学教授(都市安全医学・医療決定論))
「私の視点/狂牛病検査/「シロ」2回で見逃し防げ」
 ※「安全医学の原則からいえば、牛骨粉の流通ルートを疫学的に特定し、感染の高危険群の牛を徹底的に調査・同定してハイリスクな牛を絞り込み、順次シロを確認・精査していけばよい。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/29
 鎌田慧・2003「オンリー」
鎌田 慧(ルポライター)
「〔書評〕「外国人お断り」をめぐる論争の記録 同時進行のドキュメントのよう/『ジャパニーズ・オンリー --- 小樽温泉入浴拒否問題と人種差別』有る道出人 明石書店 一八〇〇円」
 ※書評対象書:有道出人・2003『オンリー』
『論座』97号314-315頁 2003/06/01
 鎌田浩子・1997「OECD」
鎌田浩子(かまた・ひろこ/OECD科学技術産業局情報通信政策課法務室長)
「(メディア政策の展開)OECDと最近の情報通信政策」
 ※プライバシー保護、暗号など。
『ジュリスト増刊/メディア』032頁。 1997/06/25
 上坂&殿塚・2004「核燃料」
上坂冬子(かみさか・ふゆこ/作家)、殿塚猷一(とのづか・ゆういち/核燃料サイクル開発機構理事長)《顔Ph有》
「(対談)核燃料サイクルの火を守れ:原子力発電の未来を脅かす「悪質の怪文書」に物申す」
 ※上坂「……『一九兆円の請求書』という怪文書が出回って核燃料サイクルの見直し論が取り沙汰されているです。」(147頁)
『Voice』320号146-155頁 2004/08/01
 神里達博・2001「狂牛病」
神里達博(かみさと・たつひろ/三菱化学生命科学研究所特別技術員。1967年生まれ。旧科学技術庁勤務を経て1999年より現職。専攻は科学史・科学論)
「続発を覚悟しなければならない狂牛病:輸入牛もリスク・ゼロではない」
『世界週報』82巻48号(通巻4028号)020-023頁 2001/12/18
 上澤&岡田・2002「東電データ」
上澤千尋(かみさわ・ちひろ/「原子力資料情報室」研究員)、岡田幹治(おかだ・もとはる/本誌編集長)
「緊急対談 東電のデータ改竄/ウソつきに原発運転の資格はない」
 ※キーワード:東京電力、原子力発電所、自主点検、GEII社(ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル社)、原子力安全・保安院、内部告発、プルサーマル計画。
『週刊金曜日』10巻34号(通巻435号)052-053頁 2002/09/06
 神沼克伊・2002「南極観光」
神沼克伊(かみぬま・かつただ/国立極地研究所名誉教授)
「私の視点/南極観光/求められるルールづくり」
 ※「私はかねて、20世紀の間に南極観光のルールをつくり、21世紀からは南極を広く開放して、青少年らの教育・訓練の場とするべきだと主張してきた。」
『朝日新聞』朝刊 2002/11/30
・神山美智子(かみやま・みちこ)

 神山美智子・2003「食品安全」

神山美智子(弁護士。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議副代表)
「消費者を軽視した食品安全基本法案」
 ※キーワード:内閣官房食品安全委員会(仮称)設置等準備室、リスク分析手法、健康影響評価。
『週刊金曜日』11巻5号(通巻456号)062-063頁 2003/02/07
 神山美智子・2003「食の安全」
神山美智子(弁護士。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議副代表)
「動き出した「食の安全・監視市民委員会」:政府の新機構に任せておけない!」
 ※キーワード:食品安全委員会、BSE(牛海綿状脳症)、食品安全基本法、体細胞クローン牛。
『週刊金曜日』11巻26号(通巻477号)021頁 2003/07/11
 神室一平・2003「内部告発」
神室一平
「気炎/告発への処分」
 ※「国土交通省は去年の末、雪印食品の牛肉偽装事件を「内部告発」した西宮冷蔵(兵庫県西宮市)に対し、営業停止七日間の処分を科していたという。」
『山形新聞』夕刊 2003/02/12
 加毛修・2002「雪印食品」
加毛 修(弁護士)
「〔インタビュー記事〕不公平感払しょくへ総括を/雪印食品調査委員長を務めた加毛修弁護士」
 ※調査委員会の調査結果は2002年1月に提出。捜査当局とは逆に、「担当役員の関与はなく、会社ぐるみの偽装ではなかった」とするものだった。
        『朝日新聞』朝刊 2002/07/25
・香山リカ(かやま・りか)

 香山リカ・2001「狂牛病」

香山リカ(かやま・りか/精神科医)
 「ベストセラー快読/『狂牛病−人類への警鐘』中村靖彦[著]/心落ち着けて読んで」
 ※「たしかに狂牛病は世界を震撼させる新しい病ではあるが、この本に副題にあるように文明を享受した「人類への警鐘」だと決めつけるのは少し早すぎるのでは。」
『朝日新聞』朝刊 2001/12/09
 ※書評されている本:中村靖彦・2001『狂牛病』
 香山リカ・2002「食べるな」
香山リカ(精神科医)
「〔書評〕ベストセラー快読/『食べるな、危険!』日本子孫基金[著]/食の不信訴える抗議書」
 ※「食の安全性に敏感になりすぎるストレスは、添加物や農薬よりもっと心神をむしばむのでは?」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/01
 香山リカ・2003「借りたカネ」
香山リカ(精神科医)
「〔書評〕ベストセラー解読/『企業再生屋が書いた 借りたカネは返すな!』加治将一、八木宏之[著]/庶民励ます「精神療法」」
 ※同書:アスキー・コミュニケーションズ・1238円。
『朝日新聞』朝刊 2003/03/02
 唐木英明・2004「全頭検査」
唐木英明(からき・ひであき /東京大学名誉教授。1941年生まれ。内閣府食品安全委員会専門委員を務める)
「「全頭検査」でBSEは防げない:肉骨粉の禁止と特定部位の除去で安全対策は完全だ」
『Voice』320号156-163頁 2004/08/01
 川北英隆・2002「透明な市場」
川北英隆(日本生命保険取締役)
「(インタビュー記事)ザ・ディスクロージャー 透明な市場へ 課題を聞く(4)/債権、時価評価で明確化」
 ※筆者は「日本は監査人の独立性を確保する仕組みが十分でない。」とする。
『日本経済新聞』朝刊 2002/08/20
 川田悦子・2002「狂牛病」
川田悦子(かわだ・えつこ/衆議院議員。薬害エイズ裁判原告団副代表代表)
「狂牛病 命を軽んじるお役人/衆議院・厚生労働委員 川田悦子議員に聞く/なぜ薬害エイズの教訓を生かせないのか」
 ※聞き手:(本誌編集部)平井康嗣。
 環境総研・2003「カドミウム」
環境総合研究所(1986年設立。環境問題専門のシンクタンク)、『週刊金曜日』編集部
「(カドミウム汚染国日本)国民の健康はだれがどう守る」
 ※環境総合研究所がまとめ、同号に掲載した数値にミスがあったため、同号9月12日号に訂正版掲載あり(「玄米中カドミウム濃度が0.2ppm以上検出された地点のある市町村」(010-011頁)、「玄米中カドミウム濃度が0.4ppm以上だった市町村」(012頁)。
『週刊金曜日』11巻28号(通巻479号)016-017頁 2003/07/25
<き>

・北 健一(きた・けんいち/1965年広島県生まれ)

 北健一・2002「カネミ油症」

北 健一(ジャーナリスト。日本ジャーナリスト会議会員)
「カネミ油症はダイオキシン禍だった:厚労省が認定基準見直しへ」
 ※キーワード:PCB(ポリ塩化ビフェニール)、PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)、坂口力厚労相、九州大学油症研究班、厚生省油症治療研究班、「止めよう!ダイオキシン汚染関東ネットワーク」、かねみ被害者支援センター、セベソ事件(イタリア)。
『世界週報』83巻36号(通巻4065号)050-053頁 2002/09/24
 北健一・2002「金融消費者」
北 健一(ジャーナリスト。日本ジャーナリスト会議会員)
「金融消費者の被害救済で議員立法」
 ※キーワード:金融消費者保護推進議員連盟(2002年7月29日設立総会)、変額保険被害者の会、金融消費者問題研究所、銀行の貸し手責任を問う会。
 ※インタビュー記事「金融消費者保護推進議員連盟事務局長海江田万里氏に聞く/個人に冷たい回収見直しを」を含む。
『世界週報』83巻42号(通巻4071号)050-053頁 2002/11/05
 北健一・2002「個人債務者」
北 健一(ジャーナリスト)
「竹中ショックが個人債務者を襲う:ルポ・不良債権処理の修羅場」
 ※キーワード:竹中平蔵・金融担当大臣、木村剛・金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームメンバー、金融消費者保護推進議員連盟、銀行の貸し手責任を問う会。
『中央公論』117年12号(1423号)125-133頁 2002/12/01
 北健一・2003「武富士・01」
北 健一(ジャーナリスト)
「同時ルポ 武富士裁判(1)/記事の信憑性をめぐり注目の裁判始まる」
 ※同誌2003年2月28日付掲載・三宅勝久・2003「武富士」【ビジネス】をめぐる損害賠償請求訴訟(東京地裁)第1回口頭弁論について。
『週刊金曜日』11巻18号(通巻469号)006頁 2003/05/16
 北健一・2003「印鑑地獄」
北 健一(ジャーナリスト) 《顔Ph有》
 「ルポ 印鑑地獄:覚えのない捺印で丸裸にされる」
 ※キーワード:民事訴訟法第228条第4項、甲府信用金庫加納岩支店、融資契約、本人意思確認、第一勧銀(現みずほ銀行)板橋支店、三和銀行(現UFJ銀行)、商工ローン、預貯金過誤払被害対策弁護団、銀行の貸し手責任を問う会事務局長。
『中央公論』第118年第8号(通巻1431号)200-207頁 2003/08/01
 北健一・2003「武富士・07」
北 健一(ジャーナリスト)
「同時ルポ 武富士裁判(7)/中小出版社を狙い撃つ武富士の訴訟戦略」
 ※武富士対『創』、『週刊プレイボーイ』訴訟。
『週刊金曜日』11巻36号(通巻487号)006頁 2003/09/26
 北健一・2003「ハンコ」
北 健一(ジャーナリスト)《顔Ph有》
 「「ハンコ裁判」は改革できるか:銀行被害者救済めぐり高まる論議」
『世界週報』84巻36号(通巻4115号)052-055頁 2003/09/30
 北健一・2003「商工ローン」
北 健一(フリー・ジャーナリスト。1965年広島県生まれ)
「ドキュメント裁判/商工ローン:借金苦から抜け出そう」
 ※2003年7月18日・最高裁判決について。
『カウサ』9号(法学セミナー増刊)070-073頁 2003/10/30
 北谷孝和・1994「民間部門」  木下直之・2003「美術品」
木下直之(東京大助教授)
「〔書評〕世界中に広がる「闇市場」の実態/『闇に消える美術品:国際的窃盗団・文化財荒らし・ブラックマーケット』エマニュエル・ド・ルー、R-P・パランゴー[著] 東京書籍、3000円」
『朝日新聞』朝刊 2003/07/06
 木下美香・2003「悪質商法」
木下美香(きのした・みか/消費生活専門相談員)
「私の視点/悪質商法対策/専門家役立て若者教育を」
 ※キーワード:キャッチセールス、電話勧誘販売、アポイントメントセールス、消費生活センター、消費者教育。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/07
 君和田伸仁・2003「カイワレ訴訟」
君和田伸仁(東京)
「カイワレ訴訟東京高裁判決について」
 ※2003年5月21日・東京高裁民事第一民事部にて国家賠償請求訴訟判決。筆者は原告側弁護団の一人。
『青年法律家』389号006-007頁 2003/07/25
 木村耕三・2003「金融庁」
木村耕三(きむら・こうぞう/金融庁審査課長)
「〔インタビュー記事〕ひと/ノンキャリア官僚で初めて金融庁審査課長になった 木村耕三さん(54)/「銀行の経営者が自己保身のために消極的になってきた。気になる」」
 ※聞き手:山川一基。
 ※記者によると、「98年の大蔵省の過剰接待問題では、銀行員とゴルフに出かけた過去を問われて文書厳重注意に。」とのこと。
『朝日新聞』朝刊 2003/09/07
 木村剛・2002「粉飾決算」
木村 剛(きむら・たけし/KFi代表)
「木村剛の経済私考/こうなったら銀行だけでなく日本中の企業が粉飾決算をしてGDPを増やそう!?」
 ※キーワード:不良債権問題、引当金、財務諸表、貸し渋り、デフレ、粉飾決算、外資ハゲタカ論。
『週刊金曜日』10巻49号(通巻450号)017頁 2002/12/13
・木村裕二(きむら・ゆうじ)

 木村裕二・2003「八葉物流」

木村裕二(東京)
 「ネズミ講まがいの詐欺商法:八葉物流事件」
 ※キーワード:全国八葉物流株式会社、八葉グループ、委託販売システム、破産管財人、不当利得返還請求、組織犯罪処罰法。
『青年法律家』385号013-014頁 2003/03/25
 木村裕二・2003「ヤミ金融」
木村裕二(弁護士。全国ヤミ金融対策会議事務局長)《顔Ph有》
「私の視点/ヤミ金融対策/「元本返済不要」を法律で」
 ※キーワード:出資法、貸金業規制法、暴利行為、公序良俗。
『朝日新聞』朝刊 2003/06/23
<く>

 日下郁郎・2003「広島の教育」

日下郁郎(くさか・いくお/原子力発電を考える石巻市民の会事務局)
「中部・東北電力の情報非公開で原発の「ひび割れ運転」開始:NGOのねばり強い調査で電力会社の不正が発覚!」
 ※キーワード:電気事業法、超音波探傷検査(UT)。
『週刊金曜日』11巻32号(通巻483号)024-025頁 2003/08/29
 串岡弘昭・2002「トナミ運輸」
串岡弘昭
「〔インタビュー記事〕ズームアップ/内部告発 いばらの道/ヤミ協定暴き28年昇格なし 一人部屋に16年半/冨山・トナミ運輸の串岡さん/報復人事の社を提訴/「社会のためにも会社のためにも正義だと思った」「雪印でもこんな人間がいたら無茶な不正できなかったかも」
 ※串岡氏は1974年に運輸業界の闇カルテルを公取委に内部告発。2002年1月29日、昇格差別について冨山地裁に提訴。
『河北新報』朝刊 2002/02/11
※→雑誌記事として、平舘英明・2002「職場人生」高橋秀実・2003「トナミ運輸」
 工藤明子・2001「告発サイト」
工藤明子( くどう・あきこ/ライター。字幕研究家)
「告発サイトの行方/消費者対企業/ITはペンより強し?」
『週刊金曜日』9巻32号(通巻384号)023-025頁 2001/08/31
 工藤年博・2002「マネーロンダリング」
工藤年博(アジア経済研究所)
「躍動アジア/ミャンマー/マネーロンダリング規制法制定の意図と評判」
 ※2002年6月17日制定の「マネーロンダリングの取り締まりを強化する法律」について(048頁)。
『世界週報』83巻28号(通巻4057号)048-049頁 2002/07/23
 工藤浩・2002「プロバイダー」
工藤 浩(くどう・ひろし/大妻女子大学講師。社会学・社会情報学)
「私の視点/プロバイダー責任法/死角多く課題山積み」
 ※「いわゆる「プロバイダー責任法」」の「「死角」を洗い出してみたい。」
『朝日新聞』朝刊 2002/01/09
国広 正 くにひろ・ただし)

 国広正・2000「経済教室」

国広正(弁護士)、出見世信之(埼玉大学助教授)
「経済教室/企業競争力、危機管理から/法令遵守の徹底を/理念明示し独立の部署も」
『日本経済新聞』朝刊 2000/09/13
 国広正・2003「コンプライアンス」
国広 正(弁護士)
「コンプライアンス/誠実な企業 褒める社会に」
 ※キーワード:企業不祥事、コンプライアンス(法令順守、企業倫理)、社会的責任、誠実さ、危機管理、社会的責任投資。
『朝日新聞』朝刊 2003/02/08
 国松善次・2002「外来魚」
国松善次(くにまつ・よしつぐ/滋賀県知事)
「私の視点/外来魚/放流禁止は琵琶湖を守る」
 ※「滋賀県で、バス釣りで慣行になっている「キャッチ&リリース」(釣り上げた魚の放流)」を禁止するなど、琵琶湖レジャーの新ルールとなる条例が成立した。」
『朝日新聞』朝刊 2002/10/26
※→これへの反論:2003年1月16日付掲載・水口憲哉・2003「外来魚」
 久保正法・2002「牛肉」
久保正法(動物衛生研究所疫学研究部病性鑑定室長。同研究所は家畜衛生試験場が今春、独立行政法人化したもの。50歳)
「〔インタビュー記事〕牛肉、消費に問題ない/検査確立 「感染せず」証明」
 ※同紙記者によると、「県獣医師会などの招きで来県した久保室長に、今後の見通しなどを聞いた」もの。
 ※「国内の牛がそれほど汚染されているとは思えない。これから万が一、BSEに感染した牛が出現しても、全頭検査で市場に出回らないシステムが整った。消費段階の問題はなくなった」
『山形新聞』朝刊 2001/11/04
 くまもと県民TV・2003「養殖フグ」
くまもと県民テレビ(製作著作)
「ドキュメンタリー台本/熊本県民テレビ/「裏切りの海:養殖フグとホルマリン」(2003年4月27日放送)」
『放送レポート』185号036-050頁 2003/11/01
 グラッソー・2002「エンロン」
リチャード・グラッソー(ニューヨーク証券取引所会長。1995年から会長兼最高経営責任者(CEO)。55歳)
「〔インタビュー記事〕ワールドインタビュー/「エンロン」は当事者の問題/信頼回復、制度見直し視野」
 ※聞き手:ニューヨーク=梶原誠。
 ※「投資家が米企業や資本市場への信頼を深めるため取引所として何ができるのか。エンロン問題はこの試金石だと思っている。」
『日本経済新聞』朝刊 2002/04/01
 栗田幸雄・2003「原発トラブル」
栗田幸雄(くりた・ゆきお/前福井県知事)
「私の視点/原発トラブル/自治体も専門的能力を」
 ※「全国一の原発集中立地地域で、私は22日の任期満了まで知事として16年、副知事時代と合わせ26年間、原発と向き合ってきた。…… そこで痛感したのが、事故やトラブルを隠そうとする事業者や国の体質だ。」
『朝日新聞』朝刊 2003/04/24
 クルーバー・2002「エンロン」
ブライアン・クルーバー(元エンロン社トレーダー。30歳)
「〔インタビュー記事〕エンロン --- 隆盛から破滅まで/内幕本の著者 クルーバー氏に聞く/敗者は「シベリア」送り/株価本位 皆を狂わせた《顔Ph有》」
 ※著書は『強欲の解剖』(キャロル・アンド・グラフ刊)。
『朝日新聞』朝刊 2002/08/29
 呉智英・2004「識者」
呉智英(評論家)
「ゼロヨン時評/「識者」の責任について」
 ※「ケータイには普通発信者の電話番号が表示される。ところが、十年ほど前まで、発信者表示は通信の秘密を侵すという意見が“識者”たちの通説だった。」
『朝日新聞』朝刊 2004/03/30
 黒崎政男・2002「監視ゲーム」
黒崎政男(東京女子大教授(哲学))
「科学をよむ/デジタル時代の「監視ゲーム」/時空超え見られる恐怖」
 ※キーワード:一望監視装置(パノプティコン)、BSデジタル放送のB?CAS、ウェブサイトのクッキー、M・フーコー、M・ポスター、W・ボガード。
『朝日新聞』朝刊 2002/12/14
 黒崎政男・2003「ユビキタス」
黒崎政男(東京女子大教授(哲学))
 「科学をよむ/“ユビキタス”が変える現実/電脳ネットワークと生活」
『朝日新聞』朝刊 2003/04/24
 黒田洋一郎・2002「花粉症」
黒田洋一郎(東京都神経科学総合研究所参事研究員)
「科学をよむ/狂牛病と花粉症の教訓:危機摘み取る予測体制を」
 ※「もし政府が、70年代から排出ガスなどによる大気汚染の危険性を重視し、全国的な疫学調査などを重点的に行って、きちんと規制を実施していたなら、ぜんそくや花粉症は減っていた可能性は高い。」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/13
<け>

 啓・2003「コンプライアンス」


「経済気象台/コンプライアンス」
 ※注記として、「「経済気象台」は、第一線で活躍している経済人、学者など社外筆者の執筆によるものです。」とあり。でもどうして仮名執筆なのかは理由不明。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/16
 啓・2004「倫理的」

「経済気象台/どこまで倫理的になれるか」
 ※キーワード:CSR、企業の社会的責任、ステークホルダー(利害関係者)、コンプライアンス(法令順守)、コーポレートガバナンス(企業統治)。
『朝日新聞』朝刊 2004/06/15
 ケルナー・2002「エンロン」
ローレンス・ケルナー(コンチネンタル航空社長。43歳)
「〔インタビュー記事〕エンロンとは何だったのか/経営情報 積極開示を」
 ※聞き手:「ニューヨーク=中山淳史」。
 ※エンロンは「一般投資家にはわかりにくい金融取引をビジネスモデルの中心に据え、複雑化しすぎて深みにはまった。」
『日本経済新聞』朝刊 2002/03/22
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 神門善久・2003「農地保有」

神門善久(ごうど・よしひさ/明治学院大学助教授(農業経済学))
「私の視点/農地保有/転用権の入札制度導入を」
 ※「無秩序な転用で利益を得るのは農地保有者と土地開発業者のみであり、いわば地権者エゴだ。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/14
 小海範亮・2002「ヤミ金」
小海範亮(東京。弁護士)
「弁学合同部会の活動/ヤミ金DM買い取り運動」
 ※「七月二八日、全青司(全国青年司法書士協議会)の呼びかけに青法協弁学合同部会が賛同し、全国青税(全国青年税理士連盟)の有志も協力する形で」おこなった企画について。
『青年法律家』379号013-014頁 2002/09/25
 小島敦夫・2003「便宜置籍船」
小島敦夫(こじま・あつし/海洋ジャーナリスト・海事史学博士)
「私の視点/便宜置籍船事故/「自国主体」の海運見直せ」
 ※キーワード:コンビニ船=便宜置籍船(フラグ・オブ・コンビニエンス=FOC)、外航船、モラルハザード(倫理崩壊)、労働植民地、経済安全保障。
『朝日新聞』朝刊 2003/01/10
 古賀信行・2003「野村社長」
古賀信行(こが・のぶゆき/野村ホールディングス次期社長)
「〔インタビュー記事〕ひと/野村ホールディングスの社長に4月1日に就任する/古賀信行さん(52)/「日本は自信を回復しつつある。経済が強くなるよう、力を尽くす」
 ※文:冨田悦央。
『朝日新聞』朝刊 2003/03/31
 呉東正彦・2003「商工ローン」
呉東正彦(ごとう・まさひこ/弁護士。横浜弁護士会所属。「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第2弾)〔インタビュー記事〕商工ローン問題は終わっていない:知られざる公証人の問題」
 ※聞き手:平井康嗣
 ※キーワード:公正証書、貸し金業者、双方代理、出資法、おもちゃ手形(私製手形)。
『週刊金曜日』11巻8号(通巻459号)018頁 2003/02/28
 小林英男・2003「東電トラブル」
小林英男(こばやし・ひでお/東京工業大学大学院理工学研究科教授(機械物理工学)。米国機械学会(ASME)や日本機械学会のメンバーとしても活躍。原子力施設の健全性評価委員会委員。1942年長野県生まれ)《顔Ph有》
「〔インタビュー記事〕(原子力を語る/東電「トラブル」からの再生)欠陥評価とは何か」
 ※聞き手:産経新聞論説委員・飯田浩史。
 ※飯田氏による前文に曰く、「昨年暮れの臨時国会で電気事業法が改正され、部品の「ひび割れ」など劣化現象が見つかっても、専門家で構成する公正な第三者機関が安全確保に支障がないと評価(判断)すれば、一定期間運転を継続してもよろしい、とする米国機械学会が認定した「維持規格(基準)」に相当するものが導入されることが決まった。」これに対する「欠陥原発の運転を認めるな」などの批判」「に対する考えを語ってもらった。」(326頁)
 ※同時掲載:チェイピン・2003「東電トラブル」
『正論』369号327-331頁 2003/04/01
 小林陽太郎・2003「企業評価」
小林陽太郎(経済同友会代表幹事。1978年富士ゼロックス社長、1992年会長。1933年生まれ)
「経済教室/「活力」回復へ企業評価基準/社会的責任に注目/日本独自の発信が必要」
 ※キーワード:企業の社会的責任(CSR)、社会的責任投資(SRI)、企業白書『「市場の進化」と社会的責任経営』。
『日本経済新聞』朝刊 2003/04/18
 近藤達男・2002「東電トラブル」
近藤達男(こんどう・たつお/東北大大学院客員教授(材料工学))
「欠陥・老朽化 軽視した国・企業」
 ※「日本原子力研究所東海研究所にいたとき、60年代末、動力試験炉の原子炉内壁のステンレスに応力腐食割れを見つけ、研究に取り組んだ。」「当時、国や電力会社は「割れるなんて、そんなバカな」と反発した。表だって研究できない雰囲気で、日本語の論文は出せず、英語で書いた。」
 ※記事「原発コスト・安全両立は?」、田中三彦・2002「東電トラブル」と同時掲載。
『朝日新聞』朝刊 2002/09/11
※→【研究・教育】の方が適切かもしれません。
先頭へ あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
目録目次へ

<さ行>

<さ>

 最相葉月・2002「万能の携帯」

最相葉月(さいしょう・はづき/ノンフィクション作家)
「eメール時評/万能の携帯 危なくない?」
 ※「これほど個人情報が満載されているものはないのに、みんな意外と簡単に落としてしまう。」
『朝日新聞』朝刊 2002/01/29
 齋藤孝・2003「通販生活」
齋藤 孝(さいとう・たかし/大学教授。『声に出して読みたい日本語』著者)《顔Ph有》
「私の通販生活/好きな商品に印を付けると、自分の世界が見えてきます。」
 ※「即決するとだいたいミスをする。以前、キャッチセールスでふらっと30万円もする絵を買ってしまった。」
『通販生活』(カタログハウス)215号(2003年秋号)012頁 2003/08/
 斎藤叫・1998「銀行恐慌」
斎藤 叫(さいとう・たける/中央大学教授)
「(金融恐慌Q&A11月危機/第1特集:銀行救済不況)参考 「懲りない銀行家」をやっつけた話/「公共性」を基準とした金融システムの総点検を:アメリカの「一九三三年銀行恐慌」の経験から学ぶもの」
 ※キーワード:アメリカの1933年緊急銀行法、金融復興公社(RFC)、恒久的金融改革、公的資金投入。
 ※「上院(銀行通貨委員会)で開かれていたペコラ委員会では「もっとも尊敬をあつめていた大銀行家たち」が行った「不品行な行為」が数多く暴露された。」(043頁)。
『エコノミスト』76巻48号(通巻3366号)042-043頁 1998/11/03
 斎藤貴男・2004「規範意識」
斎藤貴男(さいとう・たかお/ジャーナリスト)
「〔書評〕斎藤貴男さんのポケットから/規範意識、まず個人レベルから/塩原俊彦[著]『ビジネス・エシックス』(講談社現代新書) 野村進[著]『フィリピン新人民軍従軍記』(講談社+α文庫) 荷宮和子[著]『声に出して読めないネット掲示板』(中公新書ラクレ)」
 ※書評対象書:塩原俊彦・2003『エシックス』。
『朝日新聞』朝刊 2004/01/25
 堺次夫・2002「メディア規制」
堺 次夫(悪徳商法被害者対策委)
「〔インタビュー記事〕「メディア規制法案」こう見る/悪徳商法被害者対策委 堺次夫会長/名簿売買 地下に潜る」
 ※「個人情報保護法が成立したところで、名簿の売買は地下に潜るだけだろう。」
『朝日新聞』朝刊 2002/04/25
・坂村 健

 坂村健・2000「電脳国家」

坂村 健(東京大学教授)
「時論/真の電脳国家構築を/欠かせぬ戦略的発想」
 ※「日本で電子商取引を促進したいなら、利便性と並んで消費者保護を第一にセキュリティーやプライバシー面で安全性を保障することが必要だ。」
『日本経済新聞』朝刊 2000/03/20
 坂村健・2001「暗号解読」
坂村 健(東大教授)
「書評/『暗号解読:ロゼッタストーンから量子暗号まで』サイモン・シン[著]/歴史に学ぶ「ネット社会の常識」」
『朝日新聞』朝刊 2001/09/09
 坂村健・2002「ユビキタス」
坂村 健(東京大学教授。1951年生まれ)
「経済教室/ITと日本経済再生(中)/ユビキタス技術の発信を/規格の主導権握れ/新産業生むインフラにも」
 ※キーワード:ユビキタスコンピューティング、TRONプロジェクト、電子タグ、オートIDセンター、バリューチェーン、「T−エンジン・フォーラム」
 ※「インターネットは根本レベルでセキュリティー的にぜい弱なシステムである。商品の流れを把握しその情報を蓄積すれば個人の行動を完全に把握でき、プライバシー的な問題は大きい。だからこそ我々の研究ではシステムのもっとも根本レベルにセキュリティー機能を組み込み、ユーザーが主体的に情報の流れを制限できるように考えている。」
『日本経済新聞』朝刊 2002/12/19
 坂村健・2003「産廃」
坂村 健(東京大教授)
「〔書評〕生活の深闇を明かす「教養書」/石渡正佳[著]『産廃コネクション』(WAVE出版・1600円)」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/26
※→石渡氏へのインタビュー記事:石渡正佳・2003「産廃行政」【ビジネス】
 坂村&村井・2003「ユビキタス」
坂村 健(東京大学大学院情報学環教授。2002年4月にYRPユビキタス・ネットワーク研究所設立。1951年生まれ)、
村井 純(むらい・じゅん/慶応大学環境情報学部教授。政府のIT戦略本部員。2003年1月、MITのオートIDセンター日本研究所所長就任。1955年生まれ)
 「対談 ユビキタスってなに?/商品すべてにIC装着 情報ネットで生活包む/坂村さん 潜在力ある日本の技術/村井さん 個人情報守る仕組みを」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/09
 坂村健・2004「ユビキタス」
坂村 健(東京大学教授(情報工学)。1951年生まれ)《顔Ph有》
「経済教室/ユビキタス・コンピューティング/各国の独自性に配慮必要/世界標準化は困難/日本と欧米 目的に違い」
 ※キーワード:RFID(無線自動識別)タグ、ユビキタスIDセンター、米MITオートIDラボ、EPCグローバル。
『日本経済新聞』朝刊 2004/04/22
 坂本徹也・2003「動物愛護」
坂本徹也(さかもと・てつや/ペットジャーナリスト)《顔Ph有》
「私の視点/ペットブーム/法律にも動物愛護の魂を」
 ※キーワード:動物の愛護及び管理に関する法律、動物の保護及び管理に関する法律、ペット量販店、家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(環境省)。
『朝日新聞』朝刊 2003/06/28
 阪本泰男・1997「消費者保護」
阪本泰男(さかもと・やすお/郵政省電気通信局 前電気通信利用者相談室長)
「(通信メディア)電気通信と消費者保護」
『ジュリスト増刊/メディア』153-156頁。 1997/06/25
 佐々木悟・2003「食のリスク」
佐々木悟(ささき・さとる/旭川大学。農業市場論)
「「危害分析重要管理点」方式による食のリスク管理の課題:牛肉の生産流通過程のHACCPシステムを中心として」
 ※キーワード:危害分析重要管理点(HACCP)、牛肉、食品リスク、食のグローバル化。
『日本の科学者』38巻4号(通巻423号)042-047頁 2003/04/01
 佐々木宜彦・2003「原発損傷隠し」
佐々木宜彦(ささき・よしひこ/経済産業省原子力安全・保安院長)
「〔インタビュー記事〕検査能力 確実に上がる」
 ※記事「変わるか隠蔽体質/東京電力・原発損傷隠し 発覚から半年」と共に。同時掲載:白土良一・2003「原発損傷隠し」
『朝日新聞』朝刊 2003/03/18
・佐高 信(さたか・まこと)

 佐高信・2003「武富士」

佐高 信
「風速計/武富士という会社」
 ※「武富士をモデルにした」「高杉良の『欲望産業』(徳間文庫)」を引いて(007頁)。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)007頁 2003/03/07
 佐高信・2003「筆刀両断・168」
佐高 信
 「タレント文化人 筆刀両断! 第168回/奥田碩」
 ※「私が松下電器と並ぶ非常識企業として糾弾してきたトヨタのトップならではの発想である。」「トヨタやそのトップの奥田にはパブリックの観念がまったくないのである。」(030頁)
『噂の眞相』25巻11号(通巻300号)030頁 2003/10/01
 サットン・2002「会計監査」
スティーブ・サットン(アリゾナ州立大学助教授などを経て2001年からコネティカット大教授。大手会計事務所で会計士として働いた経験も持つ。42歳)
「(インタビュー記事)試練の米資本主義/会計監査、効率化で甘く/新監督機関は人選に問題」
 ※聞き手:ニューヨーク=三反園哲治。
 ※「新監督機関」は企業改革法により設立され、会計事務所を監督する独立機関を指す。
『日本経済新聞』朝刊 2002/08/21
 佐藤栄佐久・2003「核燃料」
佐藤栄佐久(さとう・えいさく/福島県知事)《顔Ph有》
「私の視点/核燃料サイクル/立ち止まり国民的議論を」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/24
 佐藤立志・1998「毒物カレー」
佐藤立志(さとう・たつし/保険評論家)
「連載 早耳「生損保」情報/毒物カレー事件と生保のもくろみ」
 ※「今回の事件では、生保九社、共済二社、損保五社、そして簡保の計一七社がかかわっていたが、なかでも……容疑者が勤務していた日本生命が保険契約の中心になっていた。」(081頁)
『エコノミスト』76巻48号(通巻3366号)081頁 1998/11/03
 佐藤泰一・2002「自動販売機」
佐藤泰一(時事通信京都総局)
「元気な企業たち 第4回/自動販売機製造 フジタカ 京都/世の中は変わる 自分も変わる」
 ※同社が「現在力を入れるのは、年齢識別などが可能な特殊自販機分野。未成年者の喫煙や飲酒が問題化する中、同社は昨年八月、モニターを通じて購入者の年齢を遠隔から識別し、機械を通信操作できる「ペアレントシステム」を開発した。」(060頁)
『世界週報』83巻5号(通巻4034号)060頁 2002/02/05
・佐藤康夫(さとう・やすお)

 佐藤康夫・2003「売春問題」

佐藤康夫(ジャーナリスト。ローマ在住。1948年生まれ)
「ワールド・ナウ/根本的解決待たれるイタリアの売春問題」
 ※「売春を巡る焦眉の課題が、売春を強要される外国人女性の人身売買であることは誰の目にも明らかだ。」(060頁)
『世界週報』84巻10号(通巻4089号)058-060頁 2003/03/18
 佐藤康夫・2003「高利貸し」
佐藤康夫(ジャーナリスト。ローマ在住。1948年生まれ)
「ワールド・ナウ/犯罪組織と結び付くイタリアの高利貸し業」
 ※キーワード:1996年108号法「高利貸しに関する諸規定」、1999年44号法「ゆすりと高利貸し被害者のための連帯基金規定」。
『世界週報』84巻34号(通巻4113号)048-050頁 2003/09/16
 佐藤康夫・2004「イタリア」
佐藤康夫(ジャーナリスト。1948年生まれ)
「ワールド・ナウ/イタリアで増える職場のいじめ・嫌がらせ」
 ※キーワード:モッビング(mobbing)、労働心理学者ハインツ・レーマン。
        『世界週報』85巻17号(通巻4145号)052-054頁 2004/05/04
 佐藤好子・2002「機内迷惑」
佐藤好子(さとう・よしこ/航空連合客室部会長)
「私の視点/機内迷惑行為/規制強化へ法律制定急げ」
 ※「国土交通省は今年初め、これらを取り締まる航空各社の行動指針をまとめた。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/28
 佐藤禮子・2002「カネミ油症」
佐藤禮子(千葉県立衛生短期大学講師)
「私の視点/カネミ油症/国は「被害者手帳」給付を」
 ※キーワード:九州大学油症治療研究班、PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)、ダイオキシン類、台湾油症事件。
『朝日新聞』朝刊 2002/12/30
 ザルーム・2003「健全市場」
E・アンソニー・ザルーム(外国法事務弁護士)
「日本の企業 今昔 第5回/健全な市場の確立のために」
 ※訳:原田佐和子。
 ※「読者の中には、経営者を一般の犯罪者と同じように扱うべきだとするこのような意見に気分を害する方もいるだろう。」(027頁)
『書斎の窓』525号026-027頁 2003/06/01
 ザルーム・2003「証券市場」
E・アンソニー・ザルーム(外国法事務弁護士)
 「日本の企業 今昔 第6回/証券市場健全化への法的整備を」
 ※訳:原田佐和子。
 ※キーワード:刑法違反、法的基盤、独立した証券管理機関、米国証券取引委員会(SEC)、エンロン破綻、民事訴訟法、クラス・アクション制度。
『書斎の窓』526号022-023頁 2003/08/01
 ザルーム・2003「従業員」
E・アンソニー・ザルーム(外国法事務弁護士)
「日本の企業 今昔 第7回/従業員への思いやり=リーダーシップ?」
 ※訳:原田佐和子。
 ※「企業は今よりも従業員を解雇しやすいようにすべきである。」(035頁)
『書斎の窓』527号034-035頁 2003/09/01
<し>

・椎名 誠(しいな・まこと)

 椎名誠・2002「セキュリティ」

椎名 誠(作家、『本の雑誌』編集長。1944年生まれ)
「空港セキュリティチェックの?」
 ※筆者は「日本の空港および航空会社」でも、「やるなら本当の安全のためにももっと実効力のある恒久的なシステムや方法をとことんまで貫いてほしいと思う。」との意見だが、そのために虹彩や指紋の事前採取・認証にまで至っても良いという趣旨かどうかは不明。
『日本経済新聞』朝刊 2002/08/11
 椎名誠・2002「欺瞞温泉」
椎名 誠
「風速計/欺瞞温泉に注意しよう」
 ※循環式の温泉やカルキ臭い温泉などについて。
『週刊金曜日』10巻37号(通巻438号)007頁 2002/09/27
 椎名麻紗枝・2003「銀行被害者」
椎名麻紗枝(しいな・まさえ/弁護士。「銀行の貸し手責任を問う会」事務局長。1942年生まれ。会のウェブサイト:OCN)
 「インタビュー/「不良債権処理」の陰で:銀行被害者の視点から考える」
 ※聞き手:編集部・三輪英毅。
 ※キーワード:過剰融資、大型フリーローン、変額保険、金融消費者保護法。
『世界』709号271-275頁 2003/01/01
 塩出浩和・2003「カジノ特区」
塩出浩和(しおで・ひろかず /城西国際大学専任講師)
「私の視点/カジノ特区/制度・運営 マカオに学べ」
 ※「治安の悪化や暴力団の介入など、カジノに対する批判は根強い。だが、公正で健康的なものにすれば、そうした事態は排除できる。」
『朝日新聞』朝刊 2003/02/22
 信太謙三・2003「長者番付」
信太謙三(しだ・けんぞう/時事通信上海支局長)
「ワールド・ナウ/中国の長者番付は“ブラック・リスト”?」
 ※「事実、中国で長者番付が発表されるようになると、名前が挙がった大金持ち達の資産形成の合法性が問題となり、多くの脱税疑惑などが浮上。」(057頁)
『世界週報』84巻47号(通巻4126号)056-057頁 2003/12/16
 シニア純枝・2002「外国人お断り」
シニア純枝(家庭教師。横浜市。30歳)
「〔投稿欄〕声/外国人お断り 忘れ得ぬ言葉」 
 ※「小樽温泉訴訟」に「日本語が堪能だが、外見は明らかに欧米人」の「夫がある温泉宿で宿泊を拒否された」ことを思い出して。
『朝日新聞』朝刊 2002/12/12
 シバ・2002「家父長制」
バンダナ・シバ(Vandana Shiva/1982年に「科学・技術・生態学研究財団」を設立。1952年生まれ)
「〔インタビュー記事〕環境と開発と女性/インドの環境科学者 バンダナ・シバさんに聞く/経済の「家父長制」と闘おう」
 ※聞き手:伊藤景子。
 ※「男性が作り上げた家父長制的な経済制度と開発モデルが自然をあなどり、環境を破壊してきた。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/29
 島本慈子・2003「解雇ルール」
島本慈子(ノンフィクションライター)
「eメール時評/社会語る「解雇ルール」」
『朝日新聞』朝刊 2003/02/11
 清水信三・2001「航空保安法」
清水信三(しみず・しんぞう/航空連合事務局長)
「私の視点/テロ対策/「航空保安法」の制定が急務」
 ※「万一、航空会社のカウンターにテロリストが来ても、運送約款どおりに検査に応じれば、搭乗を拒否する法的根拠がない。」
 「テロにかかわる要注意人物の情報を国が迅速に航空会社に提供すること、また、航空会社は要注意人物および、その手荷物や貨物の運送を拒否し、その根拠について国が責任を持つことは、すべての利用者から理解されるはずである。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/15
 清水弟・2003「外来魚」
清水 弟(朝日新聞科学医療部)
 「水産庁が「外来魚封じ込め」案/釣り業界も駆除協力を」
 ※キーワード:ブラックバス、ブルーギル、全国内水面漁業協同組合連合会(全内漁連)、日本釣振興会、水産庁長官の諮問機関「外来魚問題懇談会」、公認バス湖。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/21
 週刊金曜日・2001「損失隠し」
『週刊金曜日』編集部(聞き手)
「(内部告発のすすめ)会社関係者が告発した巨額の損失隠し」
 ※東京海上火災保険の1993年の損失について。
『週刊金曜日』9巻15号(通巻367号)016-017頁 2001/04/20
 シュマイザー・2003「モンサント社」
パーシー・シュマイザー(カナダ・サスカチュワン州ブルーノ) 《顔Ph有》)
「〔インタビュー記事〕金曜日で逢いましょう/モンサント社と闘うカナダの農民」
  ※キーワード:遺伝子組み換え(GM)技術、菜種、雑草化、特許権侵害訴訟。
『週刊金曜日』11巻26号(通巻477号)020頁 2003/07/11
 白土良一・2003「原発損傷隠し」
白土良一(しらと・りょういち/東京電力副社長(原子力本部長))
「〔インタビュー記事〕透明性確保へ組織強化」
 ※記事「変わるか隠蔽体質/東京電力・原発損傷隠し 発覚から半年」と共に。 同時掲載:佐々木宜彦・2003「原発損傷隠し」
『朝日新聞』朝刊 2003/03/18
 新藤宗幸・2002「原発安全」
新藤宗幸(千葉大学教授)
「ふろんと・らいん/原発の「安全」から見える官僚・企業エリートの実態」
 ※いわゆる電源三法交付金による「まちづくり」と原発損傷隠し。
『論座』90号010-011頁 2002/11/01
<す>

 スガオカ・2003「内部告発」

ケイ・スガオカ(Kei Sugaoka。日系3世)《顔Ph有》
「ひと/東京電力の原発トラブル隠しを内部告発した/ケイ・スガオカさん(51)/「原発が全部止まるなんて思いもしなかった。心苦しくも感じている」」
 ※文・写真 奥山俊宏。
『朝日新聞』朝刊 2003/10/16
 鋤柄よしこ・2003「在宅ワーク」
鋤柄よしこ(すきがら・よしこ/グラフィックデザイナー。日本SOHO協会評議員。支援サイト「SOHO情報局 http://www.johokyoku.com/」運営に参加)
「私の視点/在宅ワーク/ネットで「口コミ」情報を」
『朝日新聞』朝刊 2003/02/16
 杉田敦・1999「私空間」
杉田敦(法政大教授・政治学)
「私空間/「私空間」のゆくえ」
『朝日新聞』朝刊 1999/12/10
 杉本貴美・2003「JAF」
杉本貴美(すぎもと・たかよし/大学職員)
「ドライバーにそっぽを向くJAF」
 ※キーワード:日本自動車連盟(JAF)、自動車衝突試験(NCAP=New Car Assessment Program)、国際自動車連盟(FIA)、天下り、日本ロードサービス株式会社(JRS)。
『週刊金曜日』11巻5号(通巻456号)066-068頁 2003/02/07
 杉本敏隆・2003「外来魚」
杉本敏隆(すぎもと・としたか/朝日漁業協同組合長(滋賀県湖北町))
「私の視点/外来魚論争/実態把握し駆除に理解を」
 ※2003年1月16日付掲載・水口憲哉・2003「外来魚」への反論。
『朝日新聞』朝刊 2003/02/15
 杉本良夫・2003「盲導犬」
杉本良夫(豪・ラトローブ大教授)
「eメール時評/いつでもどこでも盲導犬」
 ※キーワード:オーストラリアの「盲導犬法」「人権と機会均等委員会」。
『朝日新聞』朝刊 2003/01/23
 鈴木克義・2003「ETC」
鈴木克義(大学教員。静岡市・45歳)
「〔投書欄〕声/ETC手続き 2カ月待った」
 ※「普及が進まない高速道路のETC(自動料金収受システム)の車載器を最近、購入した。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/23
 鈴木正朝・2004「個人情報」
鈴木正朝(すずき・まさとも/インターネット接続サービス「ニフティ」法務部シニアスペシャリスト。中央大学法学部卒、同大大学院法学研究科修了。社団法人「情報サービス産業協会」に入り、2001年からニフティ法務部。42歳。北上市出身))《顔Ph有》
 「〔インタビュー記事〕個人情報が危ない(33)/第6部実態をこう見る(01)/もうひとつのわたし/IT対応能力向上を」
 ※「悪質業者の活動を縛る法律をつくれば、それで十分というのは短絡的すぎる。」
『河北新報』朝刊 2004/04/21
 鈴木盛夫・2003「パクリ屋」
鈴木盛夫(帝国データバンク山形支店長)
「提言/詐欺被害 未然に防止/狙われるサクランボ」
 ※キーワード:パクリ屋(取り込み詐欺)、買い屋、売り屋、口座屋、登記屋。
『山形新聞』夕刊 2003/06/05
 鈴木喜計・2002「土壌汚染」
鈴木喜計(すずき・よしかず/千葉県君津市環境部環境保全課課長補佐)
 「私の視点/土壌汚染/対策法案の充実めざせ」
 ※「私は、千葉県君津市で土と水の汚染対策を進める一方で、有識者による政策シンクタンク「構想日本」の「地質環境保全研究会」に参加し、対策をめぐる制度のあり方を提言してきた。」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/25
 須藤治・1997「個人情報保護」
須藤 治(すどう・おさむ/通商産業省機械情報産業局情報処理システム開発課課長補佐)
「(情報公開・個人情報保護)個人情報保護ガイドラインの拡充:通商産業省における個人情報保護施策の取組み」
『ジュリスト増刊/メディア』364-368頁。 1997/06/25
<せ>

 関本貢・1998「Pマーク」

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目録目次へ

<た行>

<た>

・高 巌(たか・いわお)

 高巌・2002「法令順守」

高 巌(麗澤大学教授(企業倫理)。日本ハム企業倫理委員長。46歳)
「私の視点 特集・原発損傷隠しの波紋/「法令順守」はトップの責任」
 ※「ここで再発防止のため、二つの制度改善を提言したい。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/22
 高&三宅・2000「経済教室」
高巌(麗澤大学助教授)、
三宅麻比子(みやけ・まいこ/経済協力開発機構(OECD)エコノミスト)
「経済教室/倫理で企業選別の時代に/企画や投信を通じ/法令順守する企業を支援」
『日本経済新聞』朝刊 2000/05/15
 高巌・2004「内部告発者」
高 巌(麗澤大教授、同大企業倫理研究センター長)《顔Ph有》
「内部告発者どう守る/政府が法案提出 専門家の見方は/国情踏まえ実績を」
 ※聞き手:奥山俊宏。
『朝日新聞』朝刊 2004/04/06
※同時掲載:大村多聞・2004「内部告発者」片山登志子・2004「内部告発者」
 高田太久吉・2003「株主価値」
高田太久吉(たかだ・たくよし/中央大学。金融論)
「株主価値重視のコーポレートガバナンス」
 ※キーワード:資本コスト、企業統治、新制度学派、資本主義の多様性。
『日本の科学者』38巻10号(通巻429号)036-041頁 2003/10/01
 高任和夫・2003「いかさま」
高任和夫(作家)
「〔書評〕ビジネス/会社がいかさま博打の場に/『アメリカがおかしくなっている』大島春行・矢島敦視著、NHK出版・1500円」
 ※「二〇〇二年五月に放送された「NHKスペシャル エンロン破綻 --- アメリカがおかしくなっている」の制作者による迫真のドキュメンタリーである。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/11
 高任和夫・2003「癒着構造」
高任和夫(作家)
「〔書評〕ビジネス/不況を招いた癒着構造とは/『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』B・フルフォード著、光文社・667円」
 ※「…米経済誌「Forbes」の日本支局長が、哀惜と痛憤の情をこめて発した警告の書である。」 「日本にあるのはたったひとつの権力であり、その癒着構造は政・官・業・ヤクザの鉄の四角形」だというのがひとつの結論だ」。
『朝日新聞』朝刊 2003/02/08
 高橋久仁子・2003「食の報道」
高橋久仁子(たかはし・くにこ/群馬大学教育学部教授。1949年生まれ)
「(特集:「飽食」から「崩食」へ)煽情的「食の報道」に踊らされるな」
 ※キーワード:食・健康情報、フードファディズム(Food Faddism)、虚偽表示、健康食品、食中毒。
『中央公論』118年1号(1424号)261-267頁 2003/01/01
 高橋繁行・2003「内部告発」
高橋繁行(たかはし・しげゆき/ルポライター。1954年生まれ)
「(第3章 暴露の法則)株主オンブズマンの次なるステップ/日本初!内部告発支援センターの実力」
 ※2002年10月発足の「公益通報者支援センター(通称:内部告発支援センター)」について。センターのウェブサイト:http://www006.upp.so-net.ne.jp/pisa/。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】146-157頁 2003/01/27
※→「株主オンブズマン」ウェブサイト:http://www1.neweb.ne.jp/wa/kabuombu/
 高橋秀実・2003「トナミ運輸」
高橋秀実(たかはし・ひでみね/ノンフィクション・ライター。1961年生まれ)
「(第1章 重い十字架)内部告発者の肖像3/トナミ運輸・闇カルテル/「会社が僕を辞めさせたいということは、僕はいる意味があると思ったんです」/[談]同社社員・串岡弘昭氏」
 ※串岡氏は『ホイッスル・ブローアー=内部告発者:我が心に恥じるものなし』(桂書房・2002年)著者。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】043-058頁 2003/01/27
※→串岡氏へのインタビュー記事:串岡弘昭・2002「トナミ運輸」
 高橋誠・2002「次世代携帯」
高橋 誠(たかはし・まこと/KDDI・au商品企画本部モバイルインターネットビジネス部長。40歳)
「〔インタビュー記事〕次世代携帯 本格普及元年/仕掛け人2氏に聞く/「売り」はGPSと動画」
 ※2002年12月に売り出した「GPSケータイでは、今いる場所から近くの店を探したり、話し相手の位置を端末の画面に地図で示したりするなど、携帯の可能性が大きく広がった。警備会社のセコムと提携し、緊急事態を知らせる仕組みも整えた」。
※同時インタビューは、夏野剛・2002「次世代携帯」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/02
 高橋みのり・2003「靴底」
高橋みのり(たかはし・みのり/靴修理・合鍵業) 《顔Ph有》
「私の視点/粗悪な靴底/「ものづくり」精神どこへ」 
 ※「だが、東京・浅草の靴問屋街でも、最近の一部の製品は2、3年で劣化することは常識になっている。」
『朝日新聞』朝刊 2003/09/06
 高見光也・2002「在来自然」
高見光也(学習塾経営。49歳)
「投書/「在来自然」より「自然」がだいじ」
 ※明記していないが、同誌9月27日付掲載:平田剛士・2002「琵琶湖」【ビジネス】への反論。「在来の小魚がいなくなったのはバスのせいとは思えません。」(062頁)「そもそもバスの生態が調査されたという話も聞いていません。」(062頁)
『週刊金曜日』10巻41号(通巻442号)002、062頁 2002/10/25
 多賀谷一照・1997「通信の秘密」
多賀谷一照(たがや・かずてる/千葉大学法経学部教授)
「(通信メディア)マルチメディア通信サービスと通信の秘密」
『ジュリスト増刊/メディア』147-152頁。 1997/06/25
 高山数生・2003「詐欺師」
高山数生(たかやま・かずお/ルポライター)
「「詐欺師の楽園」、日本のゆがんだ現状:二穣会事件に見る“騙され損”の構造」
 ※キーワード:霊示気学二穣会、平林重美子被告人、犯罪被害者支援、佐久間良子、和解。
『週刊金曜日』11巻3号(通巻454号)052-053頁 2003/01/24
 竹内一晴・2003「サラ金」
竹内一晴(たけうち・かずはる/本誌記者)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第2弾)サラ金40年の歩み:誕生から金融界の頂点になるまで」
 ※キーワード:消費者金融会社、アルバイトサロン、団地金融、サラ金地獄、貸金業規制法、改正出資法、日弁連消費者問題対策委員会。
『週刊金曜日』11巻8号(通巻459号)012-013頁 2003/02/28
 武内澄子・2003「アレルギー」
武内澄子(たけうち・すみこ/食物アレルギーの子を持つ親の会代表)
「私の視点/アレルギー物質/科学的根拠のある表示を」
 ※キーワード:食品添加物、食品衛生法、日本農林規格(JAS)法、アレルゲン検出法。
『朝日新聞』朝刊 2003/03/08
 竹信三恵子・2003「人権講習」
竹信三恵子(たけのぶ・みえこ/『朝日新聞』記者)
「竹信三恵子の経済私考/進まない外国人や女性の登用 経営側に人権講習を義務づけよ」
 ※国連開発計画(UNDP)が2003年7月8日に発表した2003年版『人間開発報告』について。
『週刊金曜日』11巻28号(通巻479号)020頁 2003/07/25
 田島正広・2004「個人情報」
田島正広(特定非営利活動法人シロガネ・サイバーポール理事長(弁護士))
「家族守る意識も反映」
 ※河北新聞社がおこなった個人情報保護に関するアンケート結果についてのコメント。
 ※同時掲載:浜田良樹・2004「個人情報」【ビジネス】
『河北新報』朝刊 2004/06/18
 匡廬・2004「責任経営」
匡廬
「経済気象台/社会的責任経営」
 ※「特にNGOの一つ、クリスチャン・エイドは最近、多国籍企業3社の実名を出して、本国での熱心なCSR広報と裏腹に、発展途上国では反社会的責任経営を規制すべき10の理由を挙げて、企業の自主規制など役に立つはずもないと論難している。」
『朝日新聞』朝刊 2004/04/15
 只野靖・2002「ジー・オー」
只野 靖(第二東京弁護士会)
「ジー・オーグループ事件」
 ※「ともあれ、増え続ける相談に弁護士会としても対応せざるを得なくなり、二〇〇二年二月二五日に、山口広弁護士(第二東京弁護士会)を団長として、第二東京弁護士会の消費者問題委員会所属の弁護士を中心に被害対策弁護団が結成されました。私は、被害対策弁護団の事務局として、当初より、当弁護団の活動に参加してきました」(015頁)
『青年法律家』381号015-016頁 2002/11/25
 立石信雄・2002「社会的責任」
立石信雄(オムロン会長)
「座標/経営者の自覚が問われる「企業の社会的責任」」
 ※CSR(企業の社会的責任)の企画化を検討するISO(国際標準化機構)の会議に出席して。筆者は「海外事業活動関連協議会(CBCC)の会長もつとめる。
『世界週報』83巻37号(通巻4065号)003頁 2002/10/01
 立石信雄・2004「CSR」
立石信雄(オムロン相談役)
「座標/日本型CSRの発信を」
 ※「昨年12月、私が会長を務める海外事業活動関連協議会(CBCC)が米国と欧州に対話ミッションを派遣し」た(003頁)
『世界週報』85巻3号(通巻4131号)003頁 2004/01/27
 舘澤貢次・2003「三菱自動車」
舘澤貢次(たてざわ・こうじ/ジャーナリスト)
「(第2章 隠蔽の果実)三菱自動車工業・リコール隠し/内部告発者が社員の英雄になるとき」
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】091-103頁 2003/01/27
 田中喜代重・2000「保険金」
田中喜代重(たなか・きよしげ/弁護士。1953年より1960年まで検事。1952年神奈川県生まれ)
「解説/保険金詐欺天国・日本の実態」
佐藤立志・2000『生保』216-221頁 2000/10/01
 田中辰巳・2004「美浜原発」
田中辰巳(リスク・ヘッジ社長)
「経済現論 (18)/美浜原発事故と関電社長の生きざま」
 ※「そこで、不祥事を起こしたトップの進退について、判断基準を示しておこう。」(030頁)
『ヨミウリ ウィークリー』2004年9月12日号(63巻39号・通巻2936号)030頁 2004/09/12
・田中三彦(たなか・みつひこ)

 田中三彦・2002「東電トラブル」

田中三彦(元原発設計技師(科学ライター))
「「日本流」が中途半端を招く」
 ※「米国機械学会(ASME)が約30年前に「使用中の検査」基準をつくり、米原子力規制委員会(NRC)が法的位置づけを与えている。」「米国に30年前からあるものがなぜ日本に導入されないのか。」 
※記事「原発コスト・安全両立は?」、近藤達男・2002「東電トラブル」と同時掲載。
『朝日新聞』朝刊 2002/09/11
 田中三彦・2003「UCC問題」
田中三彦(科学評論家)
「決着していない原発のUCC問題/政府はひび割れの情報をすべて公開せよ」
 ※同誌8月8日号掲載:伊田浩之・2003「欠陥原発」への反論(天野牧男氏/「エネルギー問題に発言する会」のウェブサイト〔http://www.engy-sqr.com/index.html〕掲載)への反論。
 ※キーワード:UCC(アンダークラッド・クラック)、原子炉圧力容器、割れ感受性。
『週刊金曜日』11巻33号(通巻484号)054-055頁 2003/09/05
 田邉敏憲・2002「クレジット」
田邉敏憲(富士通総研経済研究所主席研究員)
「「日本の国益委員会」リポート/クレジット・スコアリング・システムが金融を救う」
 ※「バブルが崩壊してみると、銀行には意外にも資金回収のノウハウが蓄積されておらず、そのノウハウを蓄えてきたサラ金や信販などの高い収益力が注目されることになった。しかも、これらノンバンクは、入り口においても個人信用情報照会システムと呼ばれる、個人に対する審査システムを完成させていた。これが「クレジット・スコアリング・システム」である。」(042頁)
『世界週報』83巻7号(通巻4036号)042-043頁 2002/02/19
 田邉朋行・2002「内部告発」
田邉朋行(たなべ・ともゆき/電力中央研究所主任研究員。京都大学大学院博士後期課程在学中。1991年に同研究所勤務、2002年から社会技術研究システム研究員(非常勤)兼任。37歳)
「私の視点 特集・原発損傷隠しの波紋/内部告発制度の明瞭化必要」
 ※内部告発についての「米国の制度を調査した結果をもとに、今後の課題を指摘したい。」 『朝日新聞』朝刊 2002/09/22
 谷口源太郎・2002「牛肉偽装」
谷口源太郎(たにぐち・げんたろう/スポーツジャーナリスト)
「スポーツコラム 谷口源太郎の一望無垠(いちぼうむぎん)(66)/牛肉偽装事件と日本ハム球団」
 ※2002年「九月二日、大社氏の球団オーナー辞任と小嶋武士球団社長のオーナー代行が正式に発表された。」(063頁)
『週刊金曜日』10巻34号(通巻435号)063頁 2002/09/06
 谷口富裕・2002「市場と賭場」
谷口富裕(IAEA事務次長)
「エネルギー学事始め/市場と賭場」
 ※「…90年代半ばに国際エネルギー機関(IEA)の石油市場局長としてヒューストンにエンロン本社を訪ねた」。 「エンロンの経営陣の不正が次々と明るみに出ているが、根底にあるのは先物市場の透明性や損失回避と相反するギャンブル体質である。」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/12
<ち>

 チェイピン・2003「東電トラブル」

ダグラス・チェイピン(米エネルギー省原子力研究諮問委員。プリンストン大学化学工学部原子力研究博士(電気工学)。過去に多数の原子力発電所の設計に携わる)《顔Ph有》
「〔インタビュー記事〕(原子力を語る/東電「トラブル」からの再生)日米の安全確保策の違い」
 ※聞き手:産経新聞論説委員・飯田浩史。
 ※飯田氏による前文に曰く、「昨年暮れの臨時国会で電気事業法が改正され、部品の「ひび割れ」など劣化現象が見つかっても、専門家で構成する公正な第三者機関が安全確保に支障がないと評価(判断)すれば、一定期間運転を継続してもよろしい、とする米国機械学会が認定した「維持規格(基準)」に相当するものが導入されることが決まった。」これに対する「欠陥原発の運転を認めるな」などの批判」「に対する考えを語ってもらった。」(326頁)
 ※同時掲載:小林英男・2003「東電トラブル」
『正論』369号331-335頁 2003/04/01
 チャン・1999「児童買春」
アグネス・チャン(日本ユニセフ協会大使)
「論壇/「児童買春」禁止、次のステップ」
 ※「昨年、日本ユニセフ協会大使に任命され、子ども買春の実態とそれに対する取り組みを視察するためタイを訪問した。」
『朝日新聞』朝刊 1999/06/04
<つ>

 津川敬・2003「電磁波」

津川 敬(つがわ・けい/ジャーナリスト)
「書評/「21世紀の公害問題」に迫る/大久保貞利『誰でもわかる電磁波問題』緑風出版」
『週刊金曜日』11巻2号(通巻453号)038-039頁 2003/01/17
 津田正義・2003「バス釣り」
津田正義(農業手伝い。茨城県鹿嶋市。63歳)
 「声/こんな理由でバス釣り断念」
 ※「バス釣り用の針は特別に太く、鋭く作られている。漁師たちがそれらの針で何人もケガをした。放置された釣り糸に絡まって水鳥たちが苦しんでいるのを、難解も目撃した。」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/10
<て>

 ティムズ・2003「社会責任」

スティーブン・ティムズ(英貿易産業閣外相(CSR・eコマース・競争政策担当)。1994年に労働党から下院議員に当選。47歳)
「〔インタビュー記事〕社会責任 企業の基盤/英・ティムズ担当相に聞く/ビジネスの中核を担う/法規制は逆効果に/公正貿易から世界へ広がり」
 ※聞き手:論説委員・荻野博司。
 ※キーワード:CSR(企業の社会的責任)、広報・慈善活動、情報開示、倫理貿易イニシアチブ、公正貿易基金。
『朝日新聞』朝刊 2003/01/09
 デウィット・2002「米国バブル」
アンドリュー・デウィット(Andrew Dewit/立教大学助教授。財政学)
「(インタビュー記事)米国バブルは二度はじけるか:アンドリュー・デウィットさんに聞く」
 ※聞き手:平井康嗣(編集部)。 
 ※ブッシュ政権と政治を利用して成長してきた企業について。
『週刊金曜日』10巻30号(通巻431号018-019頁 2002/08/02
 寺澤&宇都宮・2003「武富士」
寺澤 有(てらさわ・ゆう/1967年生まれ)、
宇都宮健児(うつのみや・けんじ/弁護士。全国クレジット・サラ金問題対策協議会事務局次長。高金利引き下げ全国連絡会代表幹事。全国ヤミ金融対策会議代表幹事)、
山岡俊介(やまおか・しゅんすけ/ジャーナリスト。1959年生まれ)、
宮本岳志(みやもと・たけし/日本共産党参議院議員(大阪府出身)。総務委員会、憲法調査会所属。1959年生まれ)《顔Ph有》
「(ヤミ金¥サラ金特集第6弾)座談会/武富士の盗聴・癒着・政治献金…」
 ※司会:編集長・岡田幹治。まとめ:編集部・糟谷廣一郎。
 ※宇都宮氏の言う「私が驚いたのは、寺澤さんと山岡さんが盗聴問題で告発し、日弁連で記者会見をやったときです。記者会見の部屋が立ち見が出るくらい盛況だったのに、翌朝、一社も書いてなかったし、どこのテレビも流さなかった(笑)。」(012頁)という問題は【報道】ですね。
『週刊金曜日』11巻36号(通巻487号)008-013頁 2003/09/26
 寺田雅昭・2003「食品安全」
寺田雅昭(てらだ・まさあき/食品安全委員会委員長。2002年3月に国立がんセンター総長を退任後は神戸市先端医療センター長)《顔Ph有》
「〔インタビュー記事〕ひと/食品安全委員会の初代委員長に就任した/寺田雅昭さん(66)/「私も消費者。でも一部でしかない。違う目線の方の意見も聞いていく。」
 ※文:佐々木英輔。
『朝日新聞』朝刊 2003/07/02
 寺間誠治・2003「解雇ルール」
寺間誠治(てらま・せいじ/全国労働組合総連合労働局長)
「私の視点/解雇/規制緩和はもういい」
 ※厚生労働省の労働政策審議会〔労働条件分科会)の報告について。
『朝日新聞』朝刊 2003/02/06
 デン・2003「公益開示法」
ガイ・デン(弁護士。英国「職場の公益」事務局長。45歳)
「〔インタビュー記事〕自律概念ある日本企業になじむ/英で法制定にかかわったガイ・デン氏」
 ※聞き手:奥山俊宏。
 ※記事「内部告発者保護法 内閣府検討委が近く結論/英の「公益開示法」モデルに」と共に。
『朝日新聞』朝刊 2003/04/15
<と>

 十市勉・2002「原発損傷」

十市 勉(といち・つとむ/日本エネルギー経済研究所常務理事。1973年に入所、2000年から現職。56歳)
「私の視点 特集・原発損傷隠しの波紋/開発体制の抜本的見直しを」
 ※「二酸化炭素の排出量を削減しようとすれば、原子力は必要不可欠な選択肢だと考えられる。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/22
 徳田博人・2003「食品安全」
徳田博人(とくだ・ひろと/琉球大学法文学部〈行政法学))
「食品安全行政の法原理」
 ※キーワード:食品安全システム改革、法原理の確立、リスク分析、食の安全。
『日本の科学者』38巻7号(通巻426号)036-039頁 2003/07/01
 鳥羽徳子・2004「障害者」
鳥羽徳子(とば・とくこ/日本盲人キリスト教伝道協議会副議長)《顔Ph有》
「私の視点/障害者と宿泊/もてなしの心こそ大切」
『朝日新聞』朝刊 2004/03/20
・土門 剛(どもん・つよし)

 土門剛・2002「政官業」

土門 剛(農業ジャーナリスト)
 「(三方 -- 生産者・消費者・販売者 -- 一大損の雪印事件 日本の畜産をだめにした行政)消費者よりも政官業の利害が大事?:皮肉にも浮き出た農政の構造的欠陥」
 ※「全農による雪印乳業グループ救済はどうみても農水官僚や自民党農政族が描いたシナリオとしか思えない。」(026頁)
『週刊金曜日』10巻12号(通巻413号)022-026頁 2002/03/29
 土門剛・2002「無登録農薬」
土門 剛(農業ジャーナリスト)
「安全より見た目重視の消費も原因:どこまで広がる無登録農薬」
 ※キーワード:ラフランス(洋梨)、毒物及び劇物取締法、農薬取締法、ダイホルタン、プリクトラン、有機塩素系殺菌剤、殺虫剤、全国農業協同組合中央会、トレーサビリティ(栽培履歴)。
『週刊金曜日』10巻38号(通巻439号)028-029頁 2002/10/04
先頭へ あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
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<な行>

<な>

 内藤誠二郎・2004「株販売」

内藤誠二郎(ないとう・せいじろう/内藤証券社長)《顔Ph有》
「私の視点/銀行の株販売/顧客の利益損なう恐れも」
 ※キーワード:証券仲介業務、証券取引法、直接金融、(米)グラス・スティーガル法、利益相反行為。
『朝日新聞』朝刊 2004/03/19
 長尾俊男・1995「DMリスト」  中澤孝之・2003「ユコス」
中澤孝之(なかざわ・たかゆき/2001年より長岡大学教授。1935年生まれ)
「政治が渦巻く「ユコス事件」の底流:ロシア経済の信用に傷」
 ※「ロシア第2の有力民間石油会社ユコスのナンバー3で、同社財務担当責任者」であり、「大手複合企業メナテップ・グループ会長のプラトン・レベジェフ(43)」が逮捕されて。
『世界週報』84巻35号(通巻4114号)038-041頁 2003/09/23
 中島重喜・2002「不動産市場」
中島重喜(なかじま・しげき/英不動産総合コンサルタント会社「FPDサビルズ」取締役。在ロンドン)
「私の視点/不動産市場/取引透明化と税制活用を」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/28
 中島茂・2003「内部告発」
中島 茂(弁護士。中島経営法律事務所)
「〔インタビュー記事〕(第4章 正義の行方)これが“内部告発ブーム”の背景」
 ※取材:井上トシユキ(フリーライター)。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】204-205頁 2003/01/27
 中島通子・2003「昭和シェル」
中島通子(弁護士)
「けやき並木/四千五百三十六万円」
 ※「これは去る一月二十九日、東京地裁が、女性であることを理由に賃金で差別したとして、昭和シェル石油株式会社に支払いを命じた金額である。」
『河北新報』朝刊 2003/02/06
 永嶋里枝・2002「水銀長期汚染」
永嶋里枝(ながしま・さとえ/チッソ水俣病関西訴訟弁護団)
「私の視点/水銀長期汚染/魚介類の調査に着手せよ」
 ※「未曾有のメチル水銀中毒事件を引き起こしながら、なぜ日本政府は長期微量汚染の問題に取り組まないのか、と海外の学者から指摘されてきた。」
『朝日新聞』朝刊 2002/01/16
 中西準子・2004「全頭検査」
中西準子(なかにし・じゅんこ/独立行政法人産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター長。1938年中国大連市生まれ)《顔Ph有》
「全頭検査で「安心」を買う愚かしさ:BSE問題に冷静なリスク評価を」
『中央公論』2004年5月号(第119年第5号・1440号)176-184頁 2004/05/01
 中野敏一・2003「相当の注意」
中野敏一(なかの・としかず/会社員。36歳)
「論争/金融機関の「相当の注意」とは」
 ※「一昨年末、妻名義の農協預金通帳が盗まれ、窓口で現金が引き出された。」「農協は、届印台帳の印影と払戻伝票の印影が「相当の注意」をもって照合した結果、「同じ」と判断したと主張する。」(063頁)
『週刊金曜日』11巻4号(通巻455号)063頁 2003/01/31
 中野不二男・2003「ウィルス」
中野不二男(なかの・ふじお/ノンフィクション作家)
「ニュースの科学方程式 (13)/知っているようで知らないコンピューターウィルスの正体」
『中央公論』118年1号(1424号)304-309頁 2003/01/01
 中坊公平・2001「「鉄として・053」
中坊公平(なかぼう・こうへい)
「金ではなく鉄として 第53回/三つ目の言葉/「あほう」と、世間が教え込んだ」
 ※構成:〔同紙〕武井克明。
 ※森永砒素ミルク事件の被害者遺族家庭を訪問して。「行政が、森永を守ろうと「ヒ素ミルク中毒に後遺症はない」と表明したため、「自分の病気をいつまでも森永のせいにして」「金欲しさだろう」などと被害家庭への差別が助長されていた。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/05
 中坊公平・2001「鉄として・054」
中坊公平
「金ではなく鉄として 第54回/自責の刃/「かなわん」と知った母たちは…」
 ※森永砒素ミルク事件の被害者家庭を訪問して。「意外なことに、森永への恨みはほとんど聞かなかった。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/19
 中坊公平・2001「鉄として・055」
中坊公平
「金ではなく鉄として 第55回/黄昏の道/裁判長は、途中から天井を向き」
 ※森永砒素ミルク事件で19「73年4月10日、第一陣36人が大阪地裁に提訴。第1回口頭弁論に弁護団長として立った私は、弁論の半分近くを被害者訪問の報告に費やした。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/26
 中坊公平・2001「鉄として・056」
中坊公平
「金ではなく鉄として 第56回/攻勢/森永も国も、全面的に争ってきた」
 ※森永砒素ミルク事件訴訟で。
『朝日新聞』朝刊 2001/12/03
 中坊公平・2001「鉄として・057」
中坊公平
「金ではなく鉄として 第57回/急流/森永は、交渉の席に戻ったが…」
 ※「この急流の中で、守る会執行部と弁護団との意思の疎通が、追いつかなくなっていった。」。
『朝日新聞』朝刊 2001/12/17
 中坊公平・2001「鉄として・058」
中坊公平
「金ではなく鉄として 第58回/撤退拒否/国の「仕掛け」に揺さぶられ」
 ※「73年12月23日、よもやの事態が起きた。〔改行〕 森永ミルク中毒の子どもを守る会、森永乳業、厚生省の代表によるこの日の第5回三者会談で、「確認書」が作られ、即日、守る会理事長、社長、大臣が調印したのだ。」
『朝日新聞』朝刊 2001/12/24
 中坊公平・2001「鉄として・059」
中坊公平
「金ではなく鉄として 最終回/旅立ち/「解任」、その言葉を聞こうとは」
 ※「私は、企業責任、謝罪、救済資金の拠出に上限がないことなど、確認書のポイントをすべて取り上げてただし、森永はこれらを明確に認めた。確認書にはなかったが、国からも、救済の遅れへの謝罪を述べさせて、すべては裁判所の公式記録としてとどめられた。〔改行〕 〔1974年〕5月24日、提訴取り下げ。以来、今日まで森永乳業が忠実に義務を果たしてきたことは評価したい。」
『朝日新聞』朝刊 2001/12/31
 中村敦夫・2002「狂牛病」
中村敦夫(なかむら・あつお/参議院議員。国民会議代表、さきがけ代表)
「狂牛病 命を軽んじるお役人/参議院・農林水産委員 中村敦夫議員に聞く/人への感染防止に全力を注げ」
 ※聞き手:岡田幹治(おかだ・もとはる/ジャーナリスト)。
『週刊金曜日』10巻1号(通巻402号)058-059頁 2002/01/11
 中村梧郎・1999「ダイオキシン」
中村梧郎(なかむら・ごろう/岐阜大学地域科学部。メディア論担当)
「〔インタビュー記事〕ひと/ダイオキシン追跡23年 大学で教える報道写真家/中村梧郎さん/「フォトジャーナリストとしての仕事は続けていい約束です」。58歳」
『朝日新聞』朝刊 1999/05/02
 中村政雄・2002「原子力発電」
中村政雄(なかむら・まさお/電力中央研究所研究顧問。読売新聞論説委員を経て現職。東京工業大学大学院非常勤講師。原子力委員会や宇宙開発委員会専門委員、産業技術審議会、運輸技術審議会、中央公害対策審議会委員などを歴任。1933年生まれ)
「原子力発電 日本が世界に後れをとる:東電原発記録改ざん問題の波紋」
 ※事件の影響でプルサーマル計画に遅れが生じてきたことについて、「この筋書は偶然だろうか。オイルショックの反省から石油の自立を目指そうとした田中角栄政権は、米国から飛来した情報で、ロッキード事件が起きて倒れた。今回も米国からの情報である。」(165頁)
『中央公論』117年12号(1423号)158-165頁 2002/12/01
※→「ロッキード事件」と同じだというなら、国内のジャーナリストや研究者こそが真っ先に暴くべきことを外国から告発された点がまず同じであることにも触れるべきですね。そうした東電の内部事情について筆者が知っていたかどうかは明記していませんが、筆者自身は、「旧通産省からの担当者や原子力委員会、原子力安全委員会もこうした問題を知らないはずがない。」(159頁)との認識を示しています。筆者プロフィールによると、筆者は原子力委員会委員やジャーナリストの経験を持つとのこと。

※→筆者の“転職”についての批判:小泉哲郎・1997「原発推進」【報道】

 中村靖彦・2001「身勝手」
中村靖彦(なかむら・やすひこ/NHK解説委員などを経て明治大学客員教授)
「(狂牛病が食卓に送るシグナル)すべては人間の身勝手からひき起こされた」
『週刊金曜日』9巻41号(通巻393号)036-037頁 2001/10/26
  ※中村靖彦・2001『狂牛病』の著者。
 夏野剛・2002「次世代携帯」
夏野 剛(なつの・たけし/NTTドコモiモード事業本部iモード企画部長。MBA。36歳)
「〔インタビュー記事〕次世代携帯 本格普及元年/仕掛け人2氏に聞く/FOMA春に全国展開」
 ※「GPSでわかる緯度・経度の細かい情報を利用者がどこまで欲しがるだろうか。ドコモが現在提供している位置情報サービス『iエリア』で十分だ。」
 ※同時インタビューは、高橋誠・2002「次世代携帯」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/02
<に>

 新島洋・2003「全日空」

新島 洋(にいじま・ひろし/雑誌記者)
「全日空は労働組合が大嫌い?」
 ※キーワード:大阪空港事業株式会社(OAS)、関西興業株式会社、国際空港事業株式会社(IAU)。
『週刊金曜日』11巻40号(通巻491号)032-033頁 2003/10/24
 西尾漠・2003「原発規制法」
西尾 漠(にしお・ばく/原子力資料情報室共同代表)
「世界の潮/これでは不正防止にはならない --- 原発規制法改正の問題点」
 ※電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案、独立行政法人原子力安全基盤機構法案について。
『世界』709号033-036頁 2003/01/01
 西島基弘・2002「食の安全」
西島基弘(にしじま・もとひろ/実践女子大教授(食品衛生学)。前東京都立衛生研究所生活科学部長)
「直言/食の安全判断できる人材を」
 ※「科学に通じた人であれば、今回の香料を使った食品は人体に影響のないことは理解できるだろう。」
『朝日新聞』朝刊 2002/06/26
 西村清彦・2000「経済教室」
西村清彦(東京大学教授(1953年生まれ、エール大学博士/理論経済学)
 「経済教室/日本型ネット経済、IDが核/携帯・自動車などで/個人仕様のニーズに即応」
『日本経済新聞』朝刊 2000/06/19
 JMRA・1998「被調査者」 <ね>

 根本二郎・2001「履歴書・24」

根本二郎(ねもと・じろう/日本郵船会長)
「私の履歴書 (24)/就職協定/立場かけて廃止提案/大学と3ヵ月協議し合意」
 ※日経連会長当時の1996年。就職協定の大半は守られていなかった。「私にとって我慢できなかったのは「正直者がバカを見る」構造だった。〔改行〕 学生に道義を教えるべき教育現場で企業と大学が学生を翻弄(ほんろう)していることを見過ごすわけにはいかない。… 当時の文相から存続の要請があったが、… 九七年一月に協定を廃止し、代わってそれぞれが自己責任で自主的に決めた行動規範をお互い尊重することで合意に至った。私としてはインターンシップ制度を充実させ、大学と企業のスムーズな橋渡しができればと思っている。」
『日本経済新聞』朝刊 2001/12/25
<の>

・能勢英太郎(のせ・えいたろう)

 能勢英太郎・2001「公害企業」

能勢英太郎(1971年「岡山県森永ミルク中毒の子供を守る会」を支援する市民組織「森永告発」の結成に参加。1976年『森永砒素ミルク闘争20年史』の編集委員会に「守る会」から委嘱されて就任)
「紙のいしぶみ:公害企業に立ち向かった、ある個人の軌跡(第10回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」報告文学賞)」
『週刊金曜日』9巻39号(通巻391号)052-057頁 2001/10/19
 能勢英太郎・2002「ヒ素ミルク」
能勢英太郎(元『森永砒素ミルク闘争二十年史』編集委員)
「森永ヒ素ミルク事件/後退する被害者救済:「ひかり協会」に娘の未来を託せるか」
 ※「財団法人ひかり協会」と「「森永ヒ素ミルク中毒の被害者を守る会」に対する批判。「恒久対策案が空洞化されてきたのは、守る会が加害企業森永との協調路線に切り替えた結果に原因がある。」(023頁)
            『週刊金曜日』10巻30号(通巻431号021-023頁 2002/08/02
 野田敬生・2003「内部告発」
野田敬生(のだ・ひろなり/ジャーナリスト。1994年、公安調査庁にキャリア入庁、米国CIAに派遣された1998年・依願退職)
「(第4章 正義の行方)誰のための「内部告発者保護法」なのか?:個人情報保護法案と同じ発想!?」
 ※表「諸外国(英、米、豪)における公益通報者保護法制の概要」(出典:国民生活審議会部会資料あり(194-195頁)。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】190-203頁 2003/01/27
 野村周平・2003「ペット昆虫」
野村周平(のむら・しゅうへい/国立科学博物館主任研究員。日本鞘翅学会自然保護委員長) 《顔Ph有》
「私の視点/ペット昆虫/早急に法的な規制措置を」
 ※キーワード:植物防疫法、外国産甲虫、輸入許可枠、農林水産省、外来種。
『朝日新聞』朝刊 2003/08/26
・野村旗守(のむら・はたる/1963年埼玉県生まれ)

 野村旗守・2003「雪印食品」

野村旗守(ジャーナリスト)
「(第1章 重い十字架)内部告発者の肖像1/雪印食品・牛肉偽装:「私は一生、十字架背負って生きなあかんということですわ」/[談]西宮冷蔵元社長・水谷洋一氏」
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】010-029頁 2003/01/27
 野村旗守・2002「朝銀愛知」
野村旗守(ジャーナリスト)
 「(PART4 朝鮮総聯、ヤクザな錬金術)朝銀愛知を舞台とした、組織ぐるみの預金横領事件!:陰に朝鮮労働党在日秘密党員「学習組」の存在が……」
惠谷&神浦・2002『北朝鮮』【行政】172-187頁 2002/10/03
 野村旗守・2002「朝銀総聯」
野村旗守(ジャーナリスト)
「(PART4 朝鮮総聯、ヤクザな錬金術)「公的資金」をあてこんだ、朝鮮総聯「競売物件買い戻し計画」をすっぱ抜く!:朝銀破綻の引き金をひいた乱脈融資の果てに」
惠谷&神浦・2002『北朝鮮』【行政】192-207頁 2002/10/03
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<は行>

<は>

 倍&末吉・2004「社会貢献」

倍 和博(ばい・かずひろ/麗澤大学企業倫理研究センター研究員(会計学)。1967年生まれ)、
末吉竹二郎(すえよし・たけじろう/旧三菱銀行ニューヨーク支店長などを経て2003年7月より国連環境計画特別顧問。1945年生まれ)
「経済教室/CSRとSRI/社会貢献など定量分析/企業比較が可能に/活動改善の手がかりにも」
『日本経済新聞』朝刊 2004/05/27
 パイス・2003「人身売買」
マルタ・サントス・パイス(2001年7月からユニセフ・イノチェンティ研究センター(フィレンツェ)所長。1952年ポルトガル生まれ。リスボン大学卒。1997年ユニセフ本部(ニューヨーク)評価・政策・計画部長)
「〔インタビュー記事〕社会全体で子ども守れ/常に人身売買の標的/ユニセフ・イノチェンティ研究センター所長 マルタ・サントス・パイスさんに聞く/夢を語れる世界作ろう」
 ※「このほど、子どもの人身売買問題を話し合う会議に出席するため来日した。」
『河北新報』朝刊 2003/02/17
※→「世界で、少なくとも二億五千万人の子ども労働者がいる。約三十万人の子ども兵士が銃を持って戦場に立っている。」とありますが、先ごろ話題の映画『バトル・ロワイヤル』の映評で「チャイルド・ソルジャー」を引用しているのを寡聞にして知りません。
 芳賀龍臥・2004「総会屋」
芳賀龍臥(はが・りゅうが)《顔Ph有》
 「〔インタビュー記事〕独占インタビュー/西武・堤義明の首を盗ってしまった総会屋/芳賀龍臥氏」
 ※聞き手:佐高信(『週刊金曜日』編集委員)、写真撮影・まとめ:平井康嗣(編集部)。
『週刊金曜日』12巻24号通巻523号030-032頁 2004/06/25
 朴一・2002「ゴルフ場」
朴一(大阪市立大教授)
「eメール時評/ゴルフ場に燃やした執念」
 ※2000年12月に破綻した在日韓国人系信用組合「関西興銀」の旧経営陣の背任事件について。「「外国籍の方はお断りしています」「日本名なら結構ですが、韓国名では困ります」〔改行〕 こんなことを言われて、ゴルフクラブへの入会を諦めた在日韓国人は少なくない。」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/06
 畑明郎・2003「カドミウム」
畑 明郎(はた・あきお/大阪市立大学大学院経営学研究科教授。環境政策論、商学博士。1946年生まれ)
「(カドミウム汚染国日本)再燃するカドミウム汚染問題」
 ※環境総合研究所がまとめ、同号に掲載した数値にミスがあったため、同号9月12日号に訂正版掲載あり(「玄米中カドミウム濃度が0.2ppm以上検出された地点のある市町村」(010-011頁)、「玄米中カドミウム濃度が0.4ppm以上だった市町村」(012頁)。
『週刊金曜日』11巻28号(通巻479号)012-015頁 2003/07/25
 畑村洋太郎・2003「タンク火災」
畑村洋太郎(はたむら・ようたろう/工学院大学教授・NPO「失敗学会」会長)《顔Ph有》
「私の視点/タンク火災/考える能力磨き事故防げ」
『朝日新聞』朝刊 2003/10/18
 服部健司・2003「ビジネス」
服部健司
「〔書評〕熱気あふれる最前線報告/『中国ビジネス 光と闇』信太謙三著 平凡社 本体価格740円」
 ※書評対象書:信太謙三・2003「ビジネス」。
『世界週報』84巻35号(通巻4114号)061頁 2003/09/23
 浜田良樹・2004「個人情報」
浜田良樹(東北大大学院講師(法情報学))
「企業不信が浮き彫り」
 ※河北新聞社がおこなった個人情報保護に関するアンケート結果についてのコメント。
 ※同時掲載:田島正広・2004「個人情報」【ビジネス】
『河北新報』朝刊 2004/06/18
 林裕三・2004「食品安全」
林 裕三(はやし・ゆうぞう/元国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター長。NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
「食品の安全確保におけるリスク分析手法の導入について:食品安全委員会への期待と要望」
 ※「本稿は2003(平成15)年9月16日開催の第1回食品安全委員会企画専門調査会での講演に加筆したものである。」(343頁)
『FFIジャーナル』(FFIジャーナル編集委員会〔豊中市〕発行)209巻4号335-344頁 2004/04/01
 原後山治・2002「仲裁法制」
原後山治(はらご・さんじ/弁護士。元第二東京弁護士会副会長)
「私の視点/仲裁法制/例外つくらず制度生かせ」
 ※「ところが、新しい仲裁法に消費者保護のための特別規定が設けられるとどうなるか。… 消費者に喜ばれている仲裁制度に事業者を引っ張り込むことができなくなるのは目に見えている。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/05
※→明記はしていないが、10月28日掲載の藤井教子・2002「仲裁制度」【ビジネス】への反論か。
 原田&徐・2003「本人確認」
原田一寿(はらだ・かずとし/金融庁総務企画局企画課課長補佐)《顔Ph有》、
徐正禹(そ・じょんう/在日コリアン人権協会副会長)
「インタビュー/ひとつのスタンダードが構築された/「金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律(本人確認法)」と在日コリアン人権協会」
 ※同法は2003年1月6日施行。
『Liber 在日コリアン人権協会ニュース』82号001-003頁 2003/04/25
 原田正純・2001「見てしまった」
原田正純(はらだ・まさずみ/熊本学園大学教授。1934年生まれ。熊本大学医学部助教授を経て現職。神経精神医学)
「自分と出会う/見てしまった責任を背負って」
 ※「昭和三十六年の夏、私は初めて湯堂(水俣病の最多発地区の一つ)を訪れた。… 調査に訪れる私たちに対して、「来ないで下さい。帰って下さい」と手を合わせるようにして哀願した。それが理解できない私たちに返ってきた言葉は、「先生たちがうろうろすると、マスコミがまた書き立てる。すると、世間がまた、水俣病を思い出してみんなが迷惑する」、「どうせ治らないから、もういい」というものであった。」
『朝日新聞』朝刊 2001/10/16
 原野早知子・2003「住友生命」
原野早知子(弁護士。大阪)
「既婚女性に対する差別は違法:住友生命既婚女性差別事件勝利解決」
 ※2002年12月16日・大阪高裁にて和解成立。
『青年法律家』384号002-003頁 2003/02/25
・伴 英幸(ばん・ひでゆき)

 伴英幸・2002「原発維持基準」

伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
「私の視点/原子力発電/「維持基準」導入は時期尚早」
 ※「…誰が、なぜ、どのように隠蔽・改ざんしたのか、その解明は行われていない。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/04
 伴英幸・2003「もんじゅ」
伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
「原発/政策の抜本的な見直しを迫るもんじゅ設置許可の無効判決」
『週刊金曜日』11巻4号(通巻455号)046頁 2003/01/31
 伴英幸・2003「原子力行政」
伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
「もう隠せない! ひび割れた日本の原子力行政」
 ※キーワード:東電損傷隠し事件、JCO臨界事故、内部告発、維持基準、超音波探傷試験記録。
『週刊金曜日』11巻5号(通巻456号)026-028頁 2003/02/07
<ひ>

 東俊裕・2002「障害者差別」

東 俊裕(ひがし・としひろ/日弁連・障害者差別禁止法に関する調査研究委員会委員。全国自立生活センター協議会人権委員会委員長。49歳)
 「〔インタビュー記事〕なぜ今「障害者差別禁止法」か/東俊裕弁護士に聞く/現行法で権利守られぬ 差別のモノサシが必要」
『朝日新聞』朝刊 2002/11/20
 久間十義・2001「狂牛病」
久間十義(ひさま・じゅうぎ/作家)
「私の視点/メディア/狂牛病にみる「茶番」の意味」
 ※「…何とも人をバカにしていると感じられたのは、各新聞やテレビが淡々と報告した、農水大臣らお歴々による高級牛肉を食べるパフォーマンスだった。… 何ら問題が解決されていない場面での彼らの無責任さは特筆ものだ。そんなに安全ならば、脳みそだって安全なはずだから、彼らは脳みそやえん髄を食べればいいのだ。」
『朝日新聞』朝刊 2001/10/20
 ヒッグス・2003「英国流」
デレク・ヒッグス(UBSウォーバーグシニアアドバイザー。1994年会長、2001年1月から現職。59歳)
「〔インタビュー記事〕ワールドインタビュー/英国流の企業統治探る/社外取締役を有効活用」
 ※聞き手:産業部・後藤未知夫。
 ※同氏は英国の「上場企業のガイドライン「統合規程」」について「今年一月に社外取締役の活用を柱とする改正案を勧告した」。
『日本経済新聞』朝刊 2003/05/05
・日名子暁(ひなご・あきら/1942年生まれ)

 日名子暁・2003「論談」

日名子暁(ルポライター)
「(第3章 暴露の法則)「論談」ホームページからの挑戦状!/「総会屋って何ですかと、逆にマスコミも含めて問いたい」」
 ※「日本株主協会」(旧称:論談同友会)のウェブサイト「論談」http://www.rondan.co.jp/ について。
別冊宝島・2003『内部告発』【ビジネス】169-179頁 2003/01/27
※→2003年2月16日夜のアクセスでは同サイトの玄関ページは、 http://www.rondan.co.jp/html/home/index.html でした。
 日名子暁・2003「ヤミ金融」
日名子暁(ルポライター)
「 (ヤミ金¥サラ金連続特集第1弾/10000%の借金地獄)ヤミ金融道をゆく:手口・裏口おしえます」
 ※キーワード:烏金、高利貸、法定金利、出資法、マチ金、利息制限法。
『週刊金曜日』11巻7号(通巻458号)010-013頁 2003/02/21
 日名子暁・2003「紹介屋」
日名子暁(ルポライター)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第3弾)NPOを騙った「紹介屋」に気をつけろ:広がる“ヤミ金”の“営業”形態」
 ※キーワード:多重債務者、整理屋、登録認可番号、トイチ。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)022-023頁 2003/03/07
 兵頭美代子・2002「LPガス」
兵頭美代子(ひょうどう・みよこ/主婦連合会副会長)
「書評/『黒い取引』木戸健介:著/LPガス業界の「名目自由、実質独占」の実態」
 ※エネルギーフォーラム刊、1800円。
『週刊金曜日』10巻41号(通巻442号)039-039頁 2002/10/25
 平岡徹・2003「原子力」
平岡 徹(ひらおか・とおる/電力中央研究所名誉特別顧問)
「私の視点/原子力/安全行政の独立した一元化を」
 ※「私は、最近まで安全委員会の原子炉安全専門審査会審査委員を務めるなど安全行政にかかわってきた。」
『朝日新聞』朝刊 2003/05/09
 平賀緑・2003「遺伝子」
平賀 緑(ひらが・みどり/ジャーナリスト。環境・開発NGO「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」共同代表)
「遺伝子組み換えで飢餓は救えない:NGOの報告書から」
 ※キーワード:遺伝子組み換え(GM)技術、NGO「アクションエイド」、自家採種、バイオセーフティ(生物学的安全性)。
『週刊金曜日』11巻26号(通巻477号)018-019頁 2003/07/11
・平田剛士(ひらた・つよし/1964年生まれ)

 平田剛士・2002「農業システム」

平田剛士(フリーランス記者)
「(三方 -- 生産者・消費者・販売者 -- 一大損の雪印事件 日本の畜産をだめにした行政)命の重さを体感できる農業システムの確立を」
 ※筆者が北海道宗谷郡猿払村芦野地区を訪ねて。
『週刊金曜日』10巻12号(通巻413号)030-031頁 2002/03/29
 平田剛士・2002「琵琶湖」
平田剛士(フリーランス記者)
「バスもギルもおことわり!:「再放流禁止」に揺れる琵琶湖」
 ※キーワード:侵入種、ブルーギル、ブラックバス、「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例案」(2002年6月発表)、滋賀県フィッシングボート協同組合、琵琶湖適正利用懇話会、琵琶湖を戻す会。
『週刊金曜日』10巻37号(通巻438号)033-035頁 2002/09/27
 平田剛士・2003「肉骨粉」
平田剛士(フリーランス記者)
 「廃棄物を追え! 第1回/肉骨粉/「共食い」リサイクル」
 ※キーワード:BSE(牛海綿状脳症)、レンダラー(化製場)、セメント業界。
『週刊金曜日』11巻13号(通巻464号)042-045頁 2003/04/04
 平田剛士・2003「愛玩動物」
平田剛士(フリーランス記者)
「廃棄物を追え! 第1回/愛玩動物がごみになる時」
 ※キーワード:チワワを使った消費者金融会社CM、札幌市動物管理センター、不要犬、全国ペット小売業協会、横浜ドッグレスキュー。アライグマ。
『週刊金曜日』11巻23号(通巻474号)034-037頁 2003/06/20
 平舘英明・2002「職場人生」
平舘英明(ひらたて・ひであき/ノンフィクションライター。1964年生まれ)
「奪われた27年間の職場人生:内部告発社員の孤独な闘い」
 ※ヤミカルテルを告発したトナミ運輸勤務の串岡弘昭氏(55歳)について。
『週刊金曜日』10巻11号(通巻412号)027-029頁 2002/03/22
※→串岡氏へのインタビュー記事が串岡弘昭・2002「トナミ運輸」.。
 平野征人・1994「信用情報」  日和佐信子・2002「雪印乳業」
日和佐信子(ひわさ・のぶこ/2002年5月まで全国消費者団体連絡会事務局長)
「〔インタビュー記事〕ひと/消費者運動のリーダーから雪印乳業取締役になる 日和佐信子さん/「批判だけじゃ変わらない。消費者も行動しなくては」。65歳」
    『朝日新聞』朝刊 2002/06/27
<ふ>

 福井俊彦・2003「日銀総裁」

福井俊彦(ふくい・としひこ/富士通総研理事長)
「〔インタビュー記事〕ひと/日銀総裁に内定した/福井俊彦さん(67)/速水総裁と同じ阪神ファン。携帯着メロは当然、「六甲おろし」。」
 ※文:渡辺知二。
 ※「……接待汚職事件の監督責任から辞任した後、経済同友会副代表幹事として政財界との交流に努め」た。
『朝日新聞』朝刊 2003/02/26
 福澤善文・2003「エンロン破綻」
福澤善文( ふくざわ・よしふみ/三井物産戦略研究所主任研究員))
「エンロン破綻とアメリカ経済」
 ※「本稿では……同破綻が意味するもの、およびアメリカ経済がどういう方向へ向かうかについて、「正当なコーポレートガバナンス」、「監査法人の責任性」、「財務戦略の合法性」、「ストックオプションの妥当性」、「金融機関との正当な取引」、「証券アナリストの責任」、「確定拠出年金のあり方」、「格付け会社の存在」などの観点から米国制度改革の動向を探る。」(043頁)
『国際問題』515号042-055頁 2003/02/01
 深川岳志・2002「お邪魔メール」
深川岳志(パソコンライター)
「That's Cool! いいね☆これ/どこも迷惑 気がめいる/お邪魔メールが通信環境を破壊する/携帯電話に波状攻撃/残るは罰則導入のみ?」
『朝日新聞』朝刊 2002/01/13
 福崎優・2002「再ダイヤル」
福崎 優(会社員。東京都狛江市。53歳)
「〔投書欄〕声/再ダイヤルは暗証まで表示」
 ※「電話の再ダイヤル機能に大きな落とし穴があることに、最近気づきました。」 ※→インターネットでいう「クッキー」問題に近いかも。
『朝日新聞』朝刊 2002/10/19
 福田直子・2002「社内いじめ」
福田直子(ジャーナリスト)
「ワールド・ナウ/ドイツで深刻化する社内いじめ」
 ※「不況が進むにつれ、ドイツではリストラや解雇に伴う社内いじめ、“モッビング”と呼ばれる社会問題が深刻化している。」(057頁)「“モッビング”を社会問題として重要視した連邦労働省は2002年6月に初の“モッビング報告書”をまとめた。」(058頁)
『世界週報』83巻49号(通巻4078号)056-058頁。 2002/12/24
 藤井教子・2002「仲裁制度」
藤井教子(ふじい・のりこ/社団法人全国消費生活相談員協会理事長)
「私の視点/仲裁制度/消費者が選択できるよう」
 ※現状の「ままで、消費者取引についても一律に仲裁合意を認めることには賛成できない。」 『朝日新聞』朝刊 2002/10/28
※→12月5日付掲載の原後山治・2002「仲裁法制」【ビジネス】が実質的な反論。
 藤井基之・2004「食の安全」
藤井基之(ふじい・もとゆき/1947年生まれ。1969年から1997年まで厚生省。2001年より参議院議員)《顔Ph有》
「巻頭言/食の安全・安心」
 ※「自由民主党においても」「党厚生労働部会の下に、「食品衛生規制に関する検討小委員会を設置、食品衛生法の改正等に関する審議を行うこととなった。」「私も、同検討委員会の委員を命じられ、提言の作成作業に参加させていただいた。」(182頁)
『FFIジャーナル』(FFIジャーナル編集委員会〔豊中市〕発行)209巻3号181-183頁 2004/03/01
 藤江俊彦・2002「企業会計」
藤江俊彦(ふじえ・としひこ/千葉商科大学教授(経営戦略論))
「私の視点/企業会計/日本独自の改革策を示せ」
 ※キーワード:アメリカ「企業会計改革法」、米国型経営、日本型経営モデル、企業統治、市場からのガバナンス(統治)。
『朝日新聞』朝刊 2002/09/14
 藤田潔・1994「電気通信」  藤本義一・2000「イヤガラセ」
藤本義一
「藤本義一の日日日日(ひびにちじつ)/33年 イヤガラセ手紙は語る」
 ※イタズラ電話は最近減ってきたが「イヤガラセ手紙は、この三十五年間平均してポストに投げ込まれる。」 33年間保管してきた手紙を分析すると、匿名・無名であっても文体や送り仮名、句読点、消印で差出人の特徴がわかるとのこと。
『朝日新聞』朝刊 2000/07/19
 藤本哲也・2003「携帯電話」
藤本哲也(中央大学教授。法務省政策評価懇談会座長)
「犯罪学の散歩道(130)/「携帯電話・インターネット等に関するアンケート調査」の結果について」
 ※「筆者が座長を務める」青少年有害環境対策推進委員会(青少年育成国民会議による設置)が2002年11月に「中高生を対象に行」った実態調査について(066頁)。ポルノサイト、出会いサイトの調査ありとして【ビジネス】へ。
『戸籍時報』555号066-073頁 2003/05/10
 プライバシー・アクション・1998「こんなこと」
プライバシー・アクション
「こんなこと、やってます/プライバシー・アクション」
 ※市民運動グループの自己紹介欄。
『週刊金曜日』6巻11号(通巻215号)017頁 1998/03/13
 古山知己・2002「同和問題」
古山知己(ふるやま・ともみ/高等学校教諭)
「自薦/『日本の企業と同和問題』/産業社会学の視点から分析」
 ※明石書店刊、3800円。
『週刊金曜日』10巻20号(通巻421号)039頁 2002/05/31
<へ>

 ベルガー・2002「CEO」

ローランド・ベルガー(独ローランド・ベルガー・ストラテジー会長。2002年にソニーのアドバイザリーボードメンバー就任。64歳)
「〔インタビュー記事〕ワールドインタビュー/独立機構でCEO指名/不祥事、結局は人の問題」
 ※聞き手:編集委員・長谷川洋三。
 ※「欧州最大の経営コンサルタント会社で、米国にも多くの顧客を抱える独ローランド・ベルガー・ストラテジー・コンサルタンツのローランド・ベルガー会長に、信頼回復のため経営者は何をすべきか聞いた」もの。
『日本経済新聞』朝刊 2002/11/25
<ほ>

 ボーゲル・2004「米モデル」

スティーブン・ボーゲル(カリフォルニア大バークリー校準教授。1961年生まれ)《顔Ph有》
「時流自論/欠陥「米モデル」まねるな」
 ※「日本企業は米国の慣行をその実際の効果を確認せずに取り込んでいるのではないか、という疑問だ。[改行] 例としてストックオプションを考えてみよう。」
『朝日新聞』朝刊 2004/06/13
 星岳雄・2002「郵政公社」
星 岳雄(カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。MIT博士。1960年生まれ)
「経済教室/郵政公社化と郵貯(下)/国営・ナローバンク化の道/民営化は銀行過剰加速/預金保険の廃止を」
 ※「預金保険を廃止すればまず経済学で言うモラルハザード(倫理の欠如)の問題が軽減される。」
『日本経済新聞』朝刊 2003/01/24
 細川幸一・2003「悪徳商法」
細川幸一(ほそかわ・こういち/国民生活センター調査室長補佐)《顔Ph有》
「私の視点/悪徳商法防止/「父権訴訟」を導入しては」
 ※「米国の消費者法は、消費者個人の損害賠償請求権を認めるとともに、行政に」「「父権訴訟」を行う権限まで与えている。」
『朝日新聞』朝刊 2003/06/30
 細田衛士・2003「廃電気」
細田衛士(慶應義塾大学教授。環境経済学。1953年生まれ)
「経済教室/廃電気・電子機器の処理/日本主導で世界標準を/海外まで管理必要/アジア域内リサイクルを」
『日本経済新聞』朝刊 2003/02/28
 堀伸二郎・2004「ホルモン」
堀伸二郎(ほり・しんじろう/大阪府立公衆衛生研究所食品化学課長。1983年薬学博士(大阪大学))《顔Ph有》
「巻頭言/母乳から見た環境ホルモン問題」
 ※「最近、これら母乳脂肪を用いてダイオキシン類及びPBDEsの母乳汚染の経年変化を明らかにすると共にその暴露評価をおこなった。その概略を紹介するとともに、母乳中の有機ハロゲン化合物と環境ホルモン問題を考えてみた。」(185頁)
『FFIジャーナル』(FFIジャーナル編集委員会〔豊中市〕発行)209巻3号184-188頁 2004/03/01
・堀部政男(ほりべ・まさお)

 堀部政男・1995「イギリス」

 堀部政男・1998「情報公開」  本間照光・2003「保険金殺人」
本間照光(ほんま・てるみつ/青山学院大学教授(社会保障論、保険論))
「私の視点/保険金殺人防止/本人同意徹底だけでよいか」
 ※「犯罪の多発を受け、金融庁は被保険者本人の署名・捺印による同意を厳格化した事務ガイドラインを設けた。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/21
 本間正明・2002「ジュズカケハゼ」
本間正明(月光川の魚出版会代表)
「ふるさとの自然/水中静止するジュズカケハゼ」
 ※「違法放流されたブラックバスを退治する作業に参加するため」「新庄市近辺のとある溜池(ためいけ)に出かけ」て。「ブラックバスがメダカなどを直接食いつくすばかりでなく、小規模な池沼では、生態系を根底から破壊する事実を目の当たりにしたのは初めてである。」
『山形新聞』夕刊 2002/12/12
 本間正巳・2003「残留農薬」
本間正巳(山形県農林水産部部長)
「〔インタビュー記事〕残留農薬検査 20日にスタート/本間農林水産部長に聞く/公表基準 ルール化急ぐ/信頼される産地づくり/安全な出荷 本年度は2000集団育成」
『山形新聞』朝刊 2003/05/13
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<ま行>

<ま>

 前屋毅・2002「東京スタイル」

前屋 毅(まえや・つよし/ジャーナリスト。1954年生まれ)
「もの言う株主が企業を揺るがす:「東京スタイル騒動」から何を学ぶか」
 ※「今年五月に話題となった、東京スタイルと同社の筆頭株主になっている投資ファンドとの対立」について。
『論座』90号126-135頁 2002/11/01
 牧野二郎・2001「コントロール権」
牧野二郎(まきの・じろう/弁護士。インターネット弁護士協議会代表)
「(特集:個人情報流出の恐怖)個人情報流出はもう防げない “コントロール権”確立が重要」
 ※談。
 ※「無理に刑法など法規制を強化すると、罰則だらけの息の詰まる社会になる。」(035頁)。
『週刊ダイヤモンド』89巻12号(通巻3877号)035頁 2001/03/24
 松田忠徳・2004「温泉文化」
松田忠徳(札幌国際大学教授)《顔Ph有》
「〔インタビュー記事〕情報開示 温泉文化守れ/不祥事続出、揺らぐ信頼/旅館・街も差別化の好機」
 ※「温泉法は温泉の品質維持という観点から見ても完全なザル法です。」
『日本経済新聞』朝刊 2004/09/10
 松井もと子・2001「電話番号」
松井もと子(主婦、神奈川県 39歳=仮名)
「〔声欄〕子供だまして電話番号調べ」
 ※「警察の者です」と称する電話に、留守番の小学生の息子が他人の電話番号を聞きだされてしまったことについて。
『朝日新聞』朝刊 2001/11/28
 松崎秀樹・2004「エシックス」
松崎秀樹
「〔書評〕Books/企業が持つべき「倫理」とは/『ビジネス・エシックス』塩原俊彦著(講談社 本体価格700円)」
 ※「……今回の作品はアカデミックな色合いが先行し過ぎた嫌いがある。」(059頁)
 ※書評対象書:塩原俊彦・2003『エシックス』。
『世界週報』85巻11号(通巻4139号)059頁 2004/03/23
 松田智恵子・2002「クレーム」
松田智恵子( まつだ・ちえこ/消費生活コンサルタント。1日本消費者協会の消費生活コンサルタント養成講座を1963年修了。東京・新宿の百貨店の消費者相談員を39年間続ける傍ら、執筆、講演など。1928年生まれ)
「(インタビュー記事)こんにち話/世相映す相談/的射たクレームは有益」
 ※聞き手:共同通信編集委員・岡田隆夫。
 ※「二十年ほど前から消費者の意識が向上し」、「十年前ぐらいから手前勝手な苦情が増えてきた」とのこと。
『山形新聞』夕刊 2002/08/19
 松永伍一・2004「紳士録」
松永伍一(詩人)
「直言/頻発する紳士録トラブル:個人情報の扱いが問題」
『山形新聞』夕刊 2004/08/17
 松野信夫・2003「沈黙の海」
松野信夫(熊本)
 「〔書評〕新刊旧刊/千葉茂勝[著]『沈黙の海』中央公論新社、1900円」
 ※「本書は、水俣病の歴史と真実を当初から携わってきた千葉茂勝弁護士が書き記したドキュメントである。」(015頁)
『青年法律家』388号015頁 2003/06/25
・松原隆一郎(まつばら・りゅういちろう)

 松原隆一郎・2002「共感と信頼」

松原隆一郎(東京大教授(社会経済学)。1956年生まれ)
「「共感と信頼」異なる他者へ/企業道徳の廃棄より「改革」/市場か倫理か、第三の道は」
 ※「共感と信頼」は日本経団連・奥田碩(おくだ・ひろし)会長の所信講演のキーワード。
『朝日新聞』朝刊 2002/08/31
 松原隆一郎・2003「フォーチュン」
松原隆一郎 (東京大教授)
「〔書評〕ウォール街に渦巻く噂の真相を探る/『フォーチュンテラーズ:偽りの予言者たち』ハワード・カーツ[著](ダイヤモンド社・2300円)」
『朝日新聞』朝刊 2003/09/07
 松原隆一郎・2003「良心の興亡」
松原隆一郎 (東京大教授)
「〔書評〕経済倫理はどうして無視されるのか/良心の興亡:近代イギリス道徳哲学研究/柘植尚則[著]/ナカニシヤ出版・2500円」
『朝日新聞』朝刊 2003/10/19
 松原隆一郎・2004「BSE」
松原隆一郎(東京大学大学院総合文化研究科教授)
 「時評2004/BSE全頭検査問題の背景にある専門家の信頼失墜」
『中央公論』第119年第6号(1441号)036-039頁 2004/06/01
 松原隆一郎・2004「三菱自動車」
松原隆一郎(東京大学大学院総合文化研究所教授)
「時評2004/三菱自動車事件・市場競争は企業を浄化しない」
『中央公論』2004年8月号(第119年第8号・1443号)038-041頁 2004/08/01
 松本恒雄・1994「DM」  間宮陽介・1998「市場の倫理」
間宮陽介(まみや・ようすけ/京都大学教授)
「〔書評〕今月の選評/『市場の倫理 統治の倫理』ジェイン・ジェイコブズ著/香西泰訳/日本経済新聞社/1998年7月/2000円」
『外交フォーラム』11巻11号(通巻123号)128頁 1998/11/01
 丸田隆・2001「告発先進国」
丸田隆(まるた・たかし/関西学院大学法学部教授)
「(内部告発のすすめ)告発先進国・米英の保護法に学ぶ」
『週刊金曜日』9巻15号(通巻367号)022-023頁 2001/04/20
 丸田晴江・2001「狂牛病」
丸田晴江(まるた・はるえ/NPO「日本子孫基金」情報誌副編集長)
「私の視点/狂牛病/防止策実行できる体制を」
 ※「発生件数の少ない今なら人へのリスクはまだ微少だ。「対策」の発表に安住せず、実践のシステムづくりからやり直してほしい。」
『朝日新聞』朝刊 2001/10/06
 萬田貴久・2003「万引被害」
萬田貴久(まんだ・たかひさ/日本書店商業組合連合会会長。1967年・オリオン書房社長に。1997年・東京都書店商業組合理事長および日本書店商業組合連合会会長に就任。1934年生まれ)
「〔インタビュー記事〕メディアウオッチ 異彩面談/今や深刻、万引き被害 低年齢・グループ化 業界全体で自衛策も」
 ※同連合会(日書連)は「万引問題実態調査報告書」をまとめた。
『河北新報』朝刊 2003/03/03
※同連合会ウェブサイト:http://www.shoten.co.jp/。
<み>

 三浦敏明・2003「食品添加物」

三浦敏明(みうら・としあき/北海道大学医療技術短期大学部。分析化学)
「食の国際化と食品添加物行政」
 ※キーワード:香料、食品衛生法、WTO協定「衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS協定)」、国際的ハーモナイゼーション。
『日本の科学者』38巻6号(通巻425号)036-041頁 2003/06/01
 水尾順一・2002「企業活動」
水尾順一(駿河台学教授。資生堂を経て現職。1947年生まれ)
「経済教室/企業活動に倫理組み込め/予防と積極、両面で/ブランドとの一体化推進」
 ※「このコンセプトに基づいて、筆者と白井宏明・横浜国立大学教授ら四人は、オフィスオートメーション学会のプロジェクト研究として、コーポレートブランドの持つ多元的価値に注目したアンケート調査をこのほど実施した。」
『日本経済新聞』朝刊 2002/03/26
 水口憲哉・2003「外来魚」
水口憲哉(みずぐち・けんや/東京水産大学助教授(資源維持論))
「私の視点/外来魚/条例による規制は逆効果」
 ※2002年10月26日付掲載・国松善次・2002「外来魚」への反論。
 ※「外来魚も生息環境激変の波にもまれている被害者に過ぎない。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/16
※→2003年2月15日付掲載・杉本敏隆・2003「外来魚」が反論。
 水原博子・2001「狂牛病」
水原博子(みずはら・ひろこ/日本消費者連盟)
「(狂牛病が食卓に送るシグナル)知っておきたい狂牛病のホント」
『週刊金曜日』9巻41号(通巻393号)032-035頁 2001/10/26
 御手洗冨士夫・2003「米経営」
御手洗冨士夫(みたらい・ふじお/1995年9月からキヤノン社長。2002年5月からは日本経済団体連合会の副会長も務める。1935年生まれ)《顔Ph有》
「時流自論/「米経営にならえ」は万能か」
 ※キーワード:商法改正、企業統治(コーポレートガバナンス)、委員会等設置会社、エンロン事件、社外取締役。
『朝日新聞』朝刊 2003/06/15
 三戸幸久・2003「野生動物」
三戸幸久(みと・ゆきひさ/日本モンキーセンター学芸員。愛知教育大講師)
「直言/野生生物とペットの区別を」
 ※「「かわいい」からと海外の希少動物まで気軽に自宅で飼っている。」動物園には「野生動物とペットや家畜との、扱い方の違いを教える責任がある。」
『朝日新聞』朝刊 2003/01/29
 南俊行・1997「暗号データ」
南 俊行(みなみ・としゆき/郵政省電気通信局電気通信事業部データ通信課調査官)
「(メディアとセキュリティ)暗号データの秘密確保と暗号技術」
『ジュリスト増刊/メディア』337-341頁。 1997/06/25
・三宅勝久(みやけ・かつひさ)

 三宅勝久・2002「闇金融」

三宅勝久(APF通信社所属。1965年生まれ))
「債権回収屋“G”:野放しの闇金融・ある司法書士の記録(第12回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」優秀賞)」
『週刊金曜日』10巻40号(通巻441号)050-055頁 2002/10/18
 三宅勝久・2003「借金地獄」
三宅勝久(フォトジャーナリスト)
 「借金地獄に突き落とす高松簡易裁判所:でたらめな債務調停」
 ※「サラ金の言いなりに利息制限法を超えた違法な高金利を払え、できなければ知人に保証人になってもらえと調停委員が言う。」(071頁)
『週刊金曜日』11巻1号(通巻452号)070-071頁 2003/01/10
 三宅勝久・2003「利息制限法」
三宅勝久(APF通信社所属。フリー記者)
「 (ヤミ金¥サラ金連続特集第1弾/10000%の借金地獄)利息制限法にも罰則を」
 ※キーワード:ヤミ金融、高利貸し、全国貸金業協会連合会(全金連)、出資法、金利規制撤廃論。
『週刊金曜日』11巻7号(通巻458号)016-017頁 2003/02/21
 三宅勝久・2003「武富士」
三宅勝久(フリー記者)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第2弾)武富士残酷物語」
 ※キーワード:過剰融資、取り立て、貸金業規制法、利息制限法、全国クレジット・サラ金問題対策協議会、武富士被害対策全国会議。
『週刊金曜日』11巻8号(通巻459号)008-011頁 2003/02/28
※→同誌2003年3月28日付によると、この記事をめぐって(株)武富士は3月14日、(株)金曜日と三宅勝久氏を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしたとのこと(「武富士が本誌とライターを相手取り損害賠償請求訴訟」(006-007頁)。
※→同訴訟の第1回口頭弁論について:北健一・2003「武富士・01」【ビジネス】
 三宅勝久・2003「担保融資」
三宅勝久(フリー記者)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第2弾)不動産担保融資にご注意!:土地・建物ねらって多額を貸し付け」
 ※キーワード:利息制限法、多重債務者、全国クレジット・サラ金問題対策協議会、略奪的融資(プレデタリーレンダリング)。
『週刊金曜日』11巻8号(通巻459号)016-017頁 2003/02/28
 三宅勝久・2003「武富士社員」
三宅勝久(フリー記者)
「(ヤミ金¥サラ金連続特集第3弾)武富士社員残酷物語:暴力と罵声、残業代未払い」
 ※「債務の水増し疑惑:計算書改竄か」(021頁)を含む。
 ※キーワード:債権回収、労働基準法、貸金業規制法、死亡債権、団体信用生命保険、上司宛の「お礼の手紙」、労働組合、武富士被害対策全国会議。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)018-021頁 2003/03/07
 三宅勝久・2003「過払い金」
三宅勝久(フリー記者)
「(ヤミ金¥サラ金特集第5弾)過払い金返還運動のススメ:那覇では5億円以上を奪還か」
 ※キーワード:利息制限法、取り引き履歴、アコム、特定調停、高松あすなろの会、『サラ金調停必勝法』(司法書士調停研究会)、全国青年司法書士協議会。
『週刊金曜日』11巻31号(通巻482号)024-026頁 2003/08/22
 三宅勝久・2003「元支店長」
三宅勝久(フリー記者)
「(ヤミ金¥サラ金特集第6弾)武富士元支店長が怒りの証言/私は盗聴された」
 ※武富士元丸亀支店長(香川県丸亀市)の藤井龍氏へのインタビュー。
『週刊金曜日』11巻36号(通巻487号)014-016頁 2003/09/26
 宮崎丈史・2002「食と農」
宮崎丈史(みやざき・たけし/千葉県農業総合研究センター生産工学研究室長)
「私の視点/食と農/安全・味・価格を科学の目で」
『朝日新聞』朝刊 2002/06/29
 宮嶋望・2001「狂牛病」
宮嶋 望(みやじま・のぞむ/農事組合法人共働学舎新得農場代表)
「私の視点/狂牛病/実を伴う安全証明が必要」
 ※「北海道・十勝で20年以上、草を主体に牛を飼い、安全な食べ物作りを目指してきた。」
『朝日新聞』朝刊 2001/11/24
 宮本一子・2002「内部告発」
宮本一子(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会消費生活研究所長)
「内部告発促すしくみを」
 ※記事「揺らぐ表示制度/雪印食品の牛肉偽装事件」の一部として。
 ※内部告発は「裏切りではなく、社会に生きる市民の倫理として公益にかなった行為だということを、立法による制度整備で確立していくべきだ。」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/02
<む>

 向賢一郎・1997「暗号政策」

向賢一郎(むかい・けんいちろう/通商産業省機械情報産業局情報処理振興課課長補佐)
「(メディアとセキュリティ)暗号政策の必要性と方向性」
『ジュリスト増刊/メディア』331-336頁。 1997/06/25
 睦田幸枝・2002「伝統食」
睦田幸枝(むつた・ゆきえ/食文化ジャーナリスト)
「私の視点/伝統食/安全で良質 知恵に学べ」
 ※「利益を優先する大量生産食品は原料代を削り、手間を省き、時間を節約する。」
『朝日新聞』朝刊 2002/06/16
 村上興正・2002「外来種」
村上興正(むらかみ・おきまさ/元京大講師)
「〔インタビュー記事〕ひと/「外来種ワースト100」を選んだ元京大講師/村上興正さん(63)/「退官前に博士号を取った。取らないつもりが、家内に頼まれまして」
 ※聞き手:清水弟。
 ※記者によると、「日本生態学会の外来種検討作業部会長として、鷲谷いづみ東大教授と監修した「外来種ハンドブック」の中で9月、ブラックリストを発表した。」
『朝日新聞』朝刊 2002/11/05
・村上恭介(むらかみ・きょうすけ)

 村上恭介・2003「NTT」

村上恭介(ジャーナリスト)
「黒字大企業の非道リストラ:NTT11万人追放のカラクリ」
『週刊金曜日』11巻11号(通巻462号)048-051頁 2003/03/21
 村上恭介・2003「内部告発」
村上恭介(ジャーナリスト)
「裁判所が「内部告発のすすめ」:大阪いずみ市民生協・腐敗の顛末」
 ※2003年6月18日・大阪地裁堺支部判決。
『週刊金曜日』11巻27号(通巻478号)050-051頁 2003/07/18
 村上真一・1998「電話番号」
村上真一(むらかみ・しんいち/ジャーナリスト)
「(便利さの落とし穴)ハダカになるあなたの電話番号:NTT/発信電話番号表示サービス」
『週刊金曜日』6巻8号(通巻212号)018-019頁 1998/02/20
 村上直久・2003「BSE」
村上直久(むらかみ・なおひさ/長岡技術科学大学助教授。1989年から1994年まで時事通信社ブリュッセル特派員。2001年より現職。1949年生まれ)
「ルポ 英国の農村に見るBSEのつめ跡:政府は消費者の信頼回復を優先」
 ※「筆者は1月下旬に英国の農村を訪問し、農民の話を聞くとともに、ロンドンで政府関係者の話を聞く機会があった。」(032頁)
『世界週報』84巻11号(通巻4090号)032-035頁 2003/03/25
 村上るみ子・2002「JT」
村上るみ子(むらかみ・るみこ/フリーライター)
「JTのタール・ニコチン表示値は間違い?/タバコ表示値の裏事情」
 ※『朝日新聞』朝刊2002年5月12日付記事と、それに対するJTの5月14日付社告「愛煙家の皆様へ」(全文コピーあり)について。
『週刊金曜日』10巻35号(通巻436号)047-049頁 2002/09/13
 村瀬謙一・2003「象虐待」
村瀬謙一(大阪弁護士会)
「アフリカ象虐待の内部告発で不当解雇:南紀白浜アドベンチャーワールド事件」
 ※川野文明氏提供のビデオテープをテレビ朝日「スクープ21」・2001年1月28日が放映。著者は川野氏による地位確認等請求事件の原告弁護団の一人。
『青年法律家』384号006-08頁 2003/02/25
 村田小青・2003「たばこ広告」
村田小青(むらた・こせい/在ベルギージャーナリスト)
「たばこ広告禁止でF1欧州撤退の危機」
 ※「ベルギーのたばこ広告規制強化法令は、昨年末に同国の議会に採択され、今年8月1日から発効する予定。」
『世界週報』84巻4号(通巻4083号)018-020頁 2003/02/04
 村橋泰志・1995「暴力団」
村橋泰志(むらはし・ひろし/弁護士)
「暴力団組長の使用者責任」
 ※1990年秋・沖縄での暴力団抗争事件にて。
『書斎の窓』443号040-045頁 1995/04/01
<も>

 茂木好子・2002「知的障害者」

茂木好子(寮母。東京都板橋区。56歳)
「〔投稿欄〕声/カード社会で知的障害者は」
 ※「私が働く知的障害者生活寮の寮生が、スーパーでクレジットカードの申し込みをした。」
『朝日新聞』朝刊 2002/12/06
・本山美彦(もとやま・よしひこ)

 本山美彦・1995「中国経済・上」

本山美彦(京都大学経済学部教授)
「世界経済のメガトレンド(01) 倫理なき資本主義の時代/中国経済発展の衝撃(上)」
 ※「私は一九九四年一一月の一ヵ月間、国際交流基金の派遣で、主として北京と上海のいくつかの大学で合計一三回にわたって講演してきた。」(015頁) 「初めのうちこそ、中国社会の猛々しい野生の匂いに酔いしれていたが、次第にそこには決定的に「信義」に欠けるものがあるとの思いに戸惑うようになった。」(016頁)
『書斎の窓』442号015-020頁 1995/03/01
 本山美彦・2002「エンロン」
本山美彦(京都大学経済学部長)
「私の視点/エンロン破綻/米式スタンダードの末路」
 ※「急成長した米国系企業の多くは、政治と癒着した金融ゲームに狂奔しただけであった。」
『朝日新聞』朝刊 2002/03/22
 森島昭夫・1995「消費者」
森島昭夫(もりしま・あきお/名古屋大学法学部教授)
「高齢社会と消費者問題」
『書斎の窓』450号004-009頁 1995/12/01
 盛誠吾・1994「雇用」  森村譲・1994「信用情報」  森山和道・2003「電子国土」
森山和道(もりやま・かずみち/サイエンス・ライター)
「(特集:ICカード/世界とサイバースペースが融合する日)電子国土の歩き方」
 ※キーワード:ICカード、電子マネー。
『中央公論』118年1号(1424号)218-223頁 2003/01/01
<や行>

<や>

 安井幸一・2003「タクシー」

安井幸一(個人タクシー事業者)
「論争/たばこ天国日本のタクシー行政」
 ※キーワード:受動喫煙、副流煙、国土交通省、労働安全衛生法。
『週刊金曜日』11巻26号(通巻477号)061頁 2003/07/11
 安田節子・2003「遺伝子」
安田節子(日本有機農業研究会)
「金曜アンテナ/日本はいま遺伝子汚染の瀬戸際!」
 ※キーワード:バイオ作物懇話会、モンサント社、ラウンドアップ、耐性組み替え大豆、遺伝子組み換え作物いらない! 茨城ネットワーク、農林水産省技術安全課。
『週刊金曜日』11巻32号(通巻483号)004頁 2003/08/29
 安田幸弘・2003「欺術」
安田幸弘(やすだ・ゆきひろ/テクニカルライター)
「〔書評〕IT犯罪への「万全の防護」は幻想/『欺術』ケビン・ミトニック、ウィリアム・サイモン=著 岩谷宏=訳 ソフトバンク・パブリッシング 1900円(税別)」
 ※キーワード:ハッカー、ソーシャル・エンジニアリング、情報漏洩。
『週刊金曜日』11巻33号(通巻484号)044頁 2003/09/05
 柳田邦男・2004「安全意識」
柳田邦男《顔Ph有》
「現代の視座/企業は安全意識回復に全力を」
 ※2003年9月・新日本製鉄名古屋製鉄所、同・ブリヂストン栃木工場、同・出光興産北海道製油所、2004年の三菱自動車製大型車車輪脱落事故、六本木ヒルズ回転ドア事故など。
『河北新報』朝刊 2004/04/30
 矢野拡資・2002「外国人お断り」
矢野拡資(不動産業。川崎市。64歳)
「声/外国人お断り 差別とは違う」
 ※「先日の「部屋探しの日、体験した差別」を投書された方へ。」「初対面でその人を判断するのは大変難しいものです。そこで保証人が必要となるのです。しかし大方の外国人は一人で探しに見えますので、お断りすることが多くなってしまいます。」
『朝日新聞』朝刊 2002/04/30
 山内博・2003「ヒ素対策」
山内 博(やまうち・ひろし/聖マリアンナ医科大学助教授(予防医学))
「私の視点/ヒ素対策/生体への影響、実態把握を」
 ※キーワード:第3回世界水フォーラム、井戸水、無機ヒ素、海藻、森永ヒ素ミルク事件。
『朝日新聞』朝刊 2003/03/25
 山家公雄・2002「エンロン」
山家公雄(やまか・きみお/日本政策投資銀行ロサンゼルス事務所主席駐在員。1956年生まれ。東京大学経済学部卒)
「(特集:エンロン破綻)機能不全露呈した米国流キャピタリズム」
 ※アナリストは「高く評価した会社からコンサルティングの仕事を受託する傾向がある中、客観的な評価をし難いのではないか。」(013頁)
『世界週報』83巻8号(通巻4037号)010-013頁 2002/02/26
・山形浩生(やまがた・ひろお)

 山形浩生・2003「ICカード」

山形浩生(評論家。1964年生まれ)
「(特集:ICカード/世界とサイバースペースが融合する日)「ICカード的」な人間が生まれるまで」
『中央公論』118年1号(1424号)210-217頁 2003/01/01
 山形浩生・2003「ホルモン」
山形浩生(評論家)
「〔書評〕「危機」の思いこみ正す優れたガイド/環境ホルモン:人心を「撹乱」した物質/西川洋一[書]日本評論社・1600円」『朝日新聞』朝刊 2003/10/19
 山形&レッシグ・2003「知的財産」
山形浩生(評論家)、
ローレンス・レッシグ(スタンフォード大学教授)、
伊藤穣一(ネオテニー社長)
「(座談会)討論・ミッキーマウスは誰のものか/ネットワークの中立性が知的財産を生み出す」
 ※キーワード:知的所有権、アメリカの著作権延長法(「ミッキーマウス保護法」)、同法への違憲申し立て裁判(エルドレッド裁判)、フェア・ユース。
『中央公論』118年2号(1425号)258-267頁 2003/02/01
 山崎敏彦・2004「不意打ち」
山崎敏彦(やまざき・としひこ/弁護士)《顔Ph有》
「私の視点/「消費者不意打ち」規制を」
 ※キーワード:不招請勧誘、消費者保護。
『朝日新聞』朝刊 2004/03/20
 山崎俊巳・1997「視聴者」
山崎俊巳(やまざき・としみ/郵政省放送行政局衛星放送課課長補佐)
「(情報公開・個人情報保護)放送における視聴者の加入者個人情報の保護に関するガイドライン」
『ジュリスト増刊/メディア』369-373頁。 1997/06/25
 山下柚美・2003「自分の舌」
山下柚美(やました・ゆみ/ノンフィクション作家。1962年生まれ)
「(特集:「飽食」から「崩食」へ)ルポ/自分の舌を“ものさし”に育てる時代:トレーサビリティーと離乳食」
 ※取材協力:五感生活研究所。
『中央公論』118年1号(1424号)268-275頁 2003/01/01
・山田厚史(やまだ・あつし)

 山田厚史・2002「エンロン」

山田厚史(『朝日新聞』アジア総局)
「経済/エンロンで暴かれた構造腐敗 倫理なき勝ち組のクローニー経済」
 ※「米国はコーポレート・ガバナンス(企業統治)の手本とされていた。」(027頁)
『週刊金曜日』10巻6号(通巻407号)027頁 2002/02/15
 山田厚史・2002「援助事業」
山田厚史(『朝日新聞』アジア総局)
「経済/露呈した援助事業の裏部隊 コンサルタントが入札仕切る」
 ※キーワード:日本工営(通商・工営)、パシフィック・コンサルタンツ・インターナショナル(通称・パシコン)、北方四島「支援委員会」、バンコク新国際空港ターミナルビル工事。
『週刊金曜日』10巻27号(通巻428号)018頁 2002/07/12
 山田厚史・2002「三井物産」
山田厚史(『朝日新聞』アジア総局)
「経済/社員を犯罪者にした三井物産 異常な企業社会は自己崩壊へ」
『週刊金曜日』10巻35号(通巻436号)030頁 2002/09/13
 山田厚史・2003「大手銀行」
山田厚史(『朝日新聞』アジア総局記者)
「山田厚史の経済私考/大手銀行の巨額増資は不良債権隠しのの末路 国有化=責任追及から逃れたい銀行経営者」
『週刊金曜日』11巻6号(通巻457号)021頁 2003/02/14
 山田厚史・2003「税効果会計」
山田厚史(『朝日新聞』アジア総局記者)
「山田厚史の経済私考/赤字・無配に転落したメガバンクは「税効果会計」がなければ債務超過?」
 ※「粉飾決算の片棒をかついできた公認会計士・監査法人が、本当に中立で独立した監査をするのか。今回の見どころはこの点にもある。」(018頁)
『週刊金曜日』11巻18号(通巻469号)018頁 2003/05/16
 山田厚史・2003「りそな」
山田厚史(ジャーナリスト)
 「竹中平蔵の時限爆弾/りそな国有化ショック」
 ※キーワード:りそなホールディングス、公的資金注入、不良債権、税効果会計、繰り延べ税資産、新日本監査法人、粉飾決算、公認会計士、エンロン破綻。
『週刊金曜日』11巻19号(通巻470号)018-019頁 2003/05/23
 山田厚史・2003「個人保証」
山田厚史(ジャーナリスト)
「山田厚史の経済私考/融資先の身ぐるみ剥ぐ私財担保は止めろ 中小経営者への個人保証は銀行の身勝手だ」
『週刊金曜日』11巻30号(通巻481号)071頁 2003/08/08
 山中純枝・2002「雪印商品」
山中純枝(やまなか・すみえ/安全食品連絡会会長)
「事件/たび重なる牛肉偽装事件 雪印商品はもう買わない」
『週刊金曜日』10巻4号(通巻405号)028頁 2002/02/01
 山本高稔・2001「アナリスト」
山本高稔(モルガン・スタンレー証券副会長。電機業界を担当し96-98年の日経アナリスト・ランキング企業総合部門1位)
 「公正な市場へ アナリストへの提言 (中)/証券界のルール統一必要/リポート精度と年俸連動」
 ※聞き手は同紙・松浦肇氏。
 ※「当社では家族名義であっても、アナリストが株式売買にかかわる場合は部長クラスの許可が必要だ。」 株式は「企業分析に雑念が入ってしまうから持たない、というのが私の方針だ。」
『日本経済新聞』朝刊 2001/10/19
 山本ひろ子・2002「年齢不問」
山本ひろ子(やまもと・ひろこ/消費生活アドバイザー。川崎市在住)
「私の視点/改正雇用法/「年齢不問」は有名無実だ」
 ※「昨年10月、改正雇用対策法が施行され、求人票の年齢欄は「年齢不問」と記載されるようになった。」「厚生労働省は事業主に対し、適切に対処するための指針(年齢指針)も策定した。」
『朝日新聞』朝刊 2002/02/09
<ゆ>

 湯川鶴章・2002「センサー」

湯川鶴章(時事通信編集委員)
「技術革命最前線(93)/あなたを監視する1ミリ大のミニセンサー」
 ※米カリフォルニア大学バークレー校で開発中の「スマートダスト」について。
『世界週報』83巻30号(通巻4059号)050-051頁 2002/08/06
 湯川鶴章・2002「カーナビ」
湯川鶴章(時事通信編集委員)
「技術革命最前線(94)/米の意向無視しカーナビ衛星打ち上げるEU」
 ※キーワード:GPS。衛星測位システム「ガリレオ」。
『世界週報』83巻31号(通巻4060号)046-047頁 2002/08/13
 行武郁博・2002「従業員情報」
行武郁博(ゆくたけ・いくひろ/日本システム監査人協会員)
「私の視点/個人情報/従業員情報の保護を図れ」
 ※「官庁や企業の個人情報には外部の顧客情報のほか、内部の従業員らの労働者情報(インハウス情報)がある。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/20
<よ>

 横田一・2002「愛知万博・下」

横田 一(よこた・はじめ/フリーリポーター)
「トヨタのエゴプロジェクトと2005年愛知万博(下)/万博はトヨタのモーターショーか」 
 ※トヨタは「トヨタにとって開発必須の「ITS(高度道路交通システム)」の実験場と、万博を位置づけている」(030頁)。ITSには自動料金収受システム(ETC)、道路交通情報通信システム(VICS)、走行支援システム(AHS)、スマートウェイ(次世代道路)等を含む。
『週刊金曜日』10巻38号(通巻439号)030-033頁 2002/10/04
※→同誌次号(10月11日号)掲載「金曜日から」の同誌編集部・岡田幹治氏によると、「横田さんははじめ、この話をある月刊誌に書き」、入稿までしたのに掲載不可となったとのこと(066頁)。
 吉岡斉・2002「原発虚偽報告」
吉岡 斉(よしおか・ひとし/九州大大学院教授(科学史)。内閣府原子力委員会専門委員。1953年生まれ)
「原発虚偽報告/安全に国策協力の重石/「再処理」がゆがめる経済性 自由化圧力の先に官僚独裁《顔Ph有》」
 ※「今回の事件をきっかけに電力業界への政府の「国策」協力要請圧力が、エネルギー政策基本法(6月7日成立)にも助けられて格段に強化される強い懸念がある。」
『朝日新聞』朝刊 2002/09/03
 吉川健司・2003「もんじゅ」
吉川健司(福井)
 「安全審査に重大な瑕疵あり:もんじゅ訴訟控訴審判決が示したもの」
 ※1985年9月26日提訴、2000年3月22日・福井地裁判決(原告敗訴)、2003年1月27日・名古屋高裁金沢支部判決(原告勝訴)、同1月31日・国は上告受理申立。
『青年法律家』385号002-004頁 2003/03/25
 吉永良正・2001「狂牛病」
吉永良正(よしなが・よしまさ/科学ジャーナリスト。出版社勤務を経てフリーランスのサイエンス・ライター。専門は科学論)
「見えない敵との持久戦迫る狂牛病:遺伝子中心主義の見直しも必要に」
 ※「行政も国民も、完全な安全などあり得ないことを認識すべきだろう。… 事実は事実として示し、判断は個々人にまかせる。それがIT(情報技術)時代の広報の在り方であってほしいと思うのだが、狂牛病問題はその可否が問われる試金石になるかもしれない。」(023頁)
『世界週報』82巻41号(通巻4021号)020-023頁 2001/10/30
 米倉勉・2002「男女差別」
米倉 勉(東京)
「最高裁で和解・完全勝利解決:芝信用金庫男女差別事件・不当労働行為事件」
 ※2002年11月24日・最高裁第二小法廷にて和解成立。筆者は原告側弁護団の一人。
『青年法律家』382号004-005頁 2002/12/25
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<ら行>

 ラズロ・2002「外国人入浴」

T・ラズロ(ジャーナリスト。NGO「一緒企画」主宰者)
「小樽の外国人入浴禁止裁判は「不合理な差別」で温泉側敗訴」
 ※2002年11月11日・札幌地裁での判決で。
『週刊金曜日』10巻45号(通巻446号)052頁 2002/11/22
 ラズロ・2002「肌の色」
T・ラズロ(ジャーナリスト。「一緒企画」代表)
「T・ラズロの多文化ニッポン見聞録 (8)/マンション借りるのに関係あるのか 「肌の色は日本人みたいに普通ですか?」
 ※インド国籍男性に対する「センチュリー21グループ」加盟の(株)ニッケン住販の対応について。2003年1月14日・埼玉地裁判決(現在控訴中)。
『週刊金曜日』11巻9号(通巻460号)072頁 2003/03/07
 ラポイント・1999「子ども買春」
ジャック・ラポイント(Jacques LaPointe/3年前にフランシカン・チャペル・センター(東京・六本木)の助任司祭として来日)
 「〔インタビュー記事〕ひと/子ども買春・ポルノの禁止を訴える/ジャック・ラポイントさん/調査以来、電子メールにポルノ情報が届き続け、閉口している。46歳。」
『朝日新聞』朝刊 1999/04/16
 リヒタリンゲン・2003「企業不祥事」
エルンスト・リヒタリンゲン(GRI〔グローバル・リポーティング・イニシアティブ〕国際事務局代表)
「私の視点/企業不祥事/信頼回復は情報開示から」
 ※原文は英語。
 ※「GRIは国連環境計画(UNEP)の協力でアムステルダムに国際事務局が設立され、企業、投資家、会計監査事務所から労働組合、消費者団体、非政府組織(NGO)まで、あらゆる利害関係者の参加を通じて企業報告の国際基準を作成し、普及を図っている。」
『朝日新聞』朝刊 2003/02/12
 レスリー・2002「情報開示」
ジャック・レスリー(米ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド会長)
「〔インタビュー記事〕相次ぐ企業不祥事 広報のあり方を聞く/情報開示、日頃から備え 日本、発信力が低下」
 ※聞き手:明記無し。
『日本経済新聞』朝刊 2002/08/26
 レビーン・2001「指紋カード」
マイケル・レビーン(ハーバード・ロースクール教授。米カーター政権時代に民間航空委員会幹部に就任し、1978年の航空自由化の実現の立て役者となった)
「〔インタビュー記事〕ワールドインタビュー/航空自由化 保安は緩めず/指紋カード導入も案」
 ※聞き手は同紙ニューヨーク・中山淳史。
 ※簡単にできて精度の高い搭乗前検査方法は、「指紋や声など生物学的な特徴から本人と証明できるトラベルカードを導入するのが一案だ。… カードを持つかどうかは個人の自由にするが、持たない場合はイスラエルのように厳しく検査する。ただ前提として、政府が個人の自由やプライバシーにどこまで関与できるのかをきちんと定めないといけない。国家の安全にかかわることだから政府は全面協力するはずだ。」
『日本経済新聞』朝刊 2001/10/29
 レッシグ・2003「著作権」 →レッシグ・2003「著作権」【報道】へ配置換え。著作権ビジネスよりも「表現」に関わる側面を重視して。

 ローテンバーグ・2004「ICタグ」

マーク・ローテンバーグ(米「電子プライバシー情報センター(EPIC)」代表。ジョージタウン大法律センター助教授)《顔Ph有》
「〔インタビュー記事〕メディアトーク/ICタグ流通、個人情報保護の法制化を」
『日本経済新聞』朝刊 2004/03/08
<わ行>

<わ>

 若林明子・2002「化学物質」

若林明子(わかばやし・めいこ/淑徳大学教授)
「私の視点/化学物質規制/自然との共生を視野に」
 ※環境省は、「生態毒性学の専門家として私も委員を務めた三つの検討会が今年出した報告書(…)を踏まえ、まず化学物質審査規制法の改正に向け検討に入った。」
『朝日新聞』朝刊 2002/11/14
 渡邉孝司・2003「交通事故」
渡邉孝司(わたなべ・たかし/久留米工業大学教授(交通機械工学))
「私の視点/交通事故鑑定/公平確保へ専門家養成を」
 ※「私の携わっている民事事件の鑑定の問題点として4点があげられる。」
『朝日新聞』朝刊 2003/07/04
 渡辺智之・2001「経済教室」
渡辺智之(一橋大学助教授)
「経済教室/ソフトの多国間ネット取引/「消費国課税」へ国際協調を/業者登録など促す/個人・企業の識別がカギに」
『日本経済新聞』朝刊 2001/02/12
 渡辺由貴・2003「ツバキ」
渡辺由貴( わたなべ・ゆき/ジャーナリスト)
「海外の採取者たちに問われるモラル:ベトナムの黄色いツバキ」
 ※キーワード:園芸業者、新種、希少種、生物多様性条約、遺伝資源、ボン・ガイドライン、社団法人日本種苗協会、財団法人バイオインダストリー協会、地球環境ファシリティ。
『週刊金曜日』11巻11号(通巻462号)040-042頁 2003/03/21
・和田泰明(わだ・やすあき)

 和田泰明・2003「過剰融資」

和田泰明(ジャーナリスト)
「埼玉銀行時代の三四二億円過剰融資が滑り込み和解:りそな銀行誕生の陰で」
 ※キーワード:五輪建設、埼玉銀行、オリンピックイン、銀行の貸し手責任を問う会、あさひ銀行被害者の会。
『週刊金曜日』11巻10号(通巻461号)047-049頁 2003/03/14
 和田泰明・2003「SFCG」
和田泰明(ジャーナリスト)
「昔の名前は「商工ファンド」/関連会社を巧妙に使うSFCGの手口:ベルトコンベヤ式公正証書で広く稼ぐ!」
 ※キーワード:債務弁済契約公正証書、日栄・商工ファンド対策全国弁護団、ロプロ(旧日栄)、リーガル・サービス社、リーガルサービス社→リーガルエキスパート。
『週刊金曜日』11巻31号(通巻482号)054-056頁 2003/08/22
 ワトキンス・2003「企業不正」
シェロン・ワトキンス(企業統治などのコンサルタント。エンロンに1993年入社、2002年11月退社)《顔Ph有》
 「〔インタビュー記事〕企業不正、先進性と裏表/エンロン内部告発者 ワトキンス氏に聞く/疑念つぶさぬ仕組み作りを」
 ※聞き手:ニューヨーク=篠原洋一。
 ※同時掲載記事:「内部告発者保護、米で議論百出」。
『日本経済新聞』朝刊 2003/06/13

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