人間文化コースの学生全員が履修する必修科目(専門導入科目)になります。
「日本」を多角的に理解するために、日本と東アジアの歴史的交流とその意義について基本的な理解を深めます(東洋史は新宮担当)。
同じく人間文化コースの必修科目(専門導入科目)になります。
モンゴル遊牧民を事例に「家族」という身近なテーマからアジアの多様性について考えます(中村担当)。
ほかにも、基盤教育では「北京の歴史」「マルコポーロの『東方見聞録』を読む」「モンゴル語の歴史」「北アジア遊牧民の歴史」などの講義を開講しています。
2年次前期に開講される専門基礎科目のひとつです。日本史・東洋史・西洋史各々の教員が、自分の専門領域の史資料を取り上げ、実際に学生に読解をしてもらいます。さまざまな史資料にふれることで、各地域・時代の特徴や差異を学ぶと同時に、歴史学に共通する史料分析の手法を学びます。
東アジア伝統社会の歴史的展開を学びます。アジア史を学ぶ上で基礎となる通史的知識となります。
内陸アジアの歴史的展開を学びます。主にモンゴル高原の遊牧民を中心に、オアシス都市や中国本土との関係史学びます。
毎年、各教員が一番ホットな研究テーマを講義するもので、授業内容は専門性が高いものですが、研究史の整理方法、史料の読解方法などを具体的に学べます。
我々が何に頭を悩ませ、どんな結論に至ったのかなど、論文作成のいわば舞台裏を垣間見ることができます。
※過去の講義内容
新宮:「中国都城史研究」「北京遷都の研究」
中村:「清朝宮廷儀礼とモンゴル王公」「清代の法秩序〜中国・モンゴルの比較から」
(一)(二)とも通年で開講され、前後期で内容が異なります。
@史料の読解
主に漢文史料を扱います。担当者がテキストの要約や翻訳をレジメで報告し、それに基づいて皆で議論します。
辞書に加え、さまざまな工具書(参考書)を使いながら、一行の漢文から、当時の世界に思いを馳せます。調べた内容をまとめ、相手に伝えるプレゼン能力も重視します。
アジア史の学生だけでなく、国語の教員志望の方などにもおすすめです。
A日本語論文の読解&卒論作成のスキルアップ
先行研究の調べ方に始まり、相手の論理を理解し、批判し、自分の意見をまとめる訓練をします。インターネットの活用法なども指導します。
また、卒論に向けて、注の付け方や引用の方法、時には日本語添削なども交え、実践的なアカデミックライティングを学びます。
※右の写真は、インターネットの活用方法などを学ぶガイダンス風景です。
学部共通の実践科目で、主に歴史学プログラムの教員が担当します。
同じく、課題演習(地域歴史史料)や(ドキュメンタリー映画と現代史)も歴史学プログラムの教員が中心になって開講されます。
実地に遺跡や史跡を調査し、聞き取りなどを行うことで、歴史像をより立体的に構築できるようになります。
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