第二期山形仙台圏交流研究会第44回研究会

2010年06月23日
30時00分〜14時30分
於;人文学部第2会議室


 山形県村山総合支庁始め自治体から5名前,人文学部から教員7名の参加を得て開催された。

1.報告「『めでためでた♪花のやまがた観光圏』について」

 小関正弘総合支庁観光振興室長より,資料に基づいて,今年4月国交省より認定された村山地域7市7町を対象とする「めでためでた♪花のやまがた観光圏」について報告があった。
 ちなみに同省の観光圏整備事業は今回で申請が打ち切られる見通しとのことで4月現在で全国45地域が認定を受けている。本県では酒田・鶴岡ほか二市三町一村が加わる日本海きらきら羽越観光圏,米沢市が加わる会津・米沢地域観光圏,最上町が後に加わった伊達な広域観光圏及び本観光圏の4つが認定されている。

 観光圏認定の最大のポイントは旅行業法の特例として,旅行業務取扱管理者以外でも,例えば,宿泊業者でも一定の研修を終了すれば,旅行業者代理業を営むことが可能となり「地域の魅力を活かした着地型旅行商品による旅行者の滞在促進」が期待できるという点にある,とのことであった。

 その後の質疑を通じて,1)特例の代理業務はその観光圏限定であること,他方で2)観光圏は認定後に拡大可能であること(後から伊達な...に組み込まれた最上町の例)がわかった。

その他 

・「山形県第3次総合発展計画について」

 荻野章総合支庁地域振興課専門員より,資料に基づいて山形県第3次総合発展計画について説明があり,質疑が交わされた。 


 次回は7月21日13時から第2会議室にて開催の予定です。参加を希望される方は安田均(023-628-4270)までご連絡下さい。