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「調査・個人情報・倫理」資料館

  世相一端(「行政」関係) 


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<2003年まで>

・2003年10月分
 
 朝日・2003/10/16社説

「社説/盧氏の苦境/韓国の政争が心配だ」
 ※「韓国の政治が大揺れである。盧武鉉大統領がみずからの信任を問うための国民投票を12月15日ごろに行いたいと、国会で表明したからだ。」「直接のきっかけは側近の疑惑である。20年も行動をともにしてきた前秘書官が、昨年暮れの大統領選挙の直後に財閥グループから巨額の金を受け取ったというのだ。」
 朝日・2003/10/12社説
「社説/中坊公平氏/悔やまれるルール違反」
 ※「住宅金融債権管理機構(現・整理回収機構)の債権回収をめぐり、社長だった中坊氏は部下とともに詐欺容疑で刑事告発され、東京地検の事情聴取を受けた。」
 朝日・2003/10/02社説
「社説/田中氏問題/なぜすっきりしないか」
 ※「秘書給与疑惑で昨年、衆院議員を辞めた田中真紀子前外相について、東京地検は「嫌疑なし」の不起訴処分とした。」
 朝日・2003/10/01社説b
「社説b/高速料別納/公団の責任はどうした」
 ※「高速道路の大口利用者に通行料金を安くする日本道路公団の別納割引制度が、2年後をめどに廃止されることになった。多額の割引を受けている事業協同組合で、乱脈経理や脱税が相次いで明らかになったのがきっかけだ。」
 朝日・2003/10/01社説a
「社説a/毒ガス被害/負の遺産に決着の時だ」
 ※「こうした被害者や遺族計13人が日本政府に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は被害を防ぐことを怠った政府に責任があるとして、約2億円を払うよう命じた。」
・2003年9月分

 朝日・2003/09/28社説

「社説/石原知事へ/ダボハゼからのお返事」
 ※「先日は都議会で「片言隻句に飛びつくばかなメディアがダボハゼのごとく食いつく」と、あなたを批判するメディアにも矛先を向けられました。そこまでいわれて引き下がるわけにはいきません。」
 朝日・2003/09/13社説
「社説/石原知事/テロ容認そのものだ」
 ※「田中均外務審議官の自宅に発火物が仕掛けられたことについて「あったり前の話だ」と言い放った石原東京都知事が、翌11日の街頭演説でもそう語った。」
 朝日・2003/09/11社説
「社説/石原発言/テロをあおるのか」
 ※「 外務省の田中均外務審議官の自宅に発火物が仕掛けられた事件について、石原氏は「田中均というやつ、今度爆弾しかけられて、あったり前の話だ」と言い放ったのだ。自民党総裁避の候補を応援する街頭演説でのことである。」
 朝日・2003/09/10社説
「社説/裁判員/お飾りにしてはならぬ」
 ※「政府の司法制度改革の検討会で、裁判員制度の具体的な内容を決める集中審議が始まる。」
・2003年8月分

 朝日・2003/08/24社説a

「社説a/住基稼働/危険の存在も忘れずに」
 ※「 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が、明日から本格的な稼働を始める。」
 朝日・2003/08/24社説b
「社説b/毒ガス兵器/被害には誠実な対応を」 ※「旧日本軍が中国東北部で捨てた化学兵器による事故で、河南省出身の中国人男性が亡くなった。」
 朝日・2003/08/05社説
「社説/フジモリ氏/政治家の生き様は」
 ※「ペルー政府がフジモリ元大統領の身柄を引き渡すよう、日本政府に求めている。」
・2003年7月分

 朝日・2003/07/12社説b

「社説b/土屋知事/家族ぐるみで王様か」
 ※「土屋義彦埼玉県知事の長女市川桃子容疑者が、東京地検に逮捕された。」
 朝日・2003/07/12社説a
「社説a/鴻池発言/たがが外れている」
 ※「それにしても、このところの政治家の言葉には、一片の品位や思いやりさえ感じられないものが多すぎる。」
・2003年6月分

 朝日・2003/06/29社説

「社説/公益法人改革/民間から案を出そう」
 朝日・2003/06/28社説b
「社説b/住基ネット/市町村の選択に任せよ」
 ※「「地方自治体の首長が法律の規定を独自に解釈して、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に参加しない、ということはできない」。こんな通知書を総務省が全国の自治体に送った。」
 河北・2003/06/27社説
「社説/国会議員の進退/この割り切れなさは、なぜ」
 ※坂井隆憲衆院議員と筆坂秀世参院議員について。
 朝日・2003/06/25社説
「社説/議席の重さ/辞める人、辞めない人」
 日経・2003/06/25社説
「社説/セクハラ辞職の後ろには」
 ※「共産党の筆坂秀世政策委員長が酒席での女性に対するセクシュアル・ハラスメントの責任を取り、参院に議員辞職願を提出した。」
 朝日・2003/06/16社説
「社説/認定法改正/難民鎖国を解くときだ」
 ※瀋陽の「事件をきっかけに改めて批判を浴びた難民認定法を改正する作業が国会で進んでいる。」
 朝日・2003/06/13社説
「社説/献金見直し/与党案の撤回を求める」
 ※「与党3党が合意した、政治献金の公開基準の引き上げのこと」について。
 朝日・2003/06/12社説
「社説/性同一性障害/苦しみに終止符を」
 ※「与党の議員たちが中心になって、性同一性障害の人たちのための「性別取り扱い特例法案」を国会に提出しようとしている。」
 日経・2003/06/12社説b
「社説b/献金公開基準の緩和は改悪」
 山形・2003/06/06社説
「社説/刑事裁判の迅速化/公判重視へ改めよう」
 ※「刑事裁判の初公判が始まる前に、裁判所が検察官や被告、弁護士との間で争点などを整理する新たな「準備手続き」の素案を、政府の司法制度改革推進本部が公表した。」
 朝日・2003/06/05社説
「社説/毒ガス被害/消えない化学兵器の怖さ」
 ※「茨城県神栖町で高濃度のヒ素が井戸水から検出され、住民の間で「歩けない」「手が震える」などの症状が出ている。環境省は被害者に対して、今後の医療費を出すほか、過去の被害についても最高70万円の一時金を支払うことを決めた。」
 河北・2003/06/03社説
「社説/難民法改正案/国を開く論議深めなければ」
 ※「難民認定の申請手続きを改める入管難民法改正案の国会審議が始まった。」
・2003年5月分

 朝日・2003/05/30社説

「社説/エイズ検査/警察の敗訴は当然だ」
 ※「警視庁に採用された男性が、無断でHIV検査をされ、感染を理由に退職に追い込まれた。その損害賠償を求めた訴訟で勝訴したのである。」
 河北・2003/05/27社説
「社説/新IT基本戦略/構造改革と一体での推進を」
 ※「情報技術(IT)を活用して新しい社会づくりを目指す国のIT基本戦略II(新IT基本戦略)がまとまり、六月にも正式決定される。」
 山形・2003/05/27社説
「社説/裁判員制度/分かりやすい法案に」
 ※「県弁護士会の主催で」「映画「裁判員 --- 決めるのはあなた」の上映会が先に山形市で開かれた。」
 朝日・2003/05/24社説
「社説/個人情報保護/法律を生かすには」
 ※「長らく懸案になっていた個人情報保護法が成立した。」
 朝日・2003/05/22社説
「社説/松浪議員/これが与党の正体か」
 朝日・2003/05/20社説
「社説/企業献金/逆行する日本経団連」
 河北・2003/05/20社説
「社説/公共事業/住民参加で透明度高めたい」
 ※国土交通省が2003年5月初めに示したガイドライン(指針)案について。
 朝日・2003/05/19社説b
「社説b/徳島知事選/元へ戻してはならない」
 日経・2003/05/20社説
「社説/汚職の構造の復活は御免だ」
 ※「徳島県の太田正前知事の失職に伴う出直し知事選挙は、対抗馬の飯泉嘉門氏が当選した。」
 朝日・2003/05/11社説
「社説/公的個人認証/国民に説明が足りない」
 朝日・2003/05/09社説
「社説/松浪氏問題/続・国民をなめるな」
 ※「保守新党のホームページに、大阪の地元紙に載った大学教授のコラムが転載されている。…… 松浪氏を是が非でも守りたい保守新党にすれば、願ってもない援軍なのだろう。」
←※2003年5月22日追記:保守新党ウェブサイト(http://www.hoshushintoh.com/)を確認すると、問題のコラムは「ニュース」としての、
松浪健四郎代議士の問題【慶應義塾大学教授・弁護士 小林 節】
http://www.hoshushintoh.com/news/n030422.html
※大阪日日新聞「一刀両断」2003年4月22日(火)掲載
 ---- のようです。社説では引用していなかったようですが、小林氏の、
また、「暴力団」と付き合っていた事実も、気性が激しい泉南地区の風土の中ではすぐには判別がつかなかった点と、当時、彼は不慣れな新人代議士であった点も考慮してあげるべきだ
 ---- の前段はなかなか興味深いです。
 朝日・2003/05/04社説
「社説/刑務所改革/塀の中が見えるように」
 ※「刑務所や拘置所のあり方を考える法相の私的諮問機関、行刑改革会議が発足した。」
・2003年4月分

 朝日・2003/04/27社説

「社説/個人情報保護/官に厳しいタガを」
 ※「政府提出の個人情報保護法案が衆院の特別委員会で可決された。連休明けに本会議で採決される見通しだ。」
 朝日・2003/04/24社説
「社説/諫早湾水門/農水省の勝手を許すな」
 ※3月末発足の「中・長期開門調査検討会議」の「7人の委員は全員が官僚OBである。そのうち農水省出身が5人。」
 朝日・2003/04/23社説
「社説/住基情報/外部提供もっと厳格に」
 ※「防衛庁が自衛官の募集のため、約3割の自治体から住民基本台帳にある氏名や住所などの情報提供を受けていた。」
 朝日・2003/04/22社説b
「社説b/松浪議員/国民をなめるな」
 ※「保守新党は松浪氏の役職停止と、国会の政治倫理審査会で本人に弁明させることを決めた。党としては議員の辞職も求めないし、除名もしないということだ。」
 朝日・2003/04/18社説
「社説/地方選挙/住基ネットも争点だ」
 ※「国民共通番号制に反対する会」が「協定書を交わした知事選の候補者や市区町長選の立候補予定者は、12人にのぼる。神奈川県知事選では、その一人である松沢成文氏が当選した。」
 日経・2003/04/18社説b
「社説b/松浪議員のけじめを問う」
 朝日・2003/04/17社説
「社説/松浪議員/「暴力団」で反則負けだ」
 ※「保守新党の松浪衆院議員が、暴力団組員が実質的に経営していた会社に、秘書の給与を肩代わりしてもらっていた。」
 河北・2003/04/17社説
「社説/政治とカネ/黒い付き合いを軽視するな」
 ※「保守新党・松浪健四郎衆院議員(五六)=大阪19区=の場合、地元私設秘書の給与を暴力団組員が会長をしていた建設会社に肩代わりさせていた。しかも、談合容疑で指名手配されていた、この会長に関する捜査状況を大阪府警に尋ねる“口利き”もしていた。」
 朝日・2003/04/03社説
「社説/刑務所問題/幕引きはまだだ」
 ※「ところが、法務省の調査検討委員会がまとめた中間報告は、こうした疑問にまともに答えようとしていない。」「法務省当局は事実の解明を先送りする一方で、有識者による「行刑改革会議」を発足させた。」
 朝日・2003/04/01社説a
「社説a/農水相辞任/粘った末に辞め逃げか」
 ※「……この間、みずからの秘書の金銭疑惑を責められ続け、閣僚としての仕事も満足にできなかった大島農水相が、ようやく辞任した。」
 朝日・2003/04/01社説b
「社説b/イラク戦争/「非人道兵器」を使うな」
・2003年3月分

 朝日・2003/03/22社説

「社説/徳島知事/この不信任はおかしい」
 ※「徳島県の太田正知事が就任わずか1年たらずで、県議会の多数派から不信任を突きつけられた。」「知事と議会多数派の対立の典型は「汚職問題調査団」をめぐる問題だ。」
 朝日・2003/03/12社説
「社説/大島農水相/いいかげんにせよ」
 ※「大島農水相とその秘書たちの一連の疑惑に対する大島氏の不可解な説明をめぐって、参院の審議が止まった。」
 河北・2003/03/12社説
「社説/「政治とカネ」審議/農相は参考人招致に応じよ」
 ※「野党側の指摘で不透明さが際立ったのは、大島理森農相に対する企業献金の中身だった。」
 朝日・2003/03/09社説
「社説/個人情報保護/「官」にまだまだ甘い」
 ※「民間と行政機関をそれぞれ対象にした個人情報保護法案が国会に提出された。〔改行〕 昨年の国会で廃案になった法案の内容は大幅に修正された。」
 朝日・2003/03/08社説
「社説/議員逮捕/恥と共に去りぬ」
 山形・2003/03/08社説
「社説/力を失う言葉/「言行」に責任持とう」
朝日・2003/03/07社説
「社説/坂井議員/献金隠しの罪は重い」
 日経・2003/03/07社説
「社説/政治資金制度覆す裏献金の根絶を」
 山形・2003/03/07社説
「社説/政治とカネの悪循環/法の抜け道を許すな」
 河北・2003/03/07社説
「社説/坂井議員逮捕へ/彼らは「特権」に値するか」
 ※「自民党の坂井隆憲衆院議員(五五)が、きょうの衆院本会議で逮捕許諾手続きが終わり次第、東京地検に逮捕されそうだ。〔改行〕 容疑は政治資金規正法違反(虚偽記載)。」
 朝日・2003/03/05社説b
「社説b/公益法人改革/NPOを巻き込むのは」
 ※「00年のKSD汚職事件をきっかけに動き出した公益法人制度の改革作業が進んでいる。近く大綱が閣議決定される。」
 朝日・2003/03/05社説a
「社説a/江副判決/「濡れ手で粟」から15年」
 日経・2003/03/05社説
「社説/江副判決の重い問いかけ」
 山形・2003/03/05社説
「社説/江副元会長に有罪/事件の宿題まだ残る」
 河北・2003/03/05社説
「社説/リクルート事件/風化させてはならない」
 ※「リクルート事件の主役、江副浩正被告(六六)=リクルート元会長にきのう判決が言い渡された。」
 河北・2003/03/03社説
「社説/議院法制局/望ましい役割考えてきたか」
 ※「元秘書の資金流用をめぐる審議を前に、大島理森農相が衆院法制局に答弁資料の作成を依頼したとされる問題」について。
・2003年2月分

 朝日・2003/02/27社説

「社説/桶川事件/警察不信は消えない」
 河北・2003/02/27社説
「社説/桶川事件賠償判決/警察の自戒深める契機に」
 朝日・2003/02/24社説
「社説/住基ネット/統一地方選で民意を」
 ※「住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が動き出して半年になる。」「納税者番号制度については、税逃れをなくすのに必要だと考える。」
 朝日・2003/02/21社説
「社説/政治とカネ/首相の姿がかすんでいく」
 朝日・2003/02/16社説
「社説/性同一性障害/戸籍の性別訂正に道を」
 朝日・2003/02/14社説
「社説/熊谷組判決/企業献金の本音がのぞく」
 ※「熊谷組の自民党への献金に対する株主代表訴訟で」「献金当時の社長に2800万円余りの賠償を命じた」福井地裁判決で。
 朝日・2003/02/13社説
「社説/刑務官逮捕/暴力は名古屋だけか」
 ※「名古屋刑務所の刑務官がまた受刑者に対する暴行致死容疑で名古屋地検に逮捕された。」
 朝日・2003/02/09社説b
「社説b/警官誤射/潔白なら証拠を示せ」
 ※神奈川県警にて取調中の容疑者を撃ったのは警察官とした横浜地裁判決(2003年11月)について。
 河北・2003/02/06社説
「社説/オウム観察処分の延長/抜本改革 教団は示せ」
 朝日・2003/02/03社説
「社説/官製談合防止/岩見沢はモデルになれ」
 ※「北海道岩見沢市が発注した公共工事の入札談合に、市の幹部が手を貸していた。」
・2003年1月分

 朝日・2003/01/25社説

「社説/オウム真理教/変わらねば不安は解けぬ」
 ※「公安審査委員会は、団体規制法に基づいてオウム真理教への観察処分を続けることを決めた。」
 河北・2003/01/24社説
「社説/談合損害賠償/「官」自ら抑止の手だてに」
 ※「公正取引委員会が摘発した宮城、福島両県での航空写真測量談合事件で、宮城県と仙台市が業者八社に不当利得分の支払いを求める訴訟の準備を進めている。」
 日経・2003/01/21社説
「社説/受刑者急増に備え十分か」
 ※「法務省矯正局の調査では、全国七十四カ所ある矯正施設(刑務所、拘置所)のうち、八八%を占める六十五施設で収容率が一〇〇%を超える。」
 河北・2003/01/20社説
「社説/外交文書公開/あいまいな基準いつまで」
 ※「公開は法的な根拠がないまま外務省の判断で行われている。」
 朝日・2003/01/19社説
「社説/天皇の手術/自然さに時代の流れ」
 ※「「公人」の健康状態について国民にきちんと知らせるという自然体の姿勢が、手術前の準備や公務の円滑な運びにつながったといえるのではないか。」
 朝日・2003/01/18社説
「社説/違法献金/元から断つしかない」
 ※「自民党長崎県連の前幹事長と事務局長が長崎地検に逮捕された。」
 朝日・2003/01/14社説
「社説/校舎保存/住民投票が問うのは」
 ※滋賀県豊郷町の豊郷小学校(1937年完成)の「校舎を解体し新校舎を建設するという大野和三郎町長の方針をめぐって、住民団体による反対運動が起きた。」
 河北・2003/01/14社説
「社説/ネット選挙運動/言葉の戦いを見せてほしい」
 ※「総務省の「IT(情報技術)時代の選挙運動に関する研究会」(座長・蒲島郁夫東大教授)が昨年八月にまとめた報告書が、政党の消極姿勢で事実上にたなざらしになっている」。
 日経・2003/01/14社説
「社説/歴史的な転換点迎えた司法制度」
 ※「年明け早々に法務省が発表した人事が、法曹関係者に衝撃を与えた。筆頭課長で同期のエースといされた秘書課長を、法科大学院設立支援の裏方に異動させたからだ。法曹養成に懸ける法務・検察の並々ならぬ決意がうかがえるとの見方が強い。」
 河北・2003/01/09社説
「社説/変わる裁判/精密さ追い求めてきたが」
 ※「審理の短縮を目指す裁判迅速化法案が二十日召集の通常国会に提出されるほか、刑事裁判に市民が参加する裁判員制についても、政府の司法制度改革推進本部で細部の詰めが始まる。」
 朝日・2003/01/08社説
「社説/難民認定/なぜたった11人なのか」
 ※「私たちは難民認定を入管当局にゆだねることをやめ、国際機関や民間の専門家が参加する独立した審査機関を設けて対応するよう主張してきた。」
 朝日・2003/01/05社説
「社説/法科大学院/教える力が問われる」
 ※法科大学院(ロースクール)の「04年4月の開校をめざして、法律が昨年の国会で成立した。」
<2002年まで>

・2002年12月分

 朝日・2002/12/27社説a

「社説a/政治と金/秘書、秘書、また秘書」
 朝日・2002/12/17社説
「社説/経団連献金/9年前の決意はどこへ」
 ※「日本経団連が政治献金を再開する方針を決めた。来年度にも実施の運びだ。」
 朝日・2002/12/16社説
「社説/会計検査院/試みは評価するが」
 ※「税金のむだ遣いや不正な経理を監視する会計検査院が今年の検査報告で、各省庁などに329件、約240億円分の問題点があったと指摘した。」
 河北・2002/12/16社説b
「社説/裁判迅速化/速さだけが尺度になっては」
 ※「裁判迅速化促進法の法案づくりを政府の司法制度改革推進本部が進めている。来年の通常国会に提出する予定だ。」
 河北・2002/12/13社説
「社説/14億円横領判決/「被害者」もまた裁かれた」
 ※「懲役十四年(求刑懲役十五年)を言い渡したきのうの十四億円横領事件の判決は、被害組織の管理体制上の問題点を明快に指摘した。」
 河北・2002/12/10社説
「社説/石巻市長辞職/混乱の早期解消に全力を」
 ※「菅原康平石巻市長が任期を一年半残して、きのう辞職した。詐欺・背任事件に発展した石巻ルネッサンス館の建設をめぐる一連の問題で、市政に混乱をもたらした責任を取った形だが、決断は遅すぎたと言わねばならない。」
 朝日・2002/12/07社説
「社説/個人情報保護/出発点になる与党案」
 ※「政府提出の個人情報保護法案について、与党3党が、すべての人に情報の適正取得などを求める「基本原則」を削ることを決めた。行政機関の個人情報保護法案でも新たに罰則を設ける方針を示した。」
 朝日・2002/12/02社説a
「社説/企業献金/この政治文化を変えたい」
 ※「山本一太、枝野幸男両氏ら自民、民主両党の若手議員18人が「政治文化を変える会」をつくった。まずは、献金収入や支出をインターネットで公開するという。」
 朝日・2002/12/02社説b
「社説/難病者の投票/扉を開ける時だ」
 ※「そのALS患者の訴えに、東京地裁は「患者たちが投票できる制度がないことは、憲法が保障した参政権や法の下の平等に違反する」という答えを出した。」
・2002年11月分

 朝日・2002/11/24社説

「社説/最高裁長官/もう一歩前に出ては」
 ※「司法が戦後最大の転換期を迎えている中で、第15代最高裁長官に、裁判官出身の町田顕氏が就任した。」
 朝日・2002/11/21社説
「社説/覚せい剤捜査/おとりは正しく使え」
 ※「警視庁はこれまで慎重だった「おとり捜査」の手法を積極的に活用することで取り締まりを強める姿勢を打ち出した。」
 日経・2002/11/12社説
「社説/人権擁護法案の不備明らか」
 ※「国会で審議が進んでいる人権擁護法案の不備が浮き彫りになるような事件が起きた。」として名古屋刑務所での特別公務員暴行陵虐致傷事件を。
 河北・2002/11/12社説
「社説/鈴木議員初公判/宿題片付ける気はないのか」
 ※「あっせん収賄、受託収賄、政治資金規正法違反、議員証言法違反。被告も弁護団も起訴事実をすべて否認して、鈴木宗男衆院議員の公判がきのう東京地裁で始まった。」
 朝日・2002/11/09社説
「社説/刑務官犯罪/官に強い人権機関を」
 ※「名古屋刑務所の受刑者に暴行して大けがを負わせたとして、名古屋地検が刑務官5人を逮捕した。」
・2002年10月分

 河北・2002/10/28社説

「社説/衆参統一補選/政党離れ政治不信を憂える」
 山形・2002/10/28社説
「社説/統一補選 低い投票率/政党にも責任の一端」
 ※「ともあれ、県4区は三十三歳という若い大学院生を国政に送り出すことになった。」
 日経・2002/10/28社説
「社説/野党は補選敗北を反省せよ」
 ※「衆参七選挙区の統一補欠選挙が行われ、即日開票された。七選挙区のうち、四選挙区は公共事業の口利きや秘書給与の流用疑惑にかかわる議員辞職に伴う補箋だった。当然、「政治とカネ」をめぐる問題も争点になったが、有権者の関心は盛り上がらず、いずれも低投票率だった。」
 朝日・2002/10/28社説
「社説/統一補選/こんな選挙に誰がした」
 ※「衆参両院にまたがる七つの補欠選挙は、与党が5議席を獲得して大幅に勝ち越した。」「四つの補選の原因となり、まず問われるべきだった「政治と金」も焦点にならずじまいだった。」
 朝日・2002/10/27社説
「社説/石井議員刺殺/なぜ、こんなことが」
 ※「民主党の石井耕基衆院議員が東京都内の自宅前で殺害され、右翼団体代表の男が警察に出頭し逮捕された。」
 朝日・2002/10/17社説
「社説/建設相汚職/この判決から何を学ぶ」
 日経・2002/10/17社説b
「社説b/汚職大臣は実刑になったが」
 ※「東京地裁が、中尾栄一元建設相に懲役二年の実刑判決を言い渡した。」
 朝日・2002/10/11社説
「社説/補選告示/「政治と金」はどうした」
 ※「参院の千葉、鳥取両選挙区で補欠選挙が告示された。15日には五つの衆院補選も告示され、衆参両院合わせて七つの補選が今月27日に一斉に投開票を迎える。」
 朝日・2002/10/08社説
「社説/田嶋氏離党/タレント頼みのツケだ」
 ※「田嶋陽子参院議員が社民党離党を表明した。女性問題の論客として知られ、昨年夏の参院選で同党の「目玉候補」として当選しただけに、裏切られたと感じた有権者も多いのではないか。」「党を変える努力もせずに離党というのはあまりに無責任ではないか。」
 河北・2002/10/04社説
「社説/ルネッサンス館/石巻市長は解明に尽力を」
 ※「石巻市の第三セクター、石巻産業創造株式会社(ISS、社長・菅原康平市長)が建設した石巻ルネッサンス館をめぐる架空工事事件は、特別背任容疑で発注者側のISS専務(四九)が逮捕される事態にまで発展した。」
・2002年9月分

 朝日・2002/09/26社説

「社説/退職金/高級官僚は聖域なのか」
 ※「国家公務員の退職金が民間企業を5・6%上回っていることが総務省の調査でわかった。」
 日経・2002/09/26社説b
「社説/公務員退職金ルール明確に」
 ※総務省が二〇〇一年の民間企業退職金実態調査の結果を公表した。それによると国家公務員の退職金は民間を五・六%上回っていた。」「公務員の退職金についてはかねて「高すぎる」との指摘があった。特に不祥事で辞任した外務次官や農水次官の退職金が九千万円だったことに批判が集中した。」
 河北・2002/09/17社説
「社説/住基ネット/本格運用には歯止め不可欠」
 ※「来年八月の本格運用までに国や県、市町村に求めていきたいことが、まだ幾つもある。」「各県の弁護士会に取り組みを強化してほしい。ネット稼働前、日弁連は延期を求めた。スタートし、コード通知書を手にした今、どうすればいいか。住民は地域の法律家にその助言を求めている。
 朝日・2002/09/13社説
「社説/政治資金/監視と規制の両輪で」
 ※「総務省が2001年の収支報告書(中央分)を公表した。」
 朝日・2002/09/07社説
「社説/KSD判決/もう洗いざらい語れ」
 ※「財団法人「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(KSD)グループをめぐる事件で、受託収賄罪に問われた元参院議員の小山孝雄被告が実刑判決を受けた。」
 朝日・2002/09/02社説a
「社説/田中康夫知事/おともだちを増やそう」
 日経・2002/09/02社説
「社説/信任された「脱ダム知事」」
 ※「一日に投開票された長野県の出直し知事選挙で田中康夫氏が再選された。」
・2002年8月分

 朝日・2002/08/30社説

「社説/請求者リスト/個人の情報に無神経では」
 ※「国に情報開示を求めた人たちのリストに職業や勤務先、所属団体など本来必要でない事項を載せていたのは、防衛庁だけでなく、総務省や警察庁、内閣官房などに及んでいた。」
 河北・2002/08/26社説
「社説/14億円横領事件/公社幹部職員の責任は重い」
 ※青森県住宅供給公社での横領事件(1994年〜2001年)。
 朝日・2002/08/24社説
「社説/秘書給与/プール制も一案だ」
 ※「衆院議長は公設秘書制度の見直しを与野党に諮問したが、議論はほとんど進んでいない。」
 朝日・2002/08/22社説a
「社説/外務省改革/どこまで本気なのか」
 ※「外務省の行動計画が決まった。」
 朝日・2002/08/10社説
「社説/田中氏辞職/この哀しい結末よ」
 ※「小泉政権の生みの母とさえいわれ、一時は爆発的なブームを呼んだ田中真紀子・前外相の衆院議員辞職である。」
 朝日・2002/08/06社説
「社説/住基ネット/これだけは注文したい」
 朝日・2002/08/04社説
「社説/防衛白書/脅威の列挙はよいが」
 ※「だが、あれだけ騒ぎになった防衛庁の個人情報リスト作成問題が、282ページ目に申し訳程度のコラムでしか登場しないご都合主義を見ると、読む方もちょっと用心深くなろうというものだ。」
 朝日・2002/08/03社説
「社説/長野知事選/ダムと手法と人格と」
 日経・2002/08/02社説
「社説/官需依存が生む「政業」癒着」
 ※東京地検が鈴木宗男衆院議員を北海道・沖縄開発庁長官時代の受託収賄容疑で再逮捕。
 河北・2002/08/02社説
「社説/疑惑の後始末/速さと深み増す仕組みに」
 ※鈴木宗男衆院議員再逮捕。「後始末の仕方が問題なのである。解明のルールづくりと速さ。規制強化に向けた議論の深み。そんな問題意識と縁遠い国会の現状が、いらだちを倍化させている。」
・2002年7月分

 朝日・2002/07/31社説

「社説a/住基ネット/自治体に無理強いするな」
 ※「総務省によると、住基ネットの延期を求める意見書が24人の市区町村長から届いており、2県と68市区町村では同様の意見書が議会で採択された。」
 朝日・2002/07/30社説
「社説/国会閉幕へ/カネまみれの記憶残し」
 ※「会期中に井上裕参院議長を含めて3人の議員が辞職したほか、議員が1人逮捕された。秘書らの逮捕は6人にのぼる。」
 朝日・2002/07/25社説
「社説/田中氏疑惑/国会では手に負えぬか」
 ※「衆院政治倫理審査会で行われた田中真紀子代議士の質疑である。」
 河北・2002/07/24社説
「社説/外務省改革/解体して出直す決意が必要」
 ※「外務省改革の諮問機関「変える会」(座長・宮内義彦オリックス会長)が二十二日、最終報告書を川口順子外相に提出した」。
 山形・2002/07/24社説
「社説/変わる刑務所事情/知恵を絞り処遇研究」
 ※「矯正保護審議会でも過剰収容を解消するため、電波発信機を内蔵したブレスレットを手首に着けさせ、コンピューターで信号を受信して、自宅で刑の執行を受けさせる自宅監視システムの導入を提言しているが実現していない。」
 朝日・2002/07/23社説
「社説b/外務省改革/外交の空白に終止符を」
 ※「病んだ外務省の治療法が示された。川口順子外相の私的懇談会「変える会」の最終報告書だ」
 朝日・2002/07/21社説
「社説/住基ネット/国会は凍結に動け」
 ※「野党4党が施行凍結法案を国会に共同提出した。」
 朝日・2002/07/19社説
「社説/外務省人事/ショック療法になるか」
 ※川口外相が外務省の経済協力局長に経済産業省の幹部を選んだことで。
 河北・2002/07/18社説
「社説/住基ネット/延期でどんな支障出るのか」
 ※「浅野史郎宮城県知事や増田寛也岩手県知事は、延期不要論を唱えている。」「住基ネットがよく知られていないのは報道機関にも責任があるという意見を受け止めた上でなお、問い掛けたい。〔改行〕 今、さまざまな不安や批判を押しのけて実施に踏み切るほど、「住民のメリット」は本当に大きいだろうか。」
 河北・2002/07/17社説
「社説/副大臣の役割/現実との落差大きすぎる」
 ※日本政府が2002年7月16日に決めた政官関係の「ガイドライン」と宮路和明厚生労働省副大臣の帝京大学医学部入試“口利き”事件と。
 山形・2002/07/16社説
「社説/国家公務員改革/成否は個々の自覚に」
 ※「人事院は先ごろ、二〇〇一年度の年次報告(国家公務員白書)を国会と内閣に提出した。」
 日経・2002/07/16社説
「社説a/公共事業のあり方を問う出直し選挙を」
 ※「長野県で議会から不信任を受けた田中康夫知事が失職を選択した。」
 河北・2002/07/16社説
「社説/田中知事失職/地方改革の実験で済ますな」
 朝日・2002/07/16社説
「社説/長野県政/県民に選択肢を示せ」
 ※「長野県議会で不信任を決議された田中康夫知事が、議会を解散せずに失職することを表明した。50日以内に行われる知事選に再出馬する意向だ。」
 朝日・2002/07/13社説
「社説/口利き政治/宮路さん辞めるのは早い」
 ※「政治献金も出してくれている支持者から頼まれて、子息の受験した大学に口利きをした厚生労働省の宮路和明副大臣が、国会でこう答弁した。〔改行〕 「国会議員なら往々にしてあることで、とやかく言われることではない」」
 朝日・2002/07/12社説
「社説/原爆症申請/制度再点検の機会に」
 ※「全国で76人の被爆者が一斉に、被爆者援護法に基づいて原爆症の認定を求める申請をした。」
 日経・2002/07/12社説
「社説/住基ネットの周知徹底を」
 ※「野党や一部の自治体から実施凍結論が出ているが、この制度は電子政府・電子自治体の重要なインフラとなるものであり、行政の効率化や住民の利便向上が期待される。政府や各自治体は住民に不安を持たれないよう、システムの安全確保と制度の周知徹底をはかるべきである。」
 朝日・2002/07/08社説
「社説/政と官/与党は内閣で責任を持て」
 朝日・2002/07/07社説
「社説/自民党殿/続・国会は犯罪者の巣か」
 ※2002年6月19日付掲載の「国会は「犯罪者」の巣か」(朝日・2002/06/19社説【行政】)に対して「自民党の執行部から抗議の電話をいただいた。」
 朝日・2002/07/05社説a
「社説a/田中康夫知事/ともに県民の信を問え」
 ※「田中康夫・長野県知事に対する不信任決議案提出を県議会の多数会派が決めた。可決されることは確実と見られる。」
 山形・2002/07/05社説
「社説/課題抱える住基ネット/安易な開始 禍恨残す」
 ※「県弁護士会は先ごろ、八月から実施される住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の実施延期を求める会長声明を発表した。」
 日経・2002/07/05社説
「社説/「ムネオ支援事業」の全容を洗え」
 ※「東京地検が、三井物産の部長ら社員三人と、外務省の元国際情報局主任分析官ら職員二人を、偽計業務妨害の容疑で逮捕した。国際機関の「支援委員会」が実施した国後(くなしり)島のディーゼル発電施設工事の入札を妨害した疑いである。」


 河北・2002/07/02社説

「社説/国会議員所得公開/「性悪説」を返上したいなら」
 ※「二千八百七十一万円。昨年一年間の国会議員一人当たりの平均所得が、きのう公開された。」
・2002年6月分

 朝日・2002/06/28社説

「社説/原発給付金/個人情報に鈍感では」
 ※電力会社に資源エネルギー庁の外郭団体・電源地域振興センターが原発給付金給付業務を委託。給付金を受取拒否した住民のリストを電力会社が作成し、同センター経由で地元の地方自治体に渡されていた事件で。
 朝日・2002/06/26社説
「社説/市議除名/いくら何でもやりすぎだ」
 ※W杯決勝戦の国際都市・横浜市議会議場の日の丸掲揚に抗議行動をした女性市議2人を市議会が除名処分。
 朝日・2002/06/25社説
「社説/電子投票/まず実績を積んで」
 朝日・2002/06/24社説
「社説/難民対策/支援の充実が必要だ」
 ※「日本に来て難民認定を申請したアフガニスタン人らの間で、昨年末から今年にかけて自殺未遂事件が相次いだ。」
 朝日・2002/06/22社説
「社説/2人の進退/居座りと居直りとは」
 ※鈴木宗男、田中真紀子という「両者がいま、そろって身の処し方を厳しく問われている。」
 朝日・2002/06/21社説
「社説/防衛庁処分/これで責任をとったのか」
 ※「中谷元・防衛庁長官が発表した処分は、自らの給与一部返納などのほか、官僚・自衛官は伊藤康成事務次官ら幹部の減給をはじめ29人に及んだ。……更迭されたのは官房長らで、事務次官の進退伺は中谷氏が受け付けなかった。〔改行〕 まったく甘い。中谷氏の責任こそ更迭に値するものだった。」
 日経・2002/06/21社説
「社説/自民党の処分では終わらぬ」
 ※「自民党党紀委員会は、公設秘書流用疑惑に関連して田中真紀子前外相の党員資格を二年間停止する処分を決めた。」
 河北・2002/06/21社説
「社説/田中氏秘書疑惑/党内処分で幕引きするな」
 朝日・2002/06/20社説a
「社説a/鈴木議員逮捕/閉じた社会にお別れを」
 朝日・2002/06/19社説
「社説/鈴木氏逮捕/国会は「犯罪者」の巣か」
 ※「鈴木宗男代議士に対する逮捕許諾請求がきょうの衆院本会議で認められる。鈴木氏は直ちに逮捕される見通しだ。〔改行〕 奇しくもこの日は通常国会の会期末であり、与党3党は会期を7月31日まで42日間延長することも決める。」
※→朝日・2002/07/07社説【行政】に自民党から抗議を受けた後日談。
 朝日・2002/06/18社説a
「社説a/逮捕許諾請求/鈴木疑惑の核心に迫れ」
 ※「鈴木宗男代議士に対して、逮捕状が請求された。」
 河北・2002/06/18社説
「社説/鈴木氏疑惑捜査/進展阻む壁はなかったか」
 日経・2002/06/18社説
「社説/「恫喝政治家」生む構造にメスを」
 山形・2002/06/18社説
「社説/鈴木議員の疑惑解明/国会も妥協許されぬ」
 朝日・2002/06/17社説
「社説/個人情報法/まず個別法を考えては」 ※「今国会では不成立が確実になった」。
 河北・2002/06/17社説
「社説/高浜モデル/住民投票資格を緩和せよ」
 ※「愛知県高浜市は今月七日、住民投票資格を従来の二十歳から「十八歳以上」に引き下げ、永住外国人にも投票を認める条例改正案を市議会に提出した。」
 朝日・2002/06/16社説
「社説/政治の惨状/首相よ目を覚ませ」
 ※「国会空転の原因は防衛庁のリスト問題である。報告書全文の隠蔽工作に野党が猛反発しているのは当然だ。」
 朝日・2002/06/14社説
「社説/住基ネット/8月施行は凍結せよ」
 ※2002年8月5日施行予定の住民基本台帳ネットワークについて。
 日経・2002/06/14社説
「社説/お粗末な与党・防衛庁の不手際」
 ※「今回の事態は与党議員の感情か移入による無責任政治の弊害が端的に表れたと言ってよい。」「野党がこの問題で国会審議を止めるのはおかしい。」
 朝日・2002/06/13社説a
「社説a/防衛庁リスト/隠蔽体質にメスを」
 ※防衛庁の調査報告書の要旨のみ公表し、追及を受けてから全文を公表した「失態」について。
 朝日・2002/06/13社説b
「社説b/田中氏問題/わがままはいい加減に」
 ※「ようやく自民党の党紀委員会で弁明した」田中真紀子衆院議員について。
 河北・2002/06/10社説
「社説/夫婦別姓/議員提案で国会審議図れ」
 ※「政府は、その導入を目的とする民法改正案の今国会提出を断念した。」
 朝日・2002/06/09社説
「社説/会期延長/ダラダラ国会はやめよ」
 ※「国会が最終盤を迎えて、政府・与党は会期延長をする構えである。」
 河北・2002/06/05社説
「社説/情報公開と防衛庁/組織的反感心理の解明を」
 ※「まずはいったん、反感の組織心理を解き尽くす必要がある。中谷長官らの進退うんぬんは、その後のことだ。」
 朝日・2002/06/05社説
「社説/防衛庁リスト/国民は敵なのか」
 ※「国が持っている情報が「原則非開示」から「原則開示」に転換したことを、日本の官僚組織はどれほど理解しているのか。」
 日経・2002/06/04社説
「社説/検察は組織の危機自覚を」
 ※原田明夫検事総長らの処分で。
 朝日・2002/06/01社説
「社説/検事総長処分/説明責任を果たせ」
 ※「…… 前大阪高検公安部長の三井環被告が収賄罪や公務員職権乱用罪などで起訴されたことを受けた措置だ。原田明夫検事総長が戒告、三井被告の直属の上司だった大阪高検の検事長と次席検事が減給である。……」
・2002年5月分

 朝日・2002/05/31社説

「社説/田中氏問題/幕引きは許されない」
 ※「ともに公設秘書の給与流用問題を指摘されながら、社民党の辻元清美氏は議員を辞めたのに、自民党の田中真紀子代議士は言い逃れに終止している。……」
 朝日・2002/05/30社説
「社説/難民問題/独立した審査機関で」
 ※「現在の難民認定のやり方は、不認定の場合に詳しい理由を示さないなど、不透明である。」
 河北・2002/05/30社説
「社説/防衛庁リスト問題/動機見極め警戒強めよう」
 日経・2002/05/30社説
「社説/「官に甘い」個人情報保護法を直せ」
 ※「海上自衛隊の情報公開室に勤務していた三等海佐が防衛庁に情報公開を請求した百四十二人全員を対象に職業や履歴を含む個人情報リストを作成した不祥事はあきれるばかりである。」
 朝日・2002/05/29社説
「社説/防衛庁リスト/国民の安心は得られぬ」
 ※「問題のリストは現行の「行政機関個人情報保護法」によっても「目的外利用」の禁止に違反する疑いが強い。しかし、罰則がない。いま国会に提出されている改正案にも罰則は設けられていない。」
 日経・2002/05/15社説
「社説/外務省の「側近」に捜査の手」
 河北・2002/05/15社説
「社説/外務省不正支出/外相は改革に蛮勇振るえ」
 ※「東京地検は背任容疑で、外務省の佐藤優・前国際情報局主任分析官(四二)らを逮捕した。」
 朝日・2002/05/15社説
「社説/「支援委」事件/鈴木氏が怖いのか」
 ※「東京地検は鈴木氏の「側近中の側近」と言われた佐藤優・前国際情報局主任分析官ら、外務官僚2人を背任容疑で逮捕した。」
 朝日・2002/05/09社説
「社説/鈴木氏疑惑/なぜ再喚問を拒むのか」
 ※「野党は公設秘書が東京地検に逮捕された鈴木宗男代議士の再喚問と、前政策秘書が千葉地検に逮捕された井上裕前参院議長の証人喚問を要求している。」
 日経・2002/05/09社説
「社説/秘書制度の運用ルールを明確に」
 朝日・2002/05/04社説
「社説/前秘書逮捕/口利き列島をどうする」
 ※「自民党の井上裕氏を参院議長の座から引きずり降ろした公共工事のリベート疑惑で、井上氏の前政策秘書が千葉地検に逮捕された。」
 河北・2002/05/01社説
「社説/鈴木氏疑惑/「検察頼み」になるけれど」
 日経・2002/05/01社説
「社説/政官癒着「ムネオ疑惑」の核心に迫れ」
 朝日・2002/05/01社説
「社説/鈴木氏疑惑/全容に迫る捜査を」
 ※「国後島の宿泊施設「友好の家」(通称ムネオハウス)の建設工事にからみ、東京地検特捜部は鈴木氏の公設秘書や地元業者らの逮捕に踏み切った。」


・2002年4月分

 河北・2002/04/26社説

「社説/辻元氏参考人質疑/政党の危機感が薄すぎる」
 朝日・2002/04/26社説
「社説/辻元氏招致/涙で改革を曇らすな」
 ※「衆院に参考人招致された社民党の辻元清美前代議士は、政策秘書の給与流用などは辻元氏自身が決めたと述べ、すべて責任は自分にあるという姿勢だった。」
 河北・2002/04/24社説
「社説/高検部長詐欺/暴力団との接点解明せよ」
 朝日・2002/04/24社説a
「社説a/新参院議長/「業界の府」でいいのか」
 ※「…お鉢が回ってきたのが倉田寛之氏である。」
 朝日・2002/04/23社説
「社説/高検部長逮捕/疑念を残さぬ捜査を」
 ※「大阪高検の公安部長が「身内」の大阪地検特捜部に逮捕されるという驚くべき事件が起きた。」
 朝日・2002/04/20社説
「社説/議長辞任/こんな国会に誰がした」
 ※「今度は参院議長の井上裕氏が議長辞任に追い込まれた。」
 朝日・2002/04/18社説
「社説/夫婦別姓/寛容さを欠く反対論」
  ※「…民法改正論議が、暗礁に乗り上げている。」
 朝日・2002/04/16社説
「社説/秘書疑惑/どうする参院議長」
  ※「主人公は井上裕参院議長の政策秘書だ。」
 日経・2002/04/16社説
「社説/一端が垣間見えた官房機密費」
 河北・2002/04/16社説
「社説/官房機密費/公開の具体化に論議移せ」
 山形・2002/04/15社説
「社説/大物「撤退」の県政界/信頼回復へ志を高く」
 ※「数年前まで、県選出・関係の衆参議員は合わせて十一人いた。本社が年末の新年度予算案内示時に、東京で開いている「二十一世紀山形県民会議」で一堂に会するが、隆盛の県政界を感じ取ったものだ。」
 朝日・2002/04/14社説
「社説/官房機密費/これが国家機密とは」
 ※「共産党が宮沢内閣時代の内閣官房機密費の明細書らしき資料を入手して公表した。」
 河北・2002/04/11社説
「社説/4党の党首討論/40分、不満だけが残った」
 ※「舞台は国家基本政策委員会(委員長・池田行彦衆院議員)。」
 日経・2002/04/11社説
「社説/政治資金規正法の見直しが不可欠だ」
 ※「「政治とカネ」などをめぐって今国会初の党首討論が行われた。」
 朝日・2002/04/09社説
「社説/加藤氏辞職/政治こそ有事である」
 山形・2002/04/09社説
「社説/加藤氏辞職/政界浄化への転機に」
 ※「辞職は大きな決断であり、本県政界にとっても多大な犠牲を強いられることにはなるが、政治に信頼を取り戻し、自浄作用のうねりが広がる契機になることを願いたい。」 「鹿野氏も、このままの状態で国政に携わっていくことの難しさは十分理解しているはずだ。」
 河北・2002/04/09社説
「社説/衆院参考人質疑/国民は疑惑に納得しない」
 ※「きのう、衆院予算委員会で行われた、加藤紘一・元自民党幹事長と鹿野道彦・前民主党副代表に対する参考人質疑は、ついに核心にたどりつけないまま終わった。」
 日経・2002/04/09社説b
「社説b/加藤氏挫折の教訓生かせ」
 ※「…あっせん利得処罰法の対象に私設秘書などを含める法改正や政治資金規正法の抜本的な見直しが不可欠である。」
 河北・2002/04/05社説
「社説/社民党と秘書疑惑/組織責任果たす視点ない」
 ※辻元清美前衆院議員の政策秘書給与不正受給疑惑に対する党の調査報告書がまとまり、土井党首はきのうの常任幹事会で一層の結束を訴えた。」
 朝日・2002/04/04社説
「社説/税制改革/納税者番号の導入を」
 ※「プライバシー保護や悪用の防止に十分に配慮することは前提だが、基本理念の一つに「公正」を掲げるなら、所得の「漏れ」を少なくすることが大前提だ。」
 日経・2002/04/04社説
「社説/外務省の「公家文化」一掃を」
 ※「鈴木、東郷両氏、それに懲戒減給処分を受けた佐藤優・前国際情報局主任分析官とロシアとの関係は、冷戦時代なら米国から警戒され、事件になったかもしれぬ要素さえ含んでいた。」
 朝日・2002/04/03社説
「社説b/外務省処分/外交官の誇りはどこに」
 朝日・2002/04/02社説
「社説/横浜市長選/また政党が嫌われた」
 ※当選は37歳・新顔の中田宏氏。「相手の高秀秀信氏は4選を目指した大ベテラン。しかも自民党から社民党まで4党が推薦し、連合も支援していた。」
 朝日・2002/04/01社説
「社説/同和事業終了/気分新たに差別なくそう」
 ※「…33年にわたって行われてきた国の同和対策事業が幕を閉じた。」「事業の多くが運動団体の要望にこたえる形で進められたため、地区以外の住民にとって事業内容が見えにくかったり、ねたみを生んだりしたのも事実だろう。事業にまつわる利権の不祥事も各地で起きた。」


・2002年3月分

 朝日・2002/03/31社説

「社説/日本の政治/国際社会に笑われる」
 朝日・2002/03/29社説
「社説/加藤問題/余りにやりきれない」
 日経・2002/03/29社説b
「社説/加藤氏は速やかに辞職を」
 河北・2002/03/28社説
「社説/議員秘書制度/本音に基づいた見直しを」
 日経・2002/03/27社説
「社説/辻元氏の議員辞職は当然」
 ※「…辻元氏の法令遵守意識の薄さには驚くばかりである。」
 朝日・2002/03/26社説
「社説/政策秘書/辻元問題に終わらせるな」
 河北・2002/03/26社説
「社説/「ムネオ」対辻元氏/潔さこそが対抗軸なのに」
 ※「故意または調査不足のまま否定する。疑惑が深まると前言を翻す。役職は降りるが、議員を辞める気はないと言う。これでは対極どころか、同じではないか。」
 朝日・2002/03/21社説
「社説/辞職勧告/なぜ本会議で採決しない」
 ※「それにしても、かつてこうした決議案に最も熱心だったはずの公明党が、採決に反対したのはなぜだろう。」
 日経・2002/03/20社説
「社説/疑惑解明は司直の出番だ」
 ※「野党四党が証人喚問で虚偽の証言をしたとして鈴木宗男衆院議員を議院証言法違反容疑で検察庁に告発した。」
 日経・2002/03/19社説
「社説/「監督不行き届き」程度の問題なのか」
 ※加藤氏は「「小泉首相と党に迷惑をかけた」と述べたものの、国民に対する謝罪の言葉はなかった。」
 山形・2002/03/19社説
「社説/加藤氏離党/政治の旧弊断ち切れ」
 河北・2002/03/19社説
「社説/加藤紘一氏離党/問題は自民党の金権体質」
 朝日・2002/03/19社説
「社説/加藤氏離党/議員辞職で出直せ」
 朝日・2002/03/18社説b
「社説b/警察の怠慢/市民の命を守ってこそ」
 ※神戸市の大学院生が暴力団幹部らに暴行、殺害された事件で。
 朝日・2002/03/16社説
「社説/鈴木氏離党/だれが名簿1位にした」
 ※「自民党は前回の衆院選で鈴木氏を北海道比例区の名簿1位に掲げていた。」
 朝日・2002/03/15社説
「社説/自民党/離党を迫る資格があるか」
 ※「議員秘書からたたき上げた鈴木氏。二世で外交官出身、しかも政界のプリンスといわれた加藤氏。かけ離れた経歴の2人は、くしくも00年の政治資金集めで1、2位を分け合った。」
 朝日・2002/03/13社説
「社説/機密費判決/うやむやにするな」
 ※「…詐欺罪に問われた元同省要人外国訪問支援室長の松尾克俊被告に、東京地裁は懲役7年6カ月の判決を言い渡した。」
 朝日・2002/03/12社説
「社説/鈴木氏喚問/まだ聞かねばならぬ」
 河北・2002/03/11社説
「社説/情報公開審査会/不服案件の滞留をなくせ」
 朝日・2002/03/09社説
「社説/秘書脱税事件/加藤氏は疑念に答えよ」
 ※「今度は、自民党元幹事長・加藤紘一代議士の事務所代表だった佐藤三郎容疑者が脱税容疑で逮捕された。」
 朝日・2002/03/07社説
「社説/政と官/癒着を断ち切るために」
 ※「自民党の鈴木宗男代議士と外務省との癒着」について、「この疑惑を特異な政治家による特異な事件と片付けるわけにはいかない。」
 朝日・2002/03/06社説
「徳島知事逮捕/「王国化」防ぐ手立てを」
 ※「公共工事発注をめぐる口利き疑惑で、徳島県の円藤寿穂知事(58)が収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。」
 河北・2002/03/06社説
「社説/業際研事件/口利き排除の手だて急げ」
 日経・2002/03/06社説
「社説/懲りない首長たちの公共事業汚職」
 ※「公共工事を巡る業際都市開発研究所の口利き疑惑はついに円藤寿穂徳島県知事にまで広がった。」
 日経・2002/03/05社説
「社説/鈴木氏は潔く真実を語れ」
 ※「鈴木氏と深い関係にあった当時の幹部職員の処分だけでなく、展開によっては鈴木氏や当該幹部職員の刑事告発も求められるだろ。」」
 河北・2002/03/05社説
「社説/外務省調査報告書/氷山の一角追認しただけ」
 ※「例えば、外交政策でも鈴木氏の影響力行使が大きかったとされている。ロシアとの北方領土交渉の方針転換にかかわるものだ。」
 河北・2002/03/04社説
「社説/IT選挙/導入に積極的な議論望む」
 ※「この問題を検討するため、昨年十月、総務省に「IT時代の選挙運動に関する研究会」(座長・蒲島郁夫東大教授)が発足した。研究会はIT選挙解禁に向けた論点をまとめ、七月にも報告書を提示する。」
・2002年2月分

 日経・2002/02/27社説

「社説/最高裁判事の選任に風穴を」
 ※「今年は最高裁判所判事が大幅に入れ替わる。」
 朝日・2002/02/24社説
「社説/鈴木宗男問題/すべてを白日にさらせ」
 朝日・2002/02/21社説
「社説/日本外交/こここそ構造改革だ」
 ※衆院予算委での集中審議について。「政治家として最も厳格であるべき「公私の別」の感覚がまひしていないか。」
 日経・2002/02/21社説
「社説/日本外交の不幸を見た」
 ※「一方、外務省と鈴木氏は疑惑を払しょくしたいのであれば、すべきことがある。外務省は幹部職員が鈴木氏との飲食を慎み、鈴木氏の外国訪問に頻繁に同行する佐藤優主任分析官を鈴木氏と接触しにくい職場に異動する必要がある。」
 河北・2002/02/21社説
「社説/衆院集中審議/外務省のヤミ徹底解明を」
 ※「アフガニスタン復興支援会議からの非政府組織(NGO)排除問題などをめぐり、きのうおこなわれた衆院予算委の集中審議。参考人として出席した田中真紀子前外相と鈴木宗男前衆院議運委員長の主張が真っ向から対立し、真相解明とは程遠い結果に終わった。」「一方で、浮かび上がってきたのは、政府開発援助(ODA)や、人道援助を名目とする対外支援に絡む利権関係における、鈴木議員の不透明な動きだ。」
 朝日・2002/02/13社説b
「社説b/アルカイダ兵/捕虜かどうか、は裁判で」
 ※ジュネーブ条約第5条により、「米政府はこの条項に基づき、拘束した兵士の捕虜資格について、米国の裁判所に判断を仰ぐべきではないか。」
 日経・2002/02/11社説
「社説/メディア規制の刺を抜け」
 ※人権擁護法案の大綱について。「大綱には人権救済機関の公正さに疑いを抱かせたり、公権力のメディア規制に道を開くような刺(とげ)がある。」「「人権フォーラム21」などの人権団体が主張するように、報道機関の人権侵害は自主的規制と司法救済に任せるべきである。」
 朝日・2002/02/07社説
「社説/人権救済機関/懸念は解消されない」
 ※人権擁護法案の大綱について。「人権委員会」の独立性と「「報道機関による人権侵害」への対応」に懸念を表明。「拘禁施設など法務省管轄下での人権侵害が問われているのに、人権委員会が同省の下に置かれるのはやはり、おかしい。内閣府の外局とすべきではないか。」
 河北・2002/02/04社説a
「社説/人権救済機関/政府からの独立性に疑問」
 ※人権擁護法案の大綱(法務省)について。「法務省関連施設での人権侵害を想定するまでもないだろう。大綱が描く構成で中立公正を保てるとは思えない。」「人権委からの調停、勧告、公表が「報道の自由」を脅かす制裁として機能する恐れはないか。」
・2002年1月まで

 朝日・2002/01/29社説

「社説/あっせん利得/口利き政治の否定こそ」
 山形・2002/01/29社説
「社説/利権が絡む公共工事入札/不正の排除へ法整備」
 ※「加藤紘一元自民党幹事長の前秘書の脱税疑惑、鹿野道彦民主党副代表の元秘書の競売入札妨害事件」…など、「本県選出衆院議員の前、元秘書がかかわった疑惑・事件とあって、県民は成り行きを注視している。」
 朝日・2002/01/26社説
「社説/NGO排除/お上が信用されないのは」
 日経・2002/01/25社説
「社説/まず官製談合防止法を」
 ※「政治浄化を図るには、中央・地方の公共事業の発注から政治家の介入を排除することが決め手である。」
 日経・2002/01/18社説
「社説/私設秘書の抜け道ふさげ」
 ※「国会議員の秘書や元秘書の「口利きビジネス」に検察、国税当局の捜査や強制捜査が入ったことで、政治家のあっせん利得行為を処罰する法律の欠陥が、改めて明確になった。」
 河北・2002/01/16社説
「社説/秘書と口利き/「政治家も同罪」の制度に」
 朝日・2002/01/16社説
「社説/口利き疑惑/腐敗の温床を絶て」
 ※「東京地検特捜部は、国会議員の元秘書と、茨城県内の市長、工事の受注業者らを競売入札妨害の疑いで逮捕した。」
 日経・2002/01/16社説
「社説/公共工事食い物にする秘書ビジネス」
 ※「あっせん利得処罰法で国会議員の口利き行為は、処罰されるようになった。しかし私設秘書や議員の親族は、処罰の対象外である。」
 朝日・2002/01/13社説
「社説/運転免許/病者へきめ細かい配慮を」
 ※今回の道交法改正は、悪質な運転者への処分強化とともに、障害者の社会参加の観点から、特定の病気や障害を持つ人に免許を与えるかどうかの基準を変えるものだ。
 朝日・2002/01/11社説
「社説/元国税局長脱税/何がおごりを生んだのか」
 日経・2002/01/11社説
「社説/元国税局長の脱税生んだOB癒着」
 河北・2002/01/11社説
「社説/元国税局長脱税/倫理の風化に自浄力示せ」
<2001年まで>

・2001年12月まで

 朝日・2001/12/11社説

「社説/難民認定/足元の貢献が試される」
 ※「難民としての保護を求めているアフガニスタン国籍の男性9人の処遇をめぐ」って。「少なくとも、認定、不認定の理由は、申請者に納得がいくよう詳しく書くべきだ。」
 河北・2001/12/07社説
「社説/夫婦別姓/機はもう熟しているのに」
 ※次の国会へ持ち越しで。
 河北・2001/12/04社説
「社説/閣僚の株取引/解禁を見送るのは当然だ」
 ※2001年1月閣議決定の「大臣規範」中の株取引自粛措置について小泉首相が福田官房長官に見直しを指示していたが、「福田長官はきのう「いい案がない」と、解禁の見送りを明らかにした。」
 朝日・2001/12/03社説
「社説/外務省/普通の感覚を取り戻せ」
 ※「この1年、外務省の威信は地に落ちた。」
・2001年11月まで

 朝日・2001/11/29社説

「社説/司法改革/透明な制度づくりを」
 ※司法制度改革推進法が成立して。
 日経・2001/11/29社説
「社説/罷免裁判官が投じた問題」
 ※2001年11月28日、「国会の弾劾裁判所は、東京高裁の村木保裕判事を罷免する判決を言い渡した。」 「国民の頼りになる裁判官を育てるには、裁判官をもっと世間の風にさらす必要がある。」
 日経・2001/11/26社説
「社説/機熟した選択的夫婦別姓」
 山形・2001/11/26社説
「社説/地方選挙の電子投票/導入に向け環境整備」
 ※地方選挙電子投票特例法案が衆院で可決、参院に送付されて。
 朝日・2001/11/22社説
「社説/夫婦別姓/早く法案の提出を」
 ※自民党に民法改正を検討するプロジェクトチームができて。
 朝日・2001/11/19社説
「社説/けん銃使用/市民の目による検証を」
 ※国家公安委員会規則「けん銃取り扱い規範」が改正、2001年12月1日から施工予定。
・2001年10月まで

 朝日・2001/10/27社説

「社説/アフガン難民/この収容はおかしい」
 ※難民認定申請中の男性9人が10月初め、東京入国管理局に収容される。
 山形・2001/10/19社説
「社説/県のIT化推進事業/きめ細かな対応必要」
 ※『山形新聞』朝刊
朝日・2001/10/12社説
「社説/個人情報保護/「官」には甘いのか」
  朝日・2001/09/19社説
「社説/運転免許/病者締め出しでは」
 ※特定の病気を持つひとに免許を与えるか否かの基準作りに対して。
・2001年6月まで

 朝日・2001/06/04社説

「社説/個人情報保護/この法案は通せない」
 朝日・2001/04/01社説
「社説/裁判官処分/職責の重さを常に」
 ※福岡ストーカー事件。
・2001年2月まで

 河北・2001/02/22社説

「社説/政治倫理審査会/機能しないなら要らない」
 朝日・2001/02/07社説
「社説/捜査情報漏れ/身内意識が道を外した」
 ※福岡ストーカー事件。
 日経・2001/02/06社説
「社説/法の平等損なう特権意識」
 ※福岡ストーカー事件。
・2001年1月まで

 河北・2001/01/23社説

「社説/公務員制度改革/選挙戦略の道具にするな」
 朝日・2001/01/18社説
「社説/民訴法改正/「官民格差」の解消を急げ」
 日経・2001/01/17社説
「社説/丸抱え議員生む「カネと票」解明を」
<2000年まで>

・2000年12月まで

 河北・2000/12/13社説

「社説/警察情報公開/実より名を取った妥協案」
 ※宮城県警と情報公開条例。
・2000年10月まで

 河北・2000/10/17社説

「社説/ストーカー規制法/抑止の期待、運用の不安」


 朝日・2000/10/13社説

「社説/個人情報保護/後退は許されない」
 河北・2000/10/11社説
「社説/警察情報公開/出直し案、骨抜きが心配」
 ※宮城県警と情報公開条例。
 河北・2000/10/02社説
「社説/警察署協議会/「お飾り機関」の心配ないか」
 朝日・2000/08/10社説
「社説/傍受法施行/運用に監視の目を」
・2000年6月まで

 河北・2000/05/30社説

「社説/元(神奈川県警)本部長に有罪(横浜地裁)/職業倫理問い直す契機に」
 ※神奈川県警覚醒剤事件。
 朝日・2000/05/23社説
「社説/違反もみ消し/無軌道ぶりが恐ろしい」
 ※新潟県警の交通違反もみ消し。
 河北・2000/05/16社説 ←【医療】より移動
「社説/森政権の正統性/国会には真相究明の責務」
  ※小渕前首相の病状について。
  日経・2000/04/25社説 ←政治家の個人情報と倫理として【医療】より移動
「社説/疑念解消には医師団の説明が必要だ」
  ※小渕前首相は入院3週間。
 日経・2000/04/13社説
「社説/不適切さ認めた石原知事」
 ※石原都知事の2000年4月9日「陸上自衛隊練馬駐屯地の創隊記念式典で」の挨拶「三国人犯罪」について。「しかし仮に発言が正確に報道されていたとしても、石原発言には不適切な要素が含まれている。」
 河北・2000/03/22社説
「社説/もらい下げ文化は願い下げ/新潟県警またまた不祥事」
 ※新潟県警交通違反もみ消し事件。
<1995年まで>

 朝日・1995/01/28社説

「社説/血の通った法務行政を」
 ※アンデレちゃんの日本国籍確認判決で。

資 料 館 の 目 次
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