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「日本外交論演習」「アジア政治・外交論演習」の記録
(まだまだ工事部分多し)
 

文責:松本邦彦
最終更新時:2023/09/21(木)/建設開始:2003年3月25日)


<目次> 
 本ページ冒頭目次2022年度(別ページ)/2021年度(別ページ)/2020年度(別ページ)/2017年度(別ページ)/2016年度(別ページ)/2015年度(別ページ)/2014年度(別ページ)/2013年度(別ページ)/2012年度(別ページ)/2011年度(別ページ)/2010年度(別ページ)/2009年度(別ページ)/2008年度(別ページ)/2007年度(別ページ)/2006年度2005年度/2004年度/2003年度2002年度2001年度2000年度1999年度1998年度1997年度1996年度1995年度1994年度


<2006年度>
◎期末論文題目リスト(&目標規定文)
《1班》
「海賊版をめぐって:日本における現状と対策」

「日韓両国における育児支援政策と女性労働」

「中国における携帯電話」

《2班》
「就学期における中国帰国者3世の現状と今後の支援策」

「日本における「終戦」認識形成の背景とこれから」

《3班》
「韓国における日本大衆文化開放政策と日韓関係」

「台湾茶の歴史的変遷と現状」

「日本観光のインバウンド政策」

《4班》
「東アジア共同体構想と日本の立場」

「仏印進駐と太平洋戦争への発展」

「韓国の若者の対日感情:歴史教育と韓国メディアが与える影響」

 近年、若い世代を中心に親日的な考えを持つ韓国人が増えている一方で、反日的な考えを持つ韓国人の若者の姿もメディアを通して目にする機会が多くなった。実体験としての戦争のない世代が、過去の日本から受けた行為をどのように認識し、どう考えているのかを明らかにした上で、日韓の若い世代が友好的な関係を築いていくにはどうすればよいのか。歴史教育と韓国メディアが与える影響に重点をおいて資料を参考にしながら、提案していきたい
<2005年度>
◎期末論文題目リスト(&目標規定文)
「シンガポールにおける観光政策」

「満州移民計画と山形市」

「アメリカ黒人のマイナスイメージ」

「フィリピンの刑事・刑務所制度の実態と今後の課題」

「トウ小平の近代化路線を中心とした中国経済発展戦略:トウ1970年代後半から現在までの経緯と今後の課題」

「外国人労働者受け入れと日本」

<2003年度>
◎期末論文題目リスト&目標規定文
○3年生
「子ども兵士の現状と課題」
≪目標規定文≫
 現在、世界には30万人以上の子ども兵士が存在すると言われている。本レポートでは、子ども兵士の実態を明らかにし、紛争が子どもに及ぼす影響と子どもの保護はどうあるべきかを探る。さらに今後の課題を考える。
「台湾の民主化に観点をおいた両岸関係」
≪目標規定文≫
 台湾の中国の歴史的関係と民主化の経緯を明らかにし、台湾の民主化以降、両岸関係が複雑の度合いを増してきた要因を探っていく。その結果、台湾の民主化は台湾化を伴い、それによって、中国と台湾の政策が変わったという結論に至った。
○4年生
「日韓における日本海呼称問題」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、日韓における日本海呼称問題の経緯と日韓双方の主張及び取り組みを紹介した上で、「日本海」呼称の定着過程を検討し、日本海呼称問題が、日韓がより深い友好関係を築く妨げとなっていることを指摘する。さらに、日本海呼称問題を解決させるためには、まず新たに客観性のある、より普遍的な呼称を考える必要があることを主張する。
「自治体の対ロシア国際交流:日本語教育支援を中心に」
≪目標規定文≫
地方自治体のロシアとの国際交流事業を、新潟市と函館市を具体的事例に、「日本語教育」という視点を交え、そのあり方を考えていく。
「第二次大戦中の流行歌の統制とその限界」
≪目標規定文≫
 第二次大戦中、日本政府は歌曲も厳しく統制し、国民教化・戦意高揚の道具にしようとした。しかし実際は、政府の意図とは異なる性格の歌も流行した。本論文では政府の歌の統制には限界があり、戦時下においても軍国的な歌以外の歌謡曲も流行したことを論証し、その背景にあるのは国民の複雑な感情であることを考察する。
「西安事件に見る蒋介石と張学良の思想的対立」
≪目標規定文≫
 西安事件に関わる張学良、蒋介石などの人物の資料から、張学良が「抗日」を決意した原因を考察する。結果、張学良が「抗日」を決意した背景には、失った故郷への思いがあったという結論に達した。
<2002年度>
◎期末論文題目リスト&目標規定文
○3年生
「「環日本海経済圏」の呼称問題」
≪目標規定文≫
このレポートでは、「環日本海」という呼称からもたらされる歴史的イメージが、「環日本海経済圏」構想実現の妨げとなっていることを指摘し、構想を実現させるためには、まず新たに客観性のある、より普遍的な呼称を考える必要があることを主張する。
「サバルタンの視点から見た従軍慰安婦問題」
≪目標規定文≫
このレポートでは、第二次世界大戦下での日本軍による従軍慰安婦問題をサバルタンの視点をもちいて考えていく。その過程において、平時と戦時での女性の役割の差異、女性兵士といった点から女性と戦争とのかかわりを考える。
「カンボディアPKOの検証 --- 日本の参加体制とUNTACの両面から --- 」
≪目標規定文≫
本レポートでは、1992年のカンボディアにおけるPKO活動に焦点を当て、当時の日本の体制と、現地での活動との間には大きなギャップがあったことを示し、そもそもUNTAC全体に根本的な問題があったことを論証する。
「なぜ南進政策は行われたか」
≪目標規定文≫
このレポートでは、日中戦争開戦から太平洋戦争までの期間に焦点を当て、日本の南進が太平洋戦争開戦の大きなターニングポイントだったことを示す。その上で、南進の原因を自分なりに探った。結果、米の政策に原因があるという結論に至った。
○4年生
「日本の政府開発援助 --- 法制度整備支援 --- 」
≪目標規定文≫
日本はODAとしてアジア諸国を中心に様々な援助活動を行っている。その中の一つである法制度整備支援は知的支援として位置づけられている活動であるが、歴史も浅く、国内での認知度も高くない。ODAの中でも、この法制度整備支援に焦点を当て、その活動に存在する課題や問題点を考える。
「日米安保における日米交渉 --- 東京会談を中心に --- 」
≪目標規定文≫
このレポートでは、1951年1月から2月までの東京会談での安保交渉において、「米軍駐留」と「日本の再軍備」が吉田・ダレスを中心にどのようにして合意に至ったのか、日米の思惑はどこにあったのかを明らかにしていきたい。
「韓国併合に至るまでの一進会の働き」
≪目標規定文≫
韓国国内では売国奴として扱われる親日派。その中から一進会をモデルに、その成立背景、過程、活動、会員の政治性などを見ることで、一進会の日本の併合までの動きを売国か愛国か検証した。結局、愛国的行動と売国的結果という結論に達する。

<2001年度>
◎期末論文題目リスト
○3年生
「旧ソヴィエト連邦地域のイスラーム --- 中央アジア・ウズベキスタン --- 」

「新ガイドラインから周辺事態についての論議」

「日韓会談から見る補償責任」



<2000年度> ※「アジア政治・外交論演習」へ名称変更
 


<1999年度>
◎期末論文題目リスト        
○3年生
「不法滞在外国人に対する医療問題」

「武力紛争の影響下にある子ども達の保護」

「歴史はどのように扱われるべきか --- スミソニアン原爆展からの考察 --- 」

○4年生
「日米安保新段階の展望」

「国内避難民に対するUNHCRの対応」

「欧州統合と市民」

「クリントン政権の中国政策における人権外交」



<1998年度>
 
◎期末論文題目リスト        
○3年生
「パレスチナ暫定自治」

「日本の技術協力(専門家派遣)について」

「出稼ぎ日系人労働者と日本語教育」

○4年生
「イスラエル移民問題」

「日本の国際観光政策」

「国際コミュニケーション」



<1997年度>
◎期末論文題目リスト        
○3年生
「日系アメリカ人:補償運動への道」
≪目標規定文≫
 日系アメリカ人が第二次世界大戦中に受けた強制収容に対する補償運動の過程の障害とその克服を明らかにした上で、何が勝利の要因であったかを明らかにしたい。
「東ティモール問題と日本の対応」
≪目標規定文≫
 東ティモール問題の現状を踏まえた上で、日本政府はどのように対応しているか、またその対応は国際社会とどう関わっているかを調べ、問題点を明らかにし、その課題を考察する。
「ホームステイの異文化交流」
≪目標規定文≫
 文化背景の異なる人々がホームステイを通じてお互いに接触することで良い人間関係を築くことができるものか、またその周囲の人はどのような影響を受けているのかを明らかにする。
○4年生
「地球温暖化問題の今」
≪目標規定文≫
地球温暖化問題に対する国際社会の取り組みについてまとめ、その意義を考えていく。
「NGOへの政府支援と役割」
≪目標規定文≫
 政府が行うNGO事業補助金制度が海外で活動するNGOの支援にどのような影響があるのかを明らかにする。
「国際線航空線開設による経済的影響とそれに伴う国際化」
≪目標規定文≫
 地元青森空港に国際線が開設されたことにより、地域にはどのような経済的影響があるのか、またそれは国際化に通じていくのか。対ロシアを中心に考えていく。
「エスニック・メディア:コミュニティ放送の可能性」
≪目標規定文≫
 コミュニティ放送が担っていくことができる情報化社会の中での地域の国際化の役割について明らかにする。
「日本の難民認定制度の現状と課題」
≪目標規定文≫
 この地球上には現在約2000万人もの「難民」と呼ばれる人がいると言われている。戦争や内乱により故郷を追われ、難民キャンプで暮らす人たちのことを、島国に住む我々日本人は、身近な問題として考えることは少ない。しかし実際には、これまで実に多くの人が難民として我が国にやってきて、現在もその数は増加傾向にある。国際社会において難民の保護が人道的見地からも重要であると考えられている今、我が国も現状を正しく理解し、その義務を果たす必要がある。この問題について調べていくと、残念なことに、我が国の難民認定やその対処は、次第に改善されてきてはいるものの、まだ途上の段階にあるということが判明した。今回のレポートでは、日本における難民問題、とくに難民認定制度に焦点を当てて考察していく。
「定住外国人の参政権問題について」
≪目標規定文≫
 定住外国人の参政権を考察することで、日本の定住外国人の受け入れの態度、度合いを分析する。


<1996年度>
○4年生
「企業の国際進出と国際交流について」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、日本の企業活動を通じての国際交流について、これまでどのようなことが行われてきたか、またこれからの方向についての私なりの考察を、主に中国の場合について山形県内の事例を見ながら述べていきたいと思う。

<1995年度>
○4年生
「山形市の姉妹都市交流」
≪目標規定文≫
 山形市の姉妹都市交流は、現在において五つの都市と姉妹都市盟約なるものを締結している。姉妹都市交流のもつ意義・目的を勉強し、山形市の姉妹都市交流についても、その目的・交流・状況を検証し、これらが都市の発展の一翼を担っているということを主張したい。
○3年生
「定住外国人の参政権問題」
≪目標規定文≫
 定住外国人の参政権は必要かどうか、必要なら、それはどこまで認められるべきか考えていく。
「国際交流におけるJET公務員」
≪目標規定文≫
 JETプログラムの具体的交流を調べて、JET公務員も少しずつ増やさなければ国際交流も生まれてこないのではないかということを主張したい。
「指紋押捺制度の廃止」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、指紋押捺の撤廃を主張し、それに代わる手段についても考察する。
「理想的な姉妹都市交流のかたち」
≪目標規定文≫
 地方自治体による姉妹都市交流における今までの失敗の問題点をあげ、これから長期継続的姉妹都市交流を維持するためには、地元住民が計画当初から関わり、相手国の文化、歴史に配慮した中身のある姉妹都市提携が必要だということを指摘する。
「外国人労働者問題について」
≪目標規定文≫
 外国人出稼ぎ労働者の多くを占める東南アジアの人々の日本での就労実態や、社会保障の問題、人権の問題等を通して外国人労働者の受け入れはどうするべきかを考えていきたい。
「「国際化」とは何か」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、「国際化」の定義は何かということを学者の見解を集め、その中から共通項を分析し、「国際化」とは何かを探る。
「外国人労働者子弟の教育」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、外国人労働者の教育問題について、その問題点を指摘し、その克服方法をさぐる。
「農村の国際結婚と自治体」
≪目標規定文≫
 このレポートでは、日本の農村に嫁いでくる外国人花嫁について書きたい。中心にするのは、自治体がなぜ、どのような形で村の国際結婚に関わっているのかということである。
「(中国帰国者の就労)」
≪目標規定文≫
 中国帰国者は帰国後1年で就職し、自立しなければならない。しかし、帰国者の就労には様々な問題が生じていて定着自立は容易ではない。そこで、帰国者に対し行政側が行っている施策を検証した上で、帰国者が就労する場合に生じる問題について行政側はどのような対応をすべきか考察する。
「戦後50年を迎えて自治体は…」
≪目標規定文≫
 戦後50年を迎えた今日、戦争体験の風化を防ぐこと、戦争体験を次代に引き継いでいくことがますます求められていると思う。この課題の実現のために、自治体がどのように取り組んでいるかを明らかにしたい。


<1994年度>
○4年生
「戦後補償についての一考察」
≪序文≫
 この論文は、1990年代に入り、新たな補償が日本に求められている現状に対し、日本がなすべき事は何かを考察することを目的とする。
「朝鮮統一政策と連邦制」
≪序文≫
  「連邦制」による統一方式は1960年以後現在まで唱えられているが、韓国の政策との相違点、あるいは北朝鮮内で別に提唱される「南朝鮮革命」政策との矛盾を検証しながら、「連邦制」方式とは何かを探りたい。
「クリントンの医療改革は何故失敗したか:苦悩するアメリカ」
≪序文≫
 1993年1月に成立したクリントン政権の最大の課題とも言える医療改革(ヘルスケア改革)は、当初の期待とは裏腹に、失敗に終わったと言える。先進国の中でも医療保障、特に患者のアクセス保障、医療費抑制の観点から見て遅れているアメリカにとって、多くが望む政策であったにもかかわらず失敗してしまったのはなぜだろうか。この問題をアメリカ医療体制の問題点を明らかにしながら考えていきたい。
「国連PKOの紛争へのアプローチ」
≪序文≫
 国連の過去の紛争へのアプローチの仕方を検証し、どのような場合に成功し失敗するかを調べた。その結果を踏まえ、失敗しないための国連の対応のあり方を考えた。
「福祉国家スウェーデンの現状と将来:財政と社会保障制度の関連性」
≪序文≫
 このレポートではスウェーデンの現在の社会保障制度と、それを支える財政を検証し、その上で「高負担・高福祉」の体制は維持できるのかを検証する。
「返還後の香港における諸問題の考察」
≪序文≫
 このレポートでは、中国で起きた天安門事件を例に、この事件が香港に与えた影響を調べることにより、香港が抱えている返還後の問題について明らかにしていきたい。
「中東和平の展望」
≪序文≫
 本稿においてはこの暫定自治合意に至った経緯を簡潔に述べ、今後を占う意味からも合意の内容とその背景を特に詳しく検証していくことにする。今なにが問題で、それをどうすれば解決に近づくのかを考えていきたい。
○3年生
「ストリートチルドレンを救うこれからの道」
≪序文≫
 このレポートではストリートチルドレンを取り巻く状況を1989年国連で採択された「子供の権利条約」と比較検討しながら明らかにし、これまでの政府の対応がいかに遅れていたかを明らかにして、そしてこれからの救援とは何かを探ってみたい。
「TMDと日本の安全保障」
≪序文≫
 冷戦構造の崩壊に伴って、世界的に弾道ミサイル、大量破壊兵器の拡散・移転による地域的脅威の増大が問題視されてきている。我が国を取り巻く東アジアの情勢を見る時、朝鮮半島における軍事的緊張、とりわけ北朝鮮の脅威は日本の防衛政策の今後の判断材料になるだろう。そこで、まず北朝鮮が開発した脅威の評価を行い、それに対するTMD構想の概要と日本におけるTMDの在り方がどうあるべきか、そして、TMDの有効性と日本の地勢に見合ったTMD運用が可能かを検証する。その上で、日本におけるTMDの必要性の有無を外交上・安全保障上の問題と共に論証する。
「日本政府のNGO支援改善策」
≪序文≫
「中東和平合意に踏み込んだPLO・イスラエルの事情分析」
≪序文≫
 本論文に於いて、私はイスラエル=PLOの相互承認、暫定自治合意に至った様々な理由を政治的(内政・外政両方含む)側面、経済的側面を各種インタビューや数値的な裏付けをもとに立証していこうと試みる。
「マルコス政権におけるフィリピン経済」
≪序文≫
 このレポートでは、現在のフィリピン経済の状況に多大な影響力を及ぼしたマルコス政権時代における経済政策とその結果を検証することによって、フィリピン経済の構造上の問題点として、外資に依存しつつも対外債務の支払い能力を持てる工業化をおこなわなかったことと、マルコスをはじめとする一部の権力者による富の独占があったことを挙げ、フィリピンの持続的な経済発展のためには外貨支払い能力を持つ産業の育成と、特定の個人が富むような体制ではなくて、国として富むような体制作りが必要であると主張する。
「タイとクーデター」
≪序文≫
 以下の論文では、タイのクーデターの特徴と原因の発見、検証をし、タイの今後も占ってみたいと思う。
「人工抑止政策についての考察」
≪序文≫
 なぜ人口抑制計画は中国では成功し、インドでは失敗したのか。この二国における成功要因と失敗要因を比較してみようと思う。
「(日中米関係)」
≪序文≫
 以下では、アメリカ、中国、日本の三国間が第二次世界大戦後、いかなる推移を描いてきたのかを「ニクソン・ショック」と呼ばれるセンセーショナルなニクソン大統領の訪中、その後の日中国交正常化を主要点とした中から考え、今後の日本にとって、国益にかなう実効性のある外交政策はいかにしてつくり出されるべきか、を考えていきたい。
「旧東ドイツ市民が『われわれは一つの国民である』と思えない要因について」
≪序文≫
 このレポートにおいては、統一ドイツの内的統一が進まない要因、つまり「われわれは一つの国民である」との意識をドイツ国民が持ちうるに至っていないことの要因を、統一の過程において、旧東独市民が敗者となり、旧西独市民が勝者となったこと
、さらに、そのことに旧東独市民が気づかないうちに統一が実現してしまったことにあるとし、論証する。ただし内的統一の実感がより希薄なのが旧東独市民であると考え、調査は旧東独市民を中心におこなう。


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