研究室だより 2011

※今年度は、8月の異文化間コミュニケーションT(台湾・中山大学)と3月の北京・河南視察を中心に紹介します。

8月:台湾・異文化間コミュニケーションTの引率
この実習は、海外で10日前後語学学習などの研修をおこなう学部開講の授業です。
今年度は、8月22日から9月1日まで、台湾の台北および高雄の中山大学で研修をおこないました。
参加者は14名。このうち翌年歴史学を選んでくれた一年生も含めて5名が歴史学の学生でした
中村は途中3日間同行し、巨大台風を呼び込んだ挙げ句、襲来直前にサッと帰国しました。
※実習の詳細は、人文学部広報誌にも掲載されています。
 
台北の地下鉄ホーム

 夜市で見つけた道教寺院
 
華西夜市に突撃
 
南国フルーツ!
 
台湾新幹線で高雄に。今年は辛亥革命100周年(故宮の記念バッグ)

中山大学は風光明媚な海際に立地。学生はここで毎日語学や文化体験の授業に励みます。

高雄はカラスミでも有名。炙って食べると最高

海鮮料理で有名な旗津にはフェリーで渡ります。

実習の山場は日台の学生による発表会。しっかり山形をアピールします。

発表会の打ち上げ。この翌日から台風襲来・・・
3月:卒論発表会      
3月:北京・河南提携大学視察
山形大学と交流協定を結ぶ北京林業大学、河南師範大学に教員3名で視察に行きました。
林業大学には現在東洋史の学生が留学中!留学成果を確かめるべく、いざ北京へ。
続く河南師範大学は中国の中心「中原」に位置する大学です。周辺には、開封・洛陽・龍門の石窟など
中国史上重要な史跡がたくさんあります。学生の日本語学習熱も高く、実習や留学先として大変魅力あるところなのです。    

まずは北京。林業大の学生寮です

林業大構内の様子

日本語科の学生を前に森岡先生が日本現代文学について講演

うちの留学生も山形をアピール!

中国新幹線で一路河南省新郷市へ。
片道5時間
 
新郷市の様子。
今国内は至る所で建設ラッシュです。
 
まずは大学構内の見学です。
 
キャンパスはとにかく広い!
大陸は何かと「尺がでかい!」(同行先生談)
 

日本語科の学生が案内してくれます。とても上手な日本語!
 
「超市」とはスーパーマーケット。


構内には様々な店があり、日常生活がだいたい完結できます。



外国語学院を訪問

これは図書館!
ほんと尺でかすぎです。


宿泊した国際飯店
豪華そして・・・やっぱりでかい。


夜は王副学長以下、日本語科や国際交流センターの先生方と歓談

翌日、バスで鄭州市へ。

「中華文明発祥の地」が中原・河南の矜持です。
銀行も青銅器のオブジェを

鄭州市は新郷より大きく、デパートもたくさん。見慣れた日本ブランドも

本格日本料理屋もあります。寿司と天ぷらと青島。
これなら留学生活に疲れても大丈夫そう。

河南博物院前にて。河南博物院は中国有数の博物館。特に青銅器など古代の文物展示では群を抜く質量。

こちらは甲骨。甲骨文字読めるかな?

帰路は空路で。新鄭空港も綺麗ででかい。
illyのコーヒー飲めたのは感動です。