2015年3月21日更新

たてまつ きよし
立松 潔

退職のごあいさつ
  山形大学に赴任して39年間、本当に長い間お世話になりました。最初の20年間は教養部所属、後半の19年間が人文学部所属でしたが、その間多くの学生や教職員の皆さんと出会い、有意義な経験をすることができました。

 特に人文学部時代に思い出深いのは、就職対策委員(現在の進路指導委員)の経験です。ちょうど連続金融破綻(1997年11月)にぶつかり、就職難が深刻化する大変な時代でした。しかし、そういう時に企業訪問や学生諸君の相談を行うことで就職支援の大切さを知り、多くを学ぶことができたと思っています。またその経験を、私の担当する日本経済論、地域経済論の授業にも活かすことができました。

 またどういうわけか、赴任以来教養教育(基盤教育)の改善・改革に関する委員をする期間が長く、その関係で大学教育関係の学会や学内外の研修会に数多く参加させてもらいました。私の授業が少しはまともになったとすればそのおかげに違いありません。

 そんな有意義な経験をさせていただいた山形大学と、いろんな局面で支えて下さった教職員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。また、ゼミやクラス担任、授業などで知り合った多くの学生諸君とは本当に楽しく充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございます!


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