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「アジア政治・外交論演習」「日本外交論演習」の記録
2008年度期末論文

 

文責:松本邦彦
最終更新時:2010年03月12日(金)/増築:2010年03月12日)

◎期末論文題目リスト(&目標規定文)
《1班/4年生》
「国際協力NGOの運営体制について:現状と問題解決のために」
 現在、国際的な問題を考える場でNGOの取り組みは欠かせないものとなっている。国家や行政、企業とは別に民間で組織されるNGO団体。彼らは現在、どのような活動を行い、さらにどのような課題を背負っているのだろうか。今回のレポートでは、特に「国際協力NGOとその組織運営体制」の関係に焦点をあて、NGO団体の資金源などの現状、さらには現在抱えている問題点とそれらの解決策を明らかにしていきたい。
「格差社会:対応と政策」
 本レポートでは、格差拡大の最大の理由は何であるのかということを追求していくことにした。この問題を考えていく手段のひとつとして小泉政権の行った規制緩和を1つの軸として考え、現状に対して行われている政策の内容と、与党と野党の主張を比較検討することも行い、わが国の格差社会に対するその現状と課題、これからの日本において真に求められる政策とは何か考察を行った。その上で解決策として給付制度の変革の提案、さらに高齢化社会が進む中で重点を置かれるであろう年金の制度に関して最終的に着目し、自身の考えを論じている。
《1班/3年生》
「北方領土問題について」
「日米交渉:太平洋戦争をとめることは不可能だったのだろうか」
このレポートでは、1941年に開戦した太平洋戦争の前に行われていた、日米交渉で日米開戦を避ける上で重要だったと思われる点をいくつかに絞り述べて行きたいと思う。その上で、太平洋戦争が一体どのように始まったのかを改めて考えて行きたいと思う。
《2班/4年生》
「福田ビジョン」を考える:地球温暖化と日本の可能性」
《2班/3年生》
「韓国の選挙制度と地域主義」
「若者の雇用政策について」
 近年厳しい雇用環境におかれてきた若年者について、フリーターの実情をとらえ、若年者の職業的自立に向けた支援など持続的な経済発展を実現していくための課題について検討し、産業界と連携した就業能力開発を行うことや、非正規雇用のキャリアを企業が評価するようにはたらきかけるといった支援策を提案。
「米印原子力協定からみるNPTのゆくえ」
《3班/4年生》
「日本の核武装は必要か」
《3班/3年生》
「在日外国人の参政権問題」
 日本国籍をもたずに日本に生活の拠点を置き暮らしている外国人たちがいる、外国人参政権とはそんな彼らに日本の政治へと参加する権利をもたらすものである。自国籍を持たない外国人を政治へと参加させることについて様々な論争が起こっている。本レポートでは、外国人参政権における論争を主に憲法解釈の観点から比較検証を行いその妥当性を検討していくとともに、外国人参政権を国民化と民族の観点から検討し、これからの展望を考察していく。
「捕鯨問題の現状と展望」
 かつて欧米を中心とした捕鯨国によって広く行われてきた捕鯨であるが、資源管理の必要性の高まりと動物愛護・自然環境保護の意識の向上とがあいまって1960〜70年代に反捕鯨運動が活発化した。現在では、日本を含む一部の捕鯨国が国際捕鯨委員会に加盟している反捕鯨国の非難を浴びながらも捕鯨を続けている。本レポートでは、捕鯨問題の現状を明らかにしたうえで、日本が捕鯨問題に対してどのような態度をとっていくべきか、ということについて検討したい。
《4班/4年生》
「モンゴル民主化後における教育格差問題:地方における教育支援の考察」
《4班/3年生》
「第三国定住制度導入に向けて」
「外国人研修・技能実習制度の在り方」
 我が国で深刻な問題の一つとして挙げられる、少子高齢化社会の進行。その延長線上に予測される生産人口の減少。現在の生産性を維持すべく、外国人労働者の受け入れが積極的に議論され、その受け入れ方法の一つとして「外国人研修・技能実習制度」への関心が高まっている。しかし、現在の本制度では指摘される問題点が多いため、各方面から改革案がだされている。本レポートでは、現在の本制度における状況や問題点を挙げ、各方面の改革案を比較し、理想とされる本制度の在り方を提言する。


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