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「調査・個人情報・倫理」資料館

  世相一端(「医療」関係) 


(最終更新時:2003年10月20日/2001年12月1日増築)


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<2003年まで>

・2003年9月分

 朝日・2003/09/27社説

「社説/慈恵医大/患者は実験台ではない」
 ※「患者が死亡したのは医師の技量の未熟さが原因だとして、警視庁は手術をした泌尿器科の医師3人を業務上過失致死容疑で逮捕し、手術を許可した診療部長ら3人を同じ容疑で書類送検した。」
 朝日・2003/09/03社説
「社説/名義貸し/医師の倫理はどこに」
 ※「実際には医師は勤務していないのに、働いたことにして病院から報酬を受け取る。 「名義貸し」と呼ばれる不正行為が北海道で相次いで発覚し、文部科学省が全国的な実態調査を指示した。」
・2003年8月分

 朝日・2003/08/23社説

「社説/薬の売り方/薬剤師を生かすには」
 ※「深夜営業を特色とする大型量販店ドン・キホーテが、8月1日から始めたばかりのテレビ電話を使った医薬品販売の中止に追い込まれた。」
 朝日・2003/08/18社説b
「社説b/コロニー縮小/隔離の時代は終わった」
 ※「 唯一の国立コロニー、のぞみの園のあり方を議論してきた厚生労働省の検討委員会が、知的障害者に対する施策の抜本的な転換を求める報告をまとめた。」
・2003年7月分

 河北・2003/07/11社説

「社説/SARS/次の流行にどう備えるか」
 ※「新型肺炎〈SARS)の封じ込め宣言で、感染が深刻だった国や地域が外国人観光客の呼び戻しに躍起だ。」
 朝日・2003/07/06社説
「社説/SARS終息/まだ安心はできない」
 ※「アジアを中心に流行していた新型肺炎SARSについて、世界保健機関(WHO)が終息宣言を出した。」
 読売・2003/07/06社説a
「社説a/SARS制圧/コンマであってピリオドではない」
 ※「世界保健機関(WHO)が、台湾に対する新型肺炎(SARS)の感染地域指定を解除し、SARSの事実上の終息を宣言した。」
・2003年6月分

 山形・2003/06/25社説

「社説/骨髄移植のドナー休暇/民間企業も積極導入」
 ※骨髄移植推進財団では「骨髄ドナー特別休暇」制度の「導入を民間企業にも呼び掛けているが、これまでのところ一部大手企業にとどまっており、幅広い浸透は見られていない。」
・2003年5月分

 山形・2003/05/20社説

「社説/新型肺炎の不安解消/国と自治体 連携密に」
 ※「日本を旅行した医師が、台湾に戻った後に新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)と確認され、宿泊先、立ち寄り先で関係者の健康状態調査が続いている。」
 朝日・2003/05/19社説a
「社説a/SARS/この反省を生かせ」
 ※「関西や四国を観光して台湾に戻った男性医師が新型肺炎SARSと診断された。患者が日本に入ったことが確認されたのは初めてのことである。」
 朝日・2003/05/15社説
「社説/カルテ開示/坪井さん、考え直しては」
 ※「世界医師会が81年に採択し、95年に改定した「リスボン宣言」には、カルテの情報は患者のものと明記されている。〔改行〕 日本医師会の坪井栄孝会長は、00年から1年間、世界医師会長を務めた。」
 日経・2003/05/15社説
「社説/SARSの国内対策急げ」
 ※「厚生労働省は十三日になって、空港や港湾での効果的な検疫、院内感染防止や患者搬送の基本マニュアル、標準的な治療法の開発など、国内でのSARS対策の緊急研究班を設けることを決めた。」
 山形・2003/05/09社説
「社説/県危機管理室に期待/「県民視点」に徹して」
 ※「この四月から県に設置された「危機管理室」は、発足早々に新型肺炎(SARS)騒動に巻き込まれ、ある意味では、その存在意義を強烈にアピールしている。」
 朝日・2003/05/07社説
「社説/生体肝移植/提供者の死の重み」
 ※「10代後半の娘に肝臓を提供した40代の母親が京大病院で亡くなった。」
 河北・2003/05/05社説
「社説/カルテ開示/独自法制化の論議続けたい」
 ※「厚生労働省の「診療に関する情報提供等の在り方に関する検討会」が議論していたカルテ開示の法制化は、見送りが決まった。」
 山形・2003/05/02社説
「社説/新型肺炎と日中友好/収束願い冷静に対処」
 ※「…日本国内での影響は地方にまで拡大、本県の日中交流は軒並み中止、延期などの事態になった。」
・2003年4月分

 朝日・2003/04/22社説a

「社説a/SARS隠し/大国なら大国らしく」
 ※「北京市内でSARSと呼ばれる新型肺炎に感染した人の数は、実はこれまでの発表の約9倍だった。そう認めた中国衛生省の訂正会見が世界に衝撃を与えている。」
 山形・2003/04/07社説
「社説/医療制度の抜本改革/負担や給付、説明不足」
・2003年3月分

 朝日・2003/03/30社説

「社説/医療改革/まだ見えぬ具体像」
 ※「4月1日からサラリーマン医療費の自己負担が2割から3割に上がる。それに先立ち、政府が約束していた医療制度改革の基本方針がまとまった。」「基本方針は、診療報酬体系の見直しの中で、患者と接する時間や医者の技術を重視し、医療の情報公開を進める方向を示している。」
 朝日・2003/03/15社説
「社説/予防接種/副作用への対策を早く」
 ※「はしか、おたふくかぜ、風疹の予防接種を一度にできるMMRと呼ばれる三種混合ワクチンの副作用の被害をめぐり、大阪地裁が国と製造元に損害賠償を命じた。」
 朝日・2003/03/01社説
「社説/出自を知る/親の覚悟が問われる」
 ※「第三者から精子や卵子、受精卵の提供を受けて生まれた子供が遺伝上の親が誰かを知る権利を認める。不妊治療のルールづくりを進めている厚生労働省の生殖補助医療部会が、そんな方針を決めた。」
・2003年2月分
 

・2003年1月分

 朝日・2003/01/22社説

「社説/医局廃止/弘前大学の意欲を買う」
<2002年まで>

・2002年12月分

 朝日・2002/12/31社説

「社説/天然痘テロ/備えあれば憂いなし」
 ※「米国が30年ぶりに天然痘ワクチンの接種(種痘)を再開した。」
 朝日・2002/12/26社説
「社説/抗がん剤/副作用で死にたくない」
 ※「肺がん用の抗がん剤「イレッサ」で、副作用とみられる死亡が日本での7月の販売開始から124人にのぼることが厚生労働省の検討会で報告された。」
※→販売元(アストラゼネカ)ウェブサイト:http://www.astrazeneca.co.jp/。
 日経・2002/12/19社説a
「社説a/医療制度改革案を早急に詰めよう」
 ※「厚生労働省は医療制度改革に関する試案を発表した。」
 山形・2002/12/17社説
「社説/医師、患者間の信頼関係/医療側の努力不可欠」
 ※「県医師会主催のシンポジウムが先ごろ開かれた。テーマは「患者と医師の信頼関係について」。」
 河北・2002/12/16社説a
「社説/医薬品機構法/薬害懸念ぬぐう努力続けよ」
 ※「臨時国会で特殊法人改革関連の四十六法が成立した。厚生労働省所管の「医薬品医療機器総合機構法(医薬品機構法)」は、野党や薬害被害者等の反対で委員会の採決が延びたりはしたものの、会期最終日に可決された。」
 山形・2002/12/13社説
「社説/救急救命士の業務拡大/医療機関と連携密に」
 ※「救急救命士の気管内挿管が、実習などを受けた救命士に限って二〇〇四年七月から認められることになった。」
 日経・2002/12/10社説
「社説/医師逮捕と末期医療の遅れ」
 ※「神奈川県警は、川崎市の川崎協同病院の医師を殺人容疑で逮捕した。」
 河北・2002/12/08社説
「社説/バイオ戦略大綱/不安解消に程遠い安全対策」
 ※「生命科学分野の研究成果を医療や農業などに活用するための国家戦略、バイオテクノロジー(生命工学)戦略大綱がまとまり、小泉純一郎首相に六日提出された。」
 朝日・2002/12/06社説
「社説/医師逮捕/独断は医療ではない」
 河北・2002/12/03社説
「社説/小児救急/非専門医対応の期待と不安」
 ※「東北では六県の四十六医療圏のうち輪番制補助を利用しているのは盛岡、仙台など四地区だけ。拠点病院はまだ一件もない。」
・2002年11月分

 日経・2002/11/28社説

「社説/次の矢に期待する構造改革特区」
 ※「経済活性化への突破口として期待される構造改革特別区域法案が十二月に成立の見通しだ。」「株式会社形態の病院が禁止になる以前からすでにあった六十余りの病院は株式会社方式でほぼ問題なく運営している。」
 朝日・2002/11/05社説a
「社説/研修義務化/良い医者に育てよう」
 ※「国家試験に合格した医師に、そのあと2年間の研修を義務づける制度が、04年4月に始まる。」
・2002年10月分

 朝日・2002/10/22社説

「社説/C型肝炎訴訟/対策の遅れが問題だ」
 ※「出産や手術の際に、ウイルスに汚染された血液製剤の投与でC型肝炎に感染した人たちが、国や製薬会社に損害賠償を求める訴訟を東京、大阪両地裁に起こした。」
 朝日・2002/10/20社説
「社説/医療特区/「病院会社」を試してみては」
 日経・2002/10/11社説
「社説/特区で試せ (株)病院・学校」
 ※「地域を限定し実験的に規制を緩める構造改革特区実施のため、政府の構造改革特区推進本部(本部長・小泉純一郎首相)は十一日に推進計画を決める。九十項目近い規制緩和策を盛り込んだ法案を臨時国会に提出する方針だが、経済・社会への効果が大きい「株式会社による病院・学校の設立・経営」は厚生労働省、文部科学省の反対で今回は見送る。実に理解しがたく今後、首相が実現へ指導力を発揮するよう望む。」 「株式会社の病院は証券市場に上場すれば資本調達をしやすくなり高度な医療機器の導入などに役立つだろう。医療機関同士の競争が高まれば、患者へのサービスが向上する可能性もある。」
 朝日・2002/10/06社説
「社説/女性専用外来/性の違いを考慮して」
 ※同「外来」は「去年春、鹿児島大学付属病院に国立大で初めて開設された。昨年9月には千葉県の堂本暁子知事が県立東金病院に設置した。」
・2002年9月分

 日経・2002/09/17社説

「社説/痛み分かる医師の養成目指せ」
※「医師国家試験を合格した後の二年間の臨床研修が、二〇〇四年度から義務化される。」
 朝日・2002/09/10社説
「社説/日本医師会/今どき「念書」政治とは」
 ※「「確認書」とは、日本医師会の坪井栄孝会長と自民党の麻生太郎政調会長が医療改革について交わしたという文書である。〔改行〕 日付は先の国会の閉会日。その事実は1週間後に坪井氏が記者会見で公表した。」「そういえば、確認書のたぐいは故武見太郎会長時代から医師会の伝統芸だった。」
 朝日・2002/09/08社説
「社説/統合失調症/病名を変えたのなら」
 ※「統合失調症。、精神分裂病と呼ばれてきた病気の新しい名前だ。横浜で開催された世界精神医学会に合わせて開かれた日本精神神経学会総会で変更が決まった。」「日本精神神経学会は病名変更に留まらず、適切な医療と環境整備の推進にも指導的な役割を果たしてほしい。」
・2002年8月分

 朝日・2002/08/29社説

「社説/731部隊訴訟/目を背けてすむのか」
 ※「第2次大戦中に旧日本軍の731部隊が中国大陸でおこなったとされる細菌戦をめぐり、東京地裁が、日本政府に賠償を求めた中国人原告らの訴えを退けながらも、細菌戦を歴史的事実として認める判決を言い渡した。司法として初めての判断だ。」「奇妙なことに、裁判で国は、731部隊が細菌戦を展開したかどうかについて、肯定も否定もしなかった。」
 朝日・2002/08/22社説b
「社説/高齢者介護/オムツに頼らないで」
 ※「寝たきりゼロ作戦」を進める愛知県の事例から。
 朝日・2002/08/17社説
「社説/カルテ開示/患者のための法制化を」
 ※「カルテ開示法制化の是非について厚生労働省の検討会が議論を始めた。」
・2002年7月分

 朝日・2002/07/29社説

「社説/大学病院/まだ白い巨塔では困る」
 ※「医局講座制をこのまま温存していては、日本の医療の未来は暗い。」
 朝日・2002/07/27社説
「社説a/健保法改正/安心の展望はあるのか」
 ※「サラリーマンの医療費本人負担を2割から3割に増やす健康保険法改正など、医療制度関連法が参院本会議で成立した。」「カルテや診療報酬明細書(レセプト)など、情報開示を徹底するための法改正なども必要だろう。… その点、民主党が患者の立場を重視した「患者の権利法案」を提出したことに注目したい。」
 日経・2002/07/19社説
「社説/バイオ戦略、政府は黒衣に徹せよ」 
※「小泉純一郎首相は十八日に官邸で、「バイオテクノロジー戦略会議」の初会合を開いた。」
※首相官邸サイトでの「BT戦略会議」ページ:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/bt/index.html
 朝日・2002/07/14社説
「社説a/やせる薬/危険性を忘れるな」
 ※「厚生労働省には、やせる目的で中国製のカプセル剤を飲んで肝臓病になった例が、他にも報告されている。いずれも日本で承認されていない医薬品による被害だ。」
 朝日・2002/07/11社説
「社説/医療裁判/医師の活用は慎重に」
 ※「民事裁判の審理期間を現在の半分に短縮するよう求める司法制度改革審議会の意見書を受け、具体的な対応策を検討していた法制審議会が中間試案をまとめた。」「最大の問題は、医療過誤訴訟に専門委員制を導入することの是非だろう。」
・2002年6月分

 朝日・2002/06/29社説

「社説/医師逮捕/衝撃を改善につなげよ」
 ※東京女子医大病院の心臓手術ミス事件で。
 日経・2002/06/29社説
「社説/事件隠す「医の体質」正せ」
 ※「昨年三月、東京女子医大病院で人工心肺装置の操作ミスから女児が死亡した事件で、警視庁は医師二人を逮捕した。」「この際患者の権利の法制化を検討すべきだ。」
 朝日・2002/06/27社説a
「社説a/寄付金疑惑/帝京大は真実を語れ」
 ※「帝京大医学部の入試をめぐる不正な寄付金集めが、国税当局の調査で裏付けられた。」
 朝日・2002/06/07社説b
「社説b/精神医療/質の向上を急げ」
 ※「厚生労働省の社会保障審議会による精神障害者の医療福祉計画づくりが大詰めを迎えている。」
・2002年5月分

 朝日・2002/05/27社説

「社説/手術の値段/腕のいい病院を選ぼう」
 ※「厚生労働省は、診療報酬に差をつけることで技術を評価する仕組みを今年度から導入した。」
 河北・2002/05/20社説
「社説/介護身体拘束/廃止への壁 見つめ直そう」
 ※「福祉施設の中でベルトやひもなどを使って高齢者の行動を縛る身体拘束が、なかなかなくならない。介護保険の導入に伴って禁止原則が打ち出されてから二年が過ぎた。」
河北・2002/05/17社説
「社説/新薬の治験期間/安全に配慮し短縮実現を」
 ※「厚生労働省はこのほど、新薬を臨床的に使用して有効性と安全性を確認する「治験」について、期間短縮などを軸とする体制の大幅な改革を来年度から進める方針を決めた。背景には、国内での治験には時間がかかり、日本の製薬会社も欧米での開発を先行させる空洞化が起きている実態がある。」「治験の質を高め、グローバルスタンダードに合致させることを目指した新GCPは、厳格な手続や費用増加を伴ったこともあって参加意欲をそぎ、停滞を招いた。」
・2002年4月分

 山形・2002/04/24社説

「社説/“安楽死”事件/医師の独断許されぬ」
 朝日・2002/04/24社説b
「社説b/「安楽死」事件/医師の独断防ぐ体制を」
 ※「川崎市の川崎協同病院で3年半前、男性が「安楽死」させられていたことが明らかになった。」
※同病院ウェブサイト:http://www.kyodo-dr.com/
朝日・2002/04/21社説
「社説/血液新法/国内自給の早期実現を」
 ※「…血液新法(安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律)案が国会に提出された。」
 河北・2002/04/15社説
「ES細胞の研究/社会的合意の下で推進を」
 朝日・2002/04/12社説
「社説/病院経営/株式会社を排除できるか」
 ※「株式会社を頭から否定するのではなく、じっくり議論してみる価値はある。〔改行〕 そもそも、いまの医療法人が本当に「非営利」なのかという批判も強い。」
 朝日・2002/04/11社説
「社説/歯科医師会/政治連盟と一線を画せ」
 ※「歯医者さんは職能団体である公益法人の日本歯科医師会に入ると、自動的に自民党支援の政治団体である日本歯科医師連盟に入ってしまう。…〔改行〕そんな仕組みはおかしいと、10人の歯科医が連盟からの退会の自由を求めて鹿児島地裁に起こした訴訟で、和解が成立した。自由に入退会できるように連盟の規約を改め、退会届を出した人から徴収されてきた会費はすべて返されることになった。原告側の実質勝訴といっていい。〔改行〕 当たり前の結論だ。」
※社団法人日本歯科医師会ウェブサイト:http://www.jda.or.jp/
 朝日・2002/04/08社説b
「社説b/電子カルテ/あくまで患者のために」
 ※「そんな電子カルテの実例発表会が先ごろ東京都内で開かれた。」
 朝日・2002/04/08社説a
「社説a/心神喪失者法/見切り発車はするな」
 ※「殺人や放火など重い罪にあたる行為をしながら、心神喪失などのため罪に問われなかった人たちの扱いを定める新たな法案が国会に出された。」
・2002年3月分

 朝日・2002/03/08社説

「社説/研修医過労死/あきれた前近代性だ」
 ※関西医大の研修医過労死訴訟判決(大阪地裁)について。
 朝日・2002/03/02社説
「社説/ヤコブ病和解/最後の薬害にせよ」
 ※「…国が、東京、大津両地裁から示された和解案の受け入れを発表した。」
 朝日・2002/03/01社説b
「社説b/高齢者医療費/抑制にはほど遠い」
 ※「広まりつつある診療費明細の交付を義務化して、患者がもっと医療費に関心をもつようにすることも大切である。」
・2002年2月分

 朝日・2002/02/22社説

「社説/医療広告/規制緩和を歓迎する」
 ※「医療内容にかかわる広告を医療機関ができるようにする規制緩和案を、厚生労働省がつくった。一般から意見を聞いたうえ、4月から実施する段取りだ。」
 河北・2002/02/20社説
「社説/触法精神障害者/処遇法案の細部詰めよう」


 朝日・2002/02/18社説

「社説/歯科医研修/現実踏まえたルールを」
 ※「歯科医が救命救急センターで研修の一環として医療行為をした。それが医師法違反に当たるとしてセンターの研修責任者が起訴され、全国の歯科医や救急医の注目を集めている。」
 朝日・2002/02/13社説a
「社説a/医療費3割負担/患者がものを言う番だ」
 ※「サラリーマンの健康保険の患者本人負担を2割から3割に引き上げることが固まった。」「せめて、負担増でコスト意識が高まることをその改革のてこにしたい。… 窓口で診療報酬明細書(レセプト)並みに詳しい内訳書の発行をすべての医療機関に義務づければ、不正請求や過剰な診療を抑える効果が期待できる。」」
 河北・2002/02/04社説b
「社説/肝炎感染再調査/県の遅れ取り戻す解明を」
 ※「塩釜市の医療機関の通院患者四人がB型肝炎で死亡した問題で、宮城県が設置した感染調査検討会による再調査が動き出した。」
・2002年1月

 朝日・2002/01/10社説

「社説/気管内挿管/体制整備を急ごう」
 ※日医の「坪井会長の「救急救命は医師の使命」という主張に異論はない。だが、開業医が24時間態勢で救急車に同乗することが現実的かどうか、大いに疑問である。」
<2001年まで>

・2001年12月まで

 朝日・2001/12/30社説

「社説/ハンセン病/一人ひとりが試される」
 ※「ハンセン病の元患者らが国を相手に賠償を求めた裁判が、全面解決に向かう見通しとなった。」「長きにわたって差別や偏見に苦しめられた人たちが、人間の尊厳を本当に取り戻すことができるようにしなければならない。意図せぬ「加害者」であったともいえる私たち一人ひとりもまた試されている。」
 山形・2001/12/17社説
「社説/救急救命士の気管内挿管/法整備検討を視野に」
 ※「十分な訓練を積むなどの条件付きながら、厚生労働省、消防庁は救命士でもできるよう、法整備を早急に検討すべきだ。」
 山形・2001/12/07社説
「社説/献血、骨髄、アイバンク/善意の輪を広げよう」
 ※「…角膜の提供を仲立ちしてきた県アイバンクが組織存続の危機に立たされている。」
・2001年11月まで

 山形・2001/11/29社説

「社説/高齢者も使えるITに/医療と福祉を最優先」
 ※「県内では、鶴岡地区医師会で経済産業省の支援を受けて、一地域、一患者、一カルテを目指して「地域電子カルテシステム」の構築し〔ママ〕、その実証実験を進めている。」 「米沢市内でも先に山大工学部や企業など産学の有志による「米沢ビジネスネットワークオフィス」を設立したが、その中にもインターネットでの買い物、テレビ電話を使った在宅医療などが含まれている。」
 朝日・2001/11/26社説
「社説/生物兵器/禁止条約の強化を急げ」
 ※米政府が生物兵器禁止条約について、バイオテロ防止に向けた追加措置を提案。一方、2001年7月には同条約に「検証制度を設ける議定書案を拒否した。日本、欧州、途上国の多くが賛成した案だった。「検証の過程で企業機密が漏れかねない」ことなどを反対の理由にした。」
 朝日・2001/11/26社説
「社説/205円ルール/医師会も廃止受け入れよ」
 ※「医療制度改革案に厚生労働省がその見直しを盛り込んだ。合理性に欠け、不透明だと、長年指摘されてきた。廃止するのが当然である。」
 朝日・2001/11/21社説
「社説/触法精神障害者/与党案は練り直しを」
 ※与党プロジェクトチームの報告書がまとまって。
 日経・2001/11/20社説
「社説/ヤコブ病訴訟の全面解決を」
 朝日・2001/11/16社説
「社説/ヤコブ病裁判/和解のテーブルにつけ」
 ※東京、大津両地裁が所見を示して。
  朝日・2001/11/06社説
「社説/ヒトES細胞/受精卵への畏れを大切に」
・2001年9月まで

  朝日・2001/08/19社説

「社説/医療レセプト/電算化は時代の流れだ」
・2001年6月まで

 朝日・2001/05/09社説

「社説/疑わしきは届け出よ/医療事故死」
・2001年3月まで

 朝日・2001/03/29社説

「社説/薬害エイズ/判決は「免罪符」ではない」
 河北・2001/03/29社説
「社説/薬害エイズ無罪/責めを負うべきはだれか」
・2001年2月まで

 日経・2001/02/21社説

「社説/包括的な生命倫理規定を」
  河北・2001/02/15社説
「社説/ヒトゲノム解読/遺伝子万能の風潮に一石」
  日経・2001/02/14社説
「社説/ポストゲノムは戦略的に」
  河北・2001/02/02社説
「社説/クローン人間/この技術に免罪符はない」
・2001年1月まで

  朝日・2001/01/26社説

「社説/問題漏えい/歯科医免許って何?」
 日経・2001/01/26社説
「社説/クローン技術の行方は」
 河北・2001/01/18社説
「社説/筋弛緩剤点滴事件/危機管理の反省点生かせ」
<2000年まで>

・2000年12月まで

 朝日・2000/12/31社説

「社説/医療の明細書の開示を」
 朝日・2000/12/13社説
「社説/生殖医療/議論のベースはできた」
 ※厚生省の生殖補助医療技術に関する専門委員会の報告書。
  朝日・2000/11/29社説
「社説/安楽死/オランダに追随できない」
 朝日・2000/10/23社説
「社説/医の研究倫理――被験者尊重の流れを」
 朝日・2000/08/26社説
「社説/奥羽大学/信用かけ疑惑の解明を」
 ※「疑惑はきわめて濃いといわざるをえない」
・2000年6月まで

 朝日・2000/06/28社説

「社説/遺伝情報の解読/自分をどこまで知るか」
 河北・2000/06/23社説
「社説/医療事故対策/まず情報共有の仕組みを」
 ※「厚生省でさえ事故の実態を把握できない今の事故集約システム」について。
 河北・2000/05/16社説→【行政】河北・2000/05/16社説へ移動

・2000年4月まで

  朝日・2000/04/27社説

「社説/バイオ振興/安全と倫理性が基本だ」
 日経・2000/04/25社説 → 政治家の個人情報と倫理なのでと【行政】日経・2000/04/25社説へ移動

 河北・2000/04/21社説

「社説/クローン人間/規制法に倫理の肉付けを」
  朝日・2000/04/13社説
「社説/医療事故/過ちから学ぶ仕組みを」
  朝日・2000/03/10社説
「社説/クローン人間/規制は開かれた観点で」
・2000年2月まで

 河北・2000/02/22社説

「社説/論議呼ぶ体外受精の緩和/子の権利保護を優先せよ」
  ※日本産科婦人科学会の倫理審議会の見解に対して。
  朝日・2000/02/19社説
「社説/ヒト受精卵/利用には幅広い意見を」
 ※生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会の報告書発表。
 朝日・1996/02/23社説
「社説/薬害エイズの資料公表/これは行政の犯罪だ」
 ※「「存在が確認できない」とされてきた薬害エイズに関する厚生省の内部資料が、やっと公表された。」

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