松本サイト玄関へ/演習の玄関ページへ/ページ最後

「日本外交論演習」の記録
2012年度期末論文

 

文責:松本邦彦
最終更新時:2013年3月22日(金)/増築:2013年3月22日)

◎期末論文題目リスト(&目標規定文)
《4年生》
「外国人旅行者を対象とした東北の観光事情と今後の課題」
 本論では、東北地方の観光の状況を、東北を訪れる外国人旅行者の数、国籍、目的に焦点を当て、みていく。また、東日本大震災が観光分野に与えた影響と、その後の日本全体や東北地方での観光誘致の仕方についても言及していく。そして、今後、より多くの外国人旅行者に東北地方を訪れてもらうためには何をすべきかを探っていく。
《3年生》
「イラク戦争における情報操作」
 2003年3月20日。イラク戦争が始まった。そして昨年2011年12月14日、アメリカのバラク・オバマ大統領が米軍の完全撤収によりイラク戦争の終結を正式に宣言した。
 開戦当時、この戦争はアメリカがイラクの大量破壊兵器問題を解決しイラクの武装解除を行うこと、全てのテロの根源であるイラクのサダム・フセインを倒す目的のものであると主張された。しかし、イラク戦争の大義とされた大量破壊兵器やサダム・フセインとテロリストとのつながりを裏付ける確かな証拠は未だ見つかっていない。そのため、開戦前からあった批判が、戦争後にはさらに強く主張されるようになった。つまり、公式の戦争目的の根拠自体がでっちあげ(捏造)されたのではないか、アメリカ政府には公式の戦争目的とは別に本当の戦争目的があったのではないかという批判である。また、関係各国政府も、イラク戦争にたいする自国政府の態度・経緯の検証をおこなっている。
 このレポートでは、公式の戦争目的がどのような根拠にもとづいて設定されたのかを検証することを目的として、開戦前にイラクの大量破壊兵器問題とテロリストとサダム・フセインとのつながりに関わる情報収集・分析がアメリカ政府内でどのような情報をもとに行われたのか整理していく。


ページ最後/松本サイト玄関へ/演習の玄関ページへ/ページ先頭